ディズニー創立90周年記念作品で、アンデルセンの「雪の女王」に起草して、
運命に引き裂かれた王家の姉妹が、凍てついた世界を救うため冒険を繰り広
げる姿を描いた長編アニメーションです。
ゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞でともに長編アニメーション賞を獲得して
います。
アレンデール国王の娘エルサとアナは、とても仲の良い姉妹。姉のエルサは
触れるものを凍らせてしまう秘密の力を持っていました。
やがて両親が事故で亡くなり、新女王として戴冠式を迎えエルサは、ひょんな
ことから感情的になり、真夏の王国を凍りつく冬の世界に変えて雪山に逃げ込
んでしまいます。
アナは、逃亡した姉と王国を救うため、山男のクリストフとその相棒のトナカイ
のスヴェン、夏にあこがれる雪だるまのオラフとともに、雪山の奥へと向かうの
でした・・・。
監督はクリス・バックと、「シュガー・ラッシュ」の脚本を手がけたジェニファー・
リー(女性)による共同監督です。また、短編「ミッキーのミニー救出大作戦」が
同時上映されています。
この短編を含めて、もう一度見てみたいと思うくらいのいい出来ばえです。
雪の結晶や氷が、キラキラと美しく輝く背景に展開するお話はとても上手く纏
まっているