定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

今更 「仁」

2016年01月11日 21時39分59秒 | まんが
相変わらず部下との折り合いを上手に付けられないでいる自分を見かねてか、
御用納めの翌日、職場の仲間(彼は自分が漫画好きで有ることを知っている)が、、大きな紙袋を自宅に持参してくれた。

中を見ると、漫画コミック「仁」全19巻。

返すのはいつでも良いので、年末年始を利用して読んでみてくださいとのこと。

テレビドラマでは、年末特番での再放送の際に視聴し、結構ハマっていた。
綾瀬はるかが演じる咲さんの健気な演技に感動した。

しかし、原作を読むことに対して、少し抵抗を感じていた。

金を出して購入しなければならない漫画コミックと、無料で見れるテレビとでは、
自ずと表現可能なテリトリーに佐が出てくる。


経験上、原作で感動した漫画がテレビドラマ、映画化した際には、
いつも初回には、意気軒昂と画面を刮目しているのであるが
上記のような諸々の大人の事情により消化不良を感じてしまい、
最終回にわだかまりを感じる場合が殆どであった。


しかし、今回は逆に、珍しく 動画⇒漫画 のパターンであった。

昨晩全巻読破したが、やはり漫画原作の方が面白かった。

何分、情報ダダ漏れ一方通行の動画と違い、漫画の場合、コマとコマの隙間の時間、空間を妄想でつなぐことができる。
その妄想は、殆どは原作者の意図に誘導された部分が多いが、そこから先は如何に増幅させようが、変窯させようが、読者の随意である。


この感動を更に増幅、変窯させるべく、同期の社員でから預かっている、原作者である村上もとか氏著による
「終わりなき旅-僕はマンガをこう創ってきた」を読み返しているところである。