映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「バーニング・オーシャン」

2017年05月09日 | 日記

   

    2010年にメキシコ湾沖で発生し、日本でも大きく報道された海底油田爆発事故を映画
    化した作品で、今年のアカデミー賞視覚効果賞と音響編集賞にノミネートされています。

    2010年4月20日、メキシコ湾沖約80kmに位置する石油掘削施設「ディープウォーター・
    ホライゾン」で、海底油田から逆流した天然ガスへの引火による大爆発が起こりました。
    海上一面が火の海と化す最悪な状況の中、施設内に閉じ込められた作業員たちは被
    害の拡大を食い止めるべく奔走し、決死の脱出を図ります。
    人為的ミスの連鎖や親会社と下請け会社の確執といった小さな原因の積み重ねが未
    曾有の大事故へと繋がり、11名もの尊い命が失われた人災事故を正面から向き合って
    描かれています。
    監督は「ローン・サバイバー」「バトルシップ」のピーター・バーグで、主演のマーク・ウォ
    ールバーグをはじめ、カート・ラッセル、ジョン・マルコビッチら実力派キャストが組まれて
    います。

    火災場面はCGをほとんど使わずに事故の再現をしていますが、スケールも大きくとて
    も良く出来ています。火災場面の描写にくらべ、石油掘削施設の仕組みとか、どうした
    からどうなった等がいま一つ説明不足なのは残念です。
    実話の映画可なので、ラストには実在の人物が出て来ますが、映画の人物とイメージ
    が大違いなのはご愛敬でしょう。



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