年賀状に「今年もまた少し冒険?をしたいと考えておりますので宜しくお願いいたし
ます」などと偉そうに書いたものですから、知人・友人からどんな冒険をするのかと
のメールや電話がひっきりなしでした。それはまだ言えません。このブログを読んで
くださっている皆様にも、少し纏まったらご披露したいと思っています。
去年「スタアのいた季節/わが青春の大映回顧録」を講談社さんから出版したところ、
驚くほどもと大映関係者からのお便りをいただきました。ご本人はほとんど故人でそ
のご家族でしたが、その中で大映京都撮影所の鈴木所長(故人)の奥様から、講談社
に問い合わせされて私の所にいただいたお手紙には、「あなたの本に鈴木所長のこ
とを取り上げてもらい嬉しかった。亡くなった主人もいつか誰かが大映のことを書くだ
ろうと言っていました…」のお便りをいただいたのです。
鈴木所長は永田社長が大映を起こす前からの古いお付き合いがあり、宣伝部や営業
部を長く経験されてきた方で、私は毎月開催されていた宣伝会議で鈴木所長にお会
いしていた経過があります。
昨日、奥様から嬉しいことに鈴木所長が生前に書かれた「ラッパと呼ばれた男」「人生
仕方ばなし」「シベリアメモ」を頂戴しました。「ラッパと呼ばれた男」は私が知っている
永田社長とは少し違って、社長室における永田社長の感じで一気に読みました。「シベ
リアメモ」は鈴木所長が戦後シベリヤに抑留され、生き抜いてこられた日々のメモ的な
もの。「人生仕方ばなし」は衣笠貞之助監督の全貌を記した本で、今晩から読み始め
ます。
さて最後に、実は元旦・2日と体調を崩して寝込み、何処にも出かけず初詣は3日に
なってようやく博多っ子の氏神様・櫛田神社の一社のみ、これではご利益が薄いかな
と心配しています。
何をやるにしても健康が第一です。去年までは我武者羅に走ってきた私ですが、これ
からは健康に留意して頑張るつもりです。どうか今年も宜しくお付き合いください。
↑1月3日、博多っ子の氏神様・櫛田神社にて