定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

こんなことで喜んでいていいのか

2015年06月13日 08時40分04秒 | お仕事関係
昨日午前中は、旧北条市に相当手強いクライアントと二時間近くの交渉を行った。

出発前、連れの部下から「今回もボイスレコーダーをポケットに忍ばせておきましょうか?」と問いかけられた。

先週の第一回目の交渉では圧倒的な罵倒で打ちのめされ、かつ帰宅後はび妻への嫌がらせ電話をされた(と思い込んでいた。)

「やめておこう。」

こんな機械に頼ってしまうと、「いざという場合には出るところに出てやる。」という開き直り、甘えの気持ちにより、心にスキが出来てしまう。

やはり、ここは自分の仕事の流儀として、退路を断とう。


相変わらず、今までずっと取引を放置してきたことに対する面罵の連続。


しかし、前回の交渉の際に宿題とされていた、複数の隣接者の同意書を提示したところ、

「ほう。」と大きくため息をついた後

「今まで8年間放置し続けてきた懸案事項を一週間という短期間でまとめ上げた点については大きく評価する。」

彼との交渉は、これからも連綿と続くが、すこし風穴を開くことが出来たような気がした。