CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

忍者の里

2006-04-06 08:58:37 | 雑感
わたくし、やんごとなき理由(会社に疲れた、天気がいいなど)によって
どうしても名古屋へ帰らないといけない
そんなとき国道1号線を走っていくのであります

そして関西方面から名古屋まで行こうとすると
米原経由の高速道路は、
雪という難敵がまっていることが多々あるのと、
事故という魔物が住んでいると評判なので
未だ1度たりとも使ったことがないのでありますが
国道1号は、その手から比較的はずれております
まぁ、比較的というだけで
実際は、些細な事故で長蛇の渋滞となるのでありますが
それはもう運が無かったとあきらめるのみ

脱線

ともかく、わたくし1号線をずずいっと走るのですが
滋賀県から三重県へとわたる
鈴鹿峠を挟むあたり
その三重県側、滋賀県側どちらもでありますが
大変空いております
時間にもよるのでしょうが、土日の昼頃などというと
本当、車がまばらで誰も居ない
大丈夫か1号線と少々心配になるほどでもありますが
そのせいか、ついつい急ぎがちというか
ぶっちゃけ、スピードが出てしまうのであります

まぁ、出てるつっても、わたくし高速道路を高速教習でしか乗ったことがねぇ
というなかなかこの年齢で聞いたことがないような
ステキヘタレスキルの持ち主なので、大したこたぁないんだが
それでも、俺は風になった、とかバカなことを考えるようになると
後ろが気になる、そんな不安を抱えながら運転しているのです

さて

滋賀県、三重県というと何が有名かと聞かれて
赤福とか間違ったことを答える人が多いのですが
時代劇好きにはとても重要な忍者の里であります
鈴鹿のあたりから、湖西にかけて
伊賀、甲賀の里があることでとても有名
ハットリ何某から、ケムマキ何某まで
大変有名な忍者が多いのであります(柘植の飛猿とか出しなさい)

忍者村とかあるのかもしれませんが、何せ忍者の里だ
俺ごときがたどり着けるほど明るい場所には無い(注:方向音痴)
そんな具合で実態は見えないが、おそらく
今の今でも忍者がそこかしこにいるのだろう
そう信じてやまないのであります

そんな折、忍者に会いました

話を戻すと、車の少ない国道1号線
調子こいてへいへいと鼻歌まぢりにアルファステーション聞きながら
(余談だが、鈴鹿峠のあたりは電波が悪いのでよく途絶えるのだ、
しかしアルファステーションはかなり強力な電波らしく、
名古屋でも聞けたりするのだ、すげぇ、ZIPは聞けないのに(余談長い))
走っているその背後に、そう、背後だ
まるで映画のようだった

ん?

わたくし、ルームミラーというのか
あれで後方をさりげなく確認したところ、ちらり
黒い豆のような物体が、ゆっくり蛇行しているのが見えた
そう、豆粒のように後ろだ
なんだろうか、わたくし気にせずそのスピードを保って走る

そしてまたちらり、伺ってみると
あな恐ろしや、豆粒が丹波黒大豆みたいになってる
ちょっとまて、どんだけスピード出してんだ、なんだ?
バイク?相変わらず蛇行というか
大きなグラインドで二車線をめいっぱい使って
すげぇ勢いで迫ってくる
そして、その黒大豆が、パンダカラーだと気づいた

!!!!!!

なんでこんなところに交機がっ
ブレーキを踏んだら大変なことになる
さりげなくサイドブレーキとエンジンブレーキを使って
するすると速度を落とす、落とすほど
よりくっきりと近づいてくるパンダカラーのどでかいバイク

なんとか難をまぬかれた
あのスピードだし、あとはわたくしの車をかわして
先へと進んでいくだろうと安心していたのもつかの間
姿が消えた
ルームミラー、サイドミラー、後方確認
どれをしても姿が見えない、なんだ消えた?
幽霊?峠で死んだライダーの亡霊?バリバリ伝説?(古い)
そこで気づいたのであります
奴は忍者だ
その後、忍者は突然わたくしの左横に現れて
滋賀県警だったか、なんとかというゴシック文字を見せ付けてから
あっという間に消え去っていきました
怖かった、俺がバイクだったら
多分首をもってかれていたんだろう(注:忍者はそういう仕事しません)

というわけで、一瞬にして車の死角に入ることができる
あのでかいバイクに恐怖を覚えたのでありました
流石滋賀県、忍者雇うとはなかなかやりおる
伊達に京都の植民地してねぇな(酷い)
そんなわけわからんちんなことを思いつつ

安全運転で今日もがんばってください


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