黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

銘菓 黒柿@望月菓子店

2007-07-12 | スイーツ
 干し柿の中をくりぬいて、白い羊羹が詰め込まれています。
 そう甘すぎもせず、素朴な感じ。
……お値段は、ちょっと高いかなぁという気がしなくも;
 
***** ***** ***** *****
 望月菓子店:新潟(見附)

 町の小さなお菓子屋さん。
 ちょっと前に、ちょー地方紙(市内の新聞/笑)に↑の広告が載っていて気になっていたのですが、家とは逆方向の為、なかなか行く機会がなく(というか、場所もわからなかったのですが)、今回ようやく買いました。
 

『青年のための読書クラブ』桜庭一樹(新潮社)

2007-07-12 | 読了本(小説、エッセイ等)
東京・山の手の広々とした敷地内に、幼稚舎から高等部までの良家の子女たちが通う、伝統ある女子校・聖マリアナ学園。
その旧校舎の裏の、崩れかけた赤煉瓦ビルの3階に存在する“読書クラブ”……異端者が集う場であるそこには、学園史上からは抹殺された数々の事件が綴られたクラブ誌が存在していた…これはそんな学園の裏の歴史。
1969年。高等部から学園へやってきた、美少女・烏丸紅子。貧乏臭さから除け者にされていた彼女は、読書クラブへ。明晰な頭脳を持ちながら、醜い少女・妹尾アザミは、彼女を“王子”に仕立て上げる為に、画策する……『烏丸紅子恋愛事件』、
1919年。パリから単身日本へ渡り、学園を設立した修道女マリアナ。40年の長きを学園の為に捧げ、少女たちに慕われていたマリアナが、ある日忽然と姿を消した。そのマリアナには、6つ上の兄・ミシェールに絡み、生涯隠し続けた秘密があった……『聖女マリアナ消失事件』、
1989年。読書クラブへやって来た、3人の派手な扇子を持つ奇妙な少女たち。彼女たちは、学園をディスコ化し……『奇妙な旅人』、
2009年。読書クラブで内気な少女であった、山口十五夜は、苺の香水を嗅いで後、ロックバンド“人体模型の夜”を結成。ロックスターに……『一番星』、
2019年。たった一人となってしまったクラブ員・五月雨永遠。彼女のちょっとした行動が、学園の人気をさらう謎の存在“ブーゲンビリアの君”を生んで……『ハビトゥス&ラティーク』の5編収録。

とてもおもしろかったです~♪特に『烏丸紅子~』の台詞が(笑)。
装丁も素敵ですv(切絵だそうですが、すごく細かくてびっくり)

<07/7/12>