黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『ドルフィン・エクスプレス 光のカケラ』竹下文子(岩崎書店)

2007-10-20 | 読了本(小説、エッセイ等)
三日月島では、もうすぐジュエルの祭。
家族や親しい者同士で贈り物をしあうので、テールの働く、海の特急貨物便ドルフィン・エクスプレスも大忙し。
祭当日を明日に控え、今日の最後の荷物を届けに、アーケードに出かけたテール。配達日指定で三重丸(本人手渡し)の荷物だったが、配達先の占い師・ホタルはあいにく留守。しかたなく事務所に帰ろうとした矢先、テールは何者かに襲われ、危ういところを黒ねこサンゴロウに助けられる。
そのまま彼のうみねこ船に乗ってやってきたのは、テールがかつて後にした故郷・ノアだった……

シリーズ第5作。
ハラハラドキドキしつつ、楽しく読みました♪
テールくんが、自分が捨ててきた過去の中に、気づかなかった優しさを知った場面が印象的でした。

<07/10/20>