映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「アナと雪の女王」

2014年03月25日 | 日記

   

     ディズニー創立90周年記念作品で、アンデルセンの「雪の女王」に起草して、
     運命に引き裂かれた王家の姉妹が、凍てついた世界を救うため冒険を繰り広
     げる姿を描いた長編アニメーションです。
     ゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞でともに長編アニメーション賞を獲得して
     います。

     アレンデール国王の娘エルサとアナは、とても仲の良い姉妹。姉のエルサは
     触れるものを凍らせてしまう秘密の力を持っていました。
     やがて両親が事故で亡くなり、新女王として戴冠式を迎えエルサは、ひょんな
     ことから感情的になり、真夏の王国を凍りつく冬の世界に変えて雪山に逃げ込
     んでしまいます。

     アナは、逃亡した姉と王国を救うため、山男のクリストフとその相棒のトナカイ
     のスヴェン、夏にあこがれる雪だるまのオラフとともに、雪山の奥へと向かうの
     でした・・・。
     監督はクリス・バックと、「シュガー・ラッシュ」の脚本を手がけたジェニファー・
     リー(女性)による共同監督です。また、短編「ミッキーのミニー救出大作戦」が
     同時上映されています。

     この短編を含めて、もう一度見てみたいと思うくらいのいい出来ばえです。
     雪の結晶や氷が、キラキラと美しく輝く背景に展開するお話はとても上手く纏
     まっているし、私の好きな本格的ミュージカル仕立てでもあり楽しく見ました。
     姉妹の目が大き過ぎて気になるとの感想も聞きますが、どんな美女にでも好き
     嫌いの評価が行くのと同様で、そのあたりは気にしない方がいいと思います。

     同時上映の短編「ミッキーのミニー救出大作戦」(6分)にも触れておきますが、
     1920年代の白黒作品に最新のCGを合体させ、ミッキーの声をディズニー自身
     が吹き込んでいる珍しい短編でもあります。
     「アナと雪の女王」ともども是非ご覧ください。

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映画 「銀の匙」 (再アップ)

2014年03月24日 | 日記

     「銀の匙」の感想は先週の21日(金)にアップしたのですが、操作ミス?で全部消
     えてしまいました。
     同じ文面にはなっていないかも知れませんが、再アップさせていただきます。


   

     週刊少年サンデーに現在も連載中で、既に1300万部を突破していると言われる
     荒川弘(農業高校出身)による同名コミックの実写映画化です。

     進学校に通いながらも挫折してしまい、逃げるように北海道の大蝦夷農業高校へ
     入学した八軒勇吾(中島健人)は、同級生のアキ(広瀬アリス)や駒場(市川知宏)
     のように明確な将来の展望を抱けない自分に違和感を抱きながら、酪農実習や部
     活には四苦八苦です。
     しかし戸惑いながらも次第に自分なりの答えを見つけ始める八軒でした・・・。

     監督は「麦子さんと」などを撮った吉田恵輔監督で、主人公にはアイドルグループ
     Sexy Zoneの中島健人が扮し、広瀬アリス、市川知宏、黒木華、吹石一恵、中村
     獅童など多彩です。

     吉田恵輔監督の初期の作品は好きですが、前々作の「麦子さんと」を見ていると
     俳優の使い方があまり上手くなく、折角の素材を台無しにしていましたが、今回の
     作品も黒木華や吹石一恵の使い方に同様なことが言えます。特に「小さいおうち」
     で好演の黒木華は、前作の面影なしで、如何に監督による使い方の違いを如実に
     示していて残念です。
     色々と展開する挿話も中途半端気味で原作には及びませんが、原作の持ち味を
     少しでも生かして清々しい一面をありますから勿体ない感じです。
     吉田監督の次回作に期待します・・・。
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大映宣伝部・番外編の番外 (6) 「安珍と清姫」ロケで雷ちゃん、若尾ちゃん

2014年03月24日 | 日記



     

     

     このブログに大映の思い出話や写真を長期間アップしていますが、もともと
     我家のアルバムからピックアップしていて、それが100回近くなりますと新し
     い写真を探すのに一苦労です。
     暫らくお休みして押入れの資料整理をとも思うのですが、最近では渥美マリ
     のように、同じシチュエーションなのでボツにしたスナップを出したら好評
     を頂いたこともあり、もう少しは行けるかなと考えています。
     今日はそんなところで「安珍と清姫」の山口県・秋吉台ロケの未アップ・スナ
     ップをお届けします。

     この頃の雷ちゃんはとても元気で、いつものようにジョークを飛ばしては周
     辺を明るくしていたし、若尾ちゃんには最初の結婚があまり上手く行ってな
     いのではと、映画の話をそっちのけにして問いかける記者もいて気の毒でし
     た。私は絶対別れるべし派で、こうしたらいい・・・てなことを若尾ちゃんに少
     々言った記憶があります。

