CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

光る君へ  誰がために書く

2024-08-25 21:08:19 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「光る君へ」
視聴完了しました
とうとう、晴明が死んでしまった
このドラマ、割とナレーションで人を片付けがちだったけど
流石に大御所晴明といったところか、プロジェクションマッピングみたいなのに包まれて
星になったというのは、相当にかっこよくてよかった
占星術師とは異なるとは思うが、星読みであることは確かだろう最期がかっこいい

副題がわかりやすい感じで、
まぁ、書いた、書こうと思ったということ
それそのものを肯定しているという、大作家のきざしが見えるという
わかりやすいお話だなと、それはそれとして大変楽しんだのだが
もう、それを一気に吹き飛ばすといっていいのか、
終幕間際の「そなたが女でよかった」という父上の言葉、
そしてそれを受けたまひろの表情
これだけで、この回、あるいは、ここに至るすべての物語が救われたみたいな感じが
凄いよくて感動してしまった
自分のために書いたとしても、つまりはそれがすべてを肯定した
あれほど、男であったならばというカウンターになっているのが
本当にもう感動的すぎてすごいなと、しみじみかみしめたのであった

と、そんなラストシーンに持ってかれてしまったので
序盤の印象が薄くなってしまったんだが、
割といい感じで、伊周が図に乗ってきてて、それと決別をはっきりさせる困った弟と、
なんだかんだうまいことやってる、実資とか諸々が
いかにも平安貴族のそれこれという感じで楽しかったところ
こう見ていくと、現代人ぽいというか、慾がさしてないように描かれている道長が
非常に奇妙というか、変わった貴族なんだよなと
改めて思い知ったりするわけだが、これはまぁ、ドラマのそれというものだろう

さておき、うまいこと帝のお眼鏡にかかった感じで、
一見すべて綺麗におさまったかのように、
まひろが召し出されて、道長の奥さんも喜んでというのが
今後、どのようなドロドロ展開を呼ぶのか、その前日譚というか、
前菜のようにしか見えないのは、このドラマにだいぶ鍛えられたということか
ともかく楽しみだと思うばかりである
なんだかんだ、かつての属人でもある、染衛門とうまくやっていきと
来週はとりあえず悶着ありそうだけども
楽しみが続く、先週も思ったけど、いよいよ新章といった感じが楽しみでありました

次回よ早く、そう願いつつである


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