涼の舞＠大阪屋

　対角線で上下が分かれていて、上は水羊羹、下はいちじくのゼリーです。
　どちらもさっぱりとした甘さで良い感じ♪
　
　大阪屋：新潟（各地）

『ラベルのない缶詰をめぐる冒険』アレックス・シアラー（竹書房）

“天才少年”然とした容貌を持つ、ファーガル・バムフィールド。
外見どおり、天才少年であることを求められる彼が、世間のプレッシャーから逃れる為に始めたのは、ラベルが取れて、中身のわからなくなった缶詰を集めること。
その数も49個になり、さすがに母に注意を受けたファーガル。かろうじて50個までという約束を取り付け、残るひとつを吟味していた彼は、ある日、カラカラ音がする、軽い缶詰を見つけた。
買って帰り、早速開けてみるとそこに入っていたのは、金のピアス。
さらに、同じように不審な缶詰の中からは、人間の指が……。
謎を追うファーガルは、自分と同じ缶詰集めの趣味を持つ少女、シャーロット・ペティグルーと出会い、彼女も同様に不審な缶詰を手にしていることを知る……

さながらラベルのない缶詰を手にした時のような、ドキドキわくわく感がいっぱいなお話。
……ただしちょっと都市伝説風味なので、うわぁ；な感じですが(笑)。

<07/7/3>

『なによりも大切なこと』あさのあつこ（ＰＨＰ研究所）

止まることを許されない、10代という残酷な時間を過ごす子供たち。
『バッテリー』『№6』等、数々の作品で作中の少年少女たちによって語られる言葉を、そんな彼らに捧げるメッセージブック。

あさのさんの作品から抜粋した言葉を集めた一冊。
こうして集めてみると、本当に良い、深い台詞が多いですね～。

<07/7/3>