定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

アスペルガーと身障者手帳

2018年12月12日 19時46分26秒 | 友達
高校時代のクラスメートからメールが来た。
今治市内の島に住んでいる彼女とは、11月上旬に少人数のクラス会で飲んで以来。
メールの内容。
前半は単身赴任で多忙な私に対する気遣い。
中盤は、義父母の同時介護に明け暮れていた時期の苦労話。

そして後半は、途中退職した娘さんの報告。

娘さんはどうしても会社になじめず、結局中途退職をしたそうだ。
病院では「アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)」と診断されたそうである。
身障者手帳をもらうべきか悩んでいるとのこと。

相談を受けていたわけでは無いが、他人事とは思えなかった。

1・アスペルガーについて
現在、私はうつのため薬物投入中であるが、自分には「あくまで性格の一形態」であると言い聞かせることにより、年内の有給休暇取得実績3日という状況で毎日、うつうつと出勤し続けている。
人の話を聞かない。自分の好きなこと以外には集中できない等のアスペルガーも、一つの性格みたいなものではなかろうか?

2・身障者手帳について
十数年前、交通事故で4月近く休職した後不自由な足で通勤を始めた際に、職場の方から、
「軽油を安く購入できる等のメリットがあるため、身障者手帳を取得してはどうか」とアドバイスを受けていた。
しかし、当時は完治することを信じていたため、アドバイスを受け入れることは出来なかった。


上記1,2の経験から、「あくまで個人的な意見」と前置きをしたうえで、娘さんの身障者認定に反対した。


翌日、彼女から懇切丁寧なお礼のメールが届いた。

その後、娘さんがどのような選択をされたのかは知らない。