黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『DDD 2』奈須きのこ(講談社)

2007-10-29 | 読了本(小説、エッセイ等)
感染者の精神だけでなく、肉体をも変化させるアゴニスト異常症……人は、その症状からその病を“悪魔憑き”と呼んでいる。
妹・火鉈に左腕を喰われ、そのA異常症専門の病院・オリガ記念病院に入院していた大学生・石杖所在は、2004年8月にようやく退院。そんな彼が生活の為、監察官・戸馬的から、四肢がなく黒い義肢を装着する麗人・迦遼海江の介護の仕事を紹介してもらうことに。
一方、その頃、支倉市のアンダーグラウンドでは、“SVS”という、ピッチャー対バッターの勝負を簡略化した賭けゲームが流行。そこに2度変化するという魔球を投げる“シンカー”という名の悪魔憑きが現れ、彼との勝負に負けた打者を殺すという噂が流れていた。所在は、高校時代の後輩・霧栖弥一郎との関わりでその騒動にかかわることに……1.2“S.vs.S”、
“吸血鬼”とあだ名される不死身の悪魔憑き・日守秋星。野放しになっている悪魔憑きとしては最長の年月を誇り、犯してきた事件も最多を記録している。そんな彼から、新しいあだ名をつけて欲しいと頼まれた所在は……3“/FOMALHAUT.”、
2005年2月14日。オリが記念病院から急難信号が発せられた。A異常症患者による暴動が発生、それが無差別大量殺人へと発展したという。マトに駆り出され、そこへ乗り込むことになった所在は……4“./Vt.in day dream.”の4章収録。

1巻を読んだのが大分前なので、かなり忘れ気味ですが(笑)、時間の流れ的には1巻よりも前の話のようです。後ろ2つの話は短く、SVSの話が主。この話だけで1冊にまとめても良かったような…;

<07/10/28,29>