     つい先ごろまではテレビドラマやCMで若尾ちゃんをよく見かけましたが、最
     近は舞台が多いようです。東京の友人が三越劇場で若尾ちゃんの舞台を観た
     けど、若々しく綺麗で元気な舞台だと伝えてきました。
     まだまだ若尾ちゃんならではの役柄も沢山あると思いますので、健康に留意
     されて精進されることを心から願うものです。

     

  

     
      ↑ 若尾ちゃんに離婚を勧める?私でした(以前アップ済)

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楽しかった旅の一コマ (その 35 ) タイの水上マーケット

2014年03月20日 | 日記



  

   

  

     サバイディールー?(日本語でお元気ですか?)
     タイに旅行された人に「水上マーケット」へ行きましたかと伺うと、行っていな
     い方が結構居られるので、次に機会があったら是非行かれたらいいですよと
     申し上げているくらい素敵な場所です。

     水上マーケットはバンコクから車で約1時間のダムヌンサドアックという村にあ
     ります。
     途中椰子の実を加工するココナツファームでトイレ休憩して運河の船着場へ。
     この地方は広く運河が張り巡らされていて、船着場から水上マーケットまでは
     高速船で行きます。

     この高速船がまたまた面白くて、映画「ランボー」に出てきたあの船にそっくり
     です。
     水上マーケットまでは高速船で約20分、一寸したジャングルをくぐり抜けて行
     くのですが、途中には毒蛇に注意の看板も出ていたりして中々スリリングです。

     もともとこの地方は運河の周辺に住み、運河を利用する人が多いのですが、運
     河に面してコンビ二風の雑貨屋さんなどがあり、それが観光客相手の水上マー
     ケットに発展したのだそうで、今では大繁盛で世界中から観光客が珍しがって
     集まってきています。

     高速船から小舟に乗り換えて水上マーケットを回遊するのですが、土地の名産
     品・土産物・果物・食物が舟の上で取引されます。もちろん値切りOK、数が多け
     れば多いほど驚異的にお値段が下がります。
     小舟の上で食べたフルーツとタイ風ラーメンの美味さは忘れません。

     タイではもともとチップの習慣がなかったそうですが、小舟の女船頭が「チップチ
     ップ」と叫びますので、乗っていた客から一人あたり20バーツ(日本円で約60
     円)を渡しましたら大喜びでした。
     これだけ世界中から観光客が集まっているので、仕方がないのかもしれません。

     実際に私も最初は、水上マーケットにはあまり興味が無かったのですが、このに
     ぎやかで独特の雰囲気を持ち、活気あふれる水上市場に来て良かったの実感が
     あり、お薦めスポットの一つです。

  

  

  

  
                                 ↑ 毒蛇マークらご注目
      
         ↑ 日本語が流暢な現地ガイドさんと一緒に
 
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映画 「それでも夜は明ける」

2014年03月19日 | 日記

   

     過日行なわれたアカデミー賞では、作品、監督ほか計9部門にノミネートされ、
     作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞した作品です。
     南部の農園に奴隷として売られた実在の人物ソロモン・ノーサップが、12年間
     の壮絶な奴隷生活をつづった伝記を、「SHAME シェイム」(‘11)で注目を集めた
     スティーブ・マックイーン監督が映画化した人間ドラマです。

     物語は1841年、奴隷制度が廃止される前のニューヨーク州サラトガから始まり
     ます。
     自由証明書を持ち白人の友人も多くいた黒人バイオリニストのソロモン(キウェテ
     ル・イジョフォー)は、愛する家族とともに幸せな生活を送っていました。

     ある日突然、白人の裏切りによって拉致され、奴隷としてニューオーリンズの農
     園に売られてしまうのです。
     狂信的な選民主義者のエップス(マイケル・ファベンダー)ら白人たちの容赦ない
     差別と暴力に苦しめられながらも、ソロモンは尊厳を失うことはなく、妻と子ども
     に会いたいという希望だけが彼を支えます。

     やがて12年の歳月が流れたある日、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人
     労働者バス(ブラッド・ピット)と出会い、最後の望みを彼に託しますが・・・。

     12年間にも及ぶ奴隷生活は、目を伏せたくなるほどのリンチと過酷な境遇で、と
     にかく酷い話の連続です。最後に救われると判ってはいても最後まで引き付け
     られて見ました。
     映画の出来ばえは勿論素晴らしいのですが、あまりの理不尽さと衝撃に、見る
     側としては重過ぎるとも言えるのです。
     常日ごろ、良質な娯楽作品を望んでいる私ならではの感想かもしれませんが、
     アカデミー賞はそういった方向性の作品に与えて欲しかったと思います。
     問題作としてお薦めは勿論ですが、覚悟?してご覧ください。


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