両親の離婚により、それまで住んでいた地を離れ、母・千賀子と妹・杏樹と3人で暮らす高校生・加納碧李。
杏樹は、事故死した父の妹夫婦の娘で、血のつながりのない彼女を引き取っているという複雑な事情。
東部第一高校の陸上部に所属していた碧李は、秋の大会の1万m走で惨敗、その一週間後に陸上部に退部届を出していた彼だったが、監督・箕月衛はその受理を保留。マネージャー・前藤杏子も、何とか彼を陸上部に引き戻そうとする。
しかし、碧李には他の人にいえない退部の理由があった……それは幼い杏樹をあることから守る為。
しかし、それは陸上から逃げようとする自分への言い訳ではないかと感じている碧李。
そんな彼は再び陸上へと向き合う決意をするが……
スポーツが主、という感じではなく、碧李の家庭や周囲の人々を取り巻く“事情”や思いを描いたお話。
内容的には、これで完結というよりも、これから始まる、といった感じのラストでしたし、続きを読んでみたいかも。
<07/7/30>
杏樹は、事故死した父の妹夫婦の娘で、血のつながりのない彼女を引き取っているという複雑な事情。
東部第一高校の陸上部に所属していた碧李は、秋の大会の1万m走で惨敗、その一週間後に陸上部に退部届を出していた彼だったが、監督・箕月衛はその受理を保留。マネージャー・前藤杏子も、何とか彼を陸上部に引き戻そうとする。
しかし、碧李には他の人にいえない退部の理由があった……それは幼い杏樹をあることから守る為。
しかし、それは陸上から逃げようとする自分への言い訳ではないかと感じている碧李。
そんな彼は再び陸上へと向き合う決意をするが……
スポーツが主、という感じではなく、碧李の家庭や周囲の人々を取り巻く“事情”や思いを描いたお話。
内容的には、これで完結というよりも、これから始まる、といった感じのラストでしたし、続きを読んでみたいかも。
<07/7/30>