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中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

楽しかった旅の一コマ (81) イスタンブールの「ブルーモスク」界隈

2016年01月14日 | 日記

 

           ↑ ブルーモスクを背景に私    ↓ブルーモスクの内部

  

  

  

           

 

    最近、諸外国で勃発するテロ事件は、私が旅をした所が多く心を痛めています。至近

    のトルコのイスタンブールにおけるテロは、まさしく観光の名所であり、各国からの観

    光客のみならず、市民の憩いの場所として有名な旧市街の中心部なのです。

    トルコは親日の国としても有名で、最近の映画「海難1890」にはトルコの大統領が映画

    の最後に出て日本国民へ挨拶をされたのには驚きました。

 

    “ギュウ・ナイ・ドン" まるで牛丼が売切れました…のような言葉ですが、これがトルコ

    語で「お早うございます」です。

    テロが起こった地区には隣り合わせで「ブルー・モスク」「トプカプ宮殿(宝物館・ハレ

    ム含む)」「アヤソフィア」などがあり、それらをつなぐ道路には路上グルメが楽しめる

    多くの屋台が出ています。

    「ブルー・モスク」はオスマン帝国が栄誉を誇った17世紀に建てられたイスラム寺院で、

    ドーム内部に飾られた青い花柄のタイルとステンドグラスの光が、あまりにも美しいこ

    とからブルー・モスクと呼ばれるようになったのだそうです。寺院の外側にある尖塔が

    普通は4本までですが、世界で唯一6本立っているのが特徴です。尖塔(ミナレット)と

    は礼拝の時間を知らせるための塔で、高さは約63~68mあります。

    隣の「トプカプ宮殿」は15世紀にイスタンブールを征服したメフメット2世が建設し、歴

    代のオスマン帝国皇帝が約400年に亘って居城とした建物です。

    広い四つの庭園エリアに分かれ、それを取り囲む建物は現在博物館となり、特に第3

    庭園に面する宝物館には、三つの大きなエメラルドをはめ込んだ黄金の短剣や、世界

    で4番目に大きい86カットのダイヤモンドなど、目を見張る宝石類が並んでいます。

    映画でこの宝物殿を狙う作品がありました。

    「アヤソフィア」はビザンチン帝国時代の360年、コンスタンティヌス2世によりキリスト教

    の聖堂として建てられましたが、オスマン帝国が征服した後はイスラム教のモスクにな

    った建物です。直径33m、高さ56mのドームは世界最大といわれ、外観・内部の豪華な

    石材がとても荘厳で、二つの帝国と二つの宗教が同居する不思議な空間でもあります。

    こんなに平和で素敵な場所でテロが起きたのですが、とても感銘を受けた私の海外旅

    行先の一つなので、思い出もさることながら今どう変化しているのか心配でたまりません。

     

             ↑ アヤソフィアの全景

  

                       ↑ 「トプカプ」宮殿

  

  

  

  

  

 

 

 

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