定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

大きな局面

2016年10月12日 20時56分31秒 | お仕事関係
本日午前中、今まで30年勤続の中でも超弩級の兄弟クライアント(クレーマーとは言えない)と応対した。
昨夜は本日の応対のシミュレーションが頭の中でリフレインし続け、1時間置きに目が覚めた。

急きょ鹿児島から駆け付けた兄は、カタギで無い方々と斬った張ったを繰り返す手練手管。
一方大手出版会社で地元の支社長をしている抜け目の無い弟。

どんなに装ったって化けの皮が剥げてしまうと思い、我々が考えた対応策のメリット、デメリットを包み隠さず話した。

ここで具体的に話すわけには行かないが、デメリットについては、我々が兄弟の財産を譲ってもらうためには、一度無償で地元団体に払い下げてもらわなければならないという、
失礼極まりない内容。プライドの高い人なら、怒ってその場で席をたってしまうであろう。

しかし、相手の懐に入っていく直球勝負が功を奏したのか、次に地元団体の代表の方と面会するセッティングまで段取りをしてくれることとなった。

20年近く塩漬け状態の案件が、いまだ表皮部分だけではあるが、少しずつ融解し始めた。

ということで、自分へのご褒美として、妻が漬けてくれたくれた梅酒をちびりちびりと堪能しているところである。