日常のあれこれをそこはなとなく

料理、わんことの日々、海外ミステリを中心とした読書、ソフトバンクホークス、JAZZなどを書いていきます。

死のドレスを花婿に

2018-09-15 05:24:40 | 読書
ピエール・ルメートルの『死のドレスを花婿に』を読みました。



高学歴で仕事のできるエリートだったソフィーは、ある時から、自分で意識しないでやってしまう奇行に悩まされます。記憶が極端に衰え、物をなくすことが相次ぎます。その奇行により、仕事を失った彼女は、ある政治家のベビーシッターとして働き始めます。そこで彼女を待ち受けていたのは、とんでもない事件でした。逃亡を企てた彼女は新たに起きた事件により追い詰められて行きます。



前半はややとりとめのない、救いのないストーリーで、どうなるのかと読んでいましたが、フランツが登場して、物語は一変します。そういうことか、とわかってからも、ソフィーは執拗に苦しめられます。そしてとんでもない展開を見せて、あとは一気に読まずにいられませんでした。いやはや大変な作品でした。構成的にちょっと荒削りな所はありますし、疑問に思う点もなくはないですが、圧倒的なストーリー展開には参りました。面白かったです。
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ガンモと野菜の煮物

2018-09-14 05:23:40 | 料理
ごく普通のお惣菜です。



ガンモ、しいたけ、おくら、ごぼう、里芋、にんじん、そしてここに並べるのを忘れましたが、たけのこを使いました。里芋は下ゆでします。ごぼうもお酢につけてアクを抜きます。おくらも別にさっと湯がいて冷水にとって色を出します。



お出しを作ります。水に昆布と茅乃舎のだしを入れて火をつけます。沸騰する前に弱火にします。昆布は途中で引き上げます。



煮ます。砂糖、醤油、白だし、酒、味醂を入れます。我が家では薄味にしてお出しの味を引き出すようにしています。最後におくらを入れます。



出来上がりました。ガンモにお出汁がしみて美味しいです。野菜もそれぞれ素材の味がしっかり残っています。
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イ〜マ、ミ〜ヤ!

2018-09-13 05:36:58 | ホークス
8月からホークスの快進撃が続いています。昨日はホークスが4連勝し、ライオンズが負けたので、ゲーム差が3ゲームになって、獅子の尻尾が見えて来ました。



ホークスは、先発投手陣が安定した仕事をしてくれて、厳しかった中継ぎ陣に余裕が出て来ました。牧原選手、柳田選手の好調や、グラシアル選手の勝負強さなど、さまざま好調の要因はありますが、この人、今宮選手の活躍が大きいです。後半戦は3割を超える打率に加えて、ここ10試合で7本塁打と長打力も見せています。今シーズンは右肘の故障で2軍での調整も長かったですが、ここへ来てこの活躍は嬉しいです。



ホークスからジャイアンツに行った杉内投手引退のニュースが入って来ました。彼はダイエーホークス時代の左のエースとして大活躍してくれました。2005年あたりの安定感は、素晴らしいものがありました。ゆったりしたフォームからズバッと決まるストレートは、球速以上の威力があって、バッタバッタと三振の山を築いていきました。卓越した理論も持っているので、もう一度ホークスに戻ってきて若手を指導して欲しいと思います。お疲れさまでした。
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溝の口野郎の濃厚鶏ガララーメンと壱龍の特製札幌味噌ラーメン

2018-09-12 05:38:38 | ラーメン
溝の口野郎に初めて行きました。



このお店は駅前すぐの所にあるのですが、いつも閉まっていて、今回初めて入りました。鶏ガラスープが売りのお店です。濃厚鶏ガラスープの醤油ですが、見かけほど濃厚ではなくて割とスッキリしたスープです。抑えるところはしっかり抑えているスープです。細麺ストレートの麺はそれなりで、全体的にちょっと特徴のないそつのない一杯でした。



前回、壱龍に行こうとして、手前の長崎チャンポンのお店に入ってしまったので、今回はちゃんと壱龍に行きました。よく考えないで札幌味噌ラーメンの特製を頼んだら、こんな凄いトッピングで出て来ました。スープは、鶏ガラ魚介系スープで、北海道ラーメンの作法通り、鉄鍋でもやしを炒めて作っているので、野菜の甘みが優しい味噌味です。麺はかん水の効いた中太ちぢれ麺でコシがあります。厚切りチャーシューと角煮を食べるのには難儀しましたが、とっても美味しかったです。完成度の高い一杯です。
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ゲイリー・バートン&小曽根真「VERTUOSI」

2018-09-11 05:13:39 | 音楽
この夏も何枚かCDを買いました。



ヴィブラフォン奏者のゲイリー・バートンと、ピアノの小曽根真のアルバム『VERTUOSI』をゲットしました。名手という意味だそうです。スリリングなゲイリーのヴィブラフォンに、表現力豊かな小曽根真のピアノが軽快に絡んで、ご機嫌なアルバムに仕上がっています。ややクラシック志向のある小曽根真に、長年バークリー音楽院で教えていたゲイリーらしく、音楽性の高い曲もあって幅の広さを感じさせてくれます。



こちらは、ここのところ気になっているクリフォード・ブラウンの『The beginning and the end 』です。このアルバムは、クリフォードの1952年の初録音と、1956年の事故死の直前に録音された音源のカップリングアルバムです。なので初めと終わりというタイトルです。演奏だけ聴くと、底抜けに明るいクリフォードのトランペットが、これでもかと歌っていて、とてもこの数時間後に亡くなるとは思えません。ヴォーカルの曲もあって楽しいアルバムです。
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