定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

2015年03月29日 15時03分14秒 | 家庭関係
久万ノ台と衣山の間にある、近所の山を長年管理してくれていた方が、高齢を理由に返却を申し出てきた。

義父(故人)名義であるその土地については、結婚以後20余年、存在すら知らなかった。
いずれは、我々夫婦や自分の子供たちが管理しなければならないため、天気も良いので散歩がてら、親子3人で現場の下見に行った。

山と言うので杉林か何かを想像していたら、急勾配の斜面に、手入れされた夏みかんの木が植えられ、隙間の土地には、除草の意味も込めてか、びっしりとダイコンが植わっていた。

近々、夏みかんの収穫が終わり次第、現状のまま返却してくれるそうである。

退職後は、野菜を植えたりして管理することも出来ようが、会社で勤務している間は、恐らく自分の性格上、本腰を入れることはできまい。

長年連れ添ってきた妻も重々そのことは承知で、当面夫婦で十分な管理ができない以上、転売することも考えていたそうである。

知り合いの不動産に訪ねてみたが、山というのは値段があって無いようなものだそうであり、住宅地造成等により施主からもとめられて売る場合とそうでない場合では、価格において、末尾ゼロの数が3つも4つも違うそうである。
もちろん、うちの場合には後者であり、後の管理のことを考えればタダでも嫌がられる場合もあるとのこと。

荒れ放題にして近隣の方に迷惑を掛ける訳にもいかないし、新年度直前、また一つ悩みのタネが増えてしまった。










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