定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

2014年10月29日 20時42分23秒 | 家庭関係
体質改善のため、早く帰った夜は約5キロ、所要時間約50分の散歩を続けている。
歩きながら、明日の仕事の段取りを組み立てたり、今日の嫌な出来事をもっともらしく正当化してみたり、手足の振幅に連動して、頭は結構使っているのかもしれない。

最近、内職の手が空いている時は、妻が散歩に付き合ってくれる。

中年男が目尻(まなじり)決して早歩きをしていても、夫婦連れならば不審者がられないという利点はあるが、妻の世間話に相槌を打つたび、自由な思考は妨げられてしまう。

「○○さんの秋田犬、5匹も赤ちゃんを産んだんだって」
「ここのレストラン、ほとんどお客さんいないけど、経営成り立っているのかしら」
「金曜日にあっちゃんが帰ってくるから、高島屋で北海道展のお弁当を買ってこようと思うの」

妻はグチや他人の悪口を言わない代わりに、冗談も全く言ってくれない。

かと言って無口ではなく、日常の些事を何の脚色もなく、それでも楽しそうに話しかけてくる。


適当に「うん」「ああ」と相槌を打ちながら、時に「面白くない女だなあ・・・」と思うことも有るが、本人には言わない。

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