定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

繁華街を歩く。

2012年11月19日 22時40分32秒 | 旅行関係
先週土曜日、日の出町での催しを終えた後、松山市駅のデパートで家族と合流し、駅前の老舗のスパゲッティー屋で遅い昼食を摂ることになっていた。
家族との合流まで少し時間が有ったので、徒歩で市内に出ることにした。
新立橋を渡り、中の川通りを西に向かい、河原町通りから銀天街の東端に至る。
職場の飲み会の関係で、大街道の二番町通りぐらいまでは頻繁に通過するが、銀天街については、この何十年間、全く通過したことがなかった。
学生の頃は、訳も無く銀天街から大街道までのL字街を往復し、途中の本屋でコミックや参考書を買うことを楽しみにしていた。
私の記憶では、銀天街には、大街道口から、L字に西側に折れる少し手前に1つ、西に向かう通路においては、元ニチイが有った場所の少し西の右側に緑星堂書店、少し信号を越えた左側に明屋書店、更に松山市駅にほど近い左側に丸三書店が有った。そして古書専門の坊っちゃん書房もあったっけ。

銀天街に入る。
クリスマスにはまだ少し日が有るというのに、既に緑と赤の装飾がアーケード中に施されていた。
シャッターが閉まっている店は無い。土曜日の午後ということもあって、人通りもなかなか多い。
今治や西条に比べると、頑張っているみたいだ。

昔、あれほど頻繁に休みごとに出歩いていたのに、余り記憶の無い店名が多い。年月の経過を感じた。

それでも、昔懐かしいお茶の香り、干物の香りがいまだに残っていたのはうれしかった。新しい横文字の店の間に、古い看板のままで仏具や帽子屋も残っていた。