仮 定 さ れ た 有 機 交 流 電 燈

歴史・文化・環境をめぐる学術的話題から、映画やゲームについての無節操な評論まで、心象スケッチを連ねてゆきます。

人文学系情報発信型ポッドキャスト「四谷会談」第17回 / "フィールド"とは何か1

2015-07-25 22:34:54 | ※ 四谷会談
5月からずいぶんと間が空いてしまいましたが、人文学系情報発信型ポッドキャスト「四谷会談」の第17回をお届けします。
今回は、第16回でとりあげたオオカミ表象の復讐から始め、学問にとって、あるいは生きるということにおいて、「フィールド」「フィールドワーク」とは、何を意味するのかを考えます。昨年の同時期、ぼくらは場所論を通じ、同じ問題に迫ろうとしたわけですが、今回は他者表象という観点のもとに考察を進めてゆきます。ヒントになるのは、人類学者 菅原和孝さんの監修のもとで編まれた『世界の手触り:フィールド哲学入門』。必ずしもフィールドワークの専門家ではない参加者が、フィールドとは何か、フィールドワークとは何かについて語り合います。しかし、今回は繁忙期かつ気候的にもきつくなる7月とあってか、みな少々疲れ気味。言葉もやや途切れがちになりますが、どうぞご容赦のうえお付き合いください。

《第17回収録関係データ》
【収録日】 2015年7月10日(金)
【収録場所】 上智大学四谷キャンパス北條研究室
【収録メンバー】 是澤櫻子(司会:歴史学・アイヌ史・口承文芸論)/山本洋平(司会・トーク:英米文学・環境文学)/工藤健一(トーク:歴史学・日本中世史)/岩崎千夏(トーク:日­本文学・中国語)/堀郁夫(トーク:株式会社勉誠出版編集部)/北條勝­貴(技術・トーク:歴史学・東アジア環境文化史・心性史)
【主題歌】 「自分の感受性くらい」(作詞:茨木のり子、曲・歌:佐藤壮広)
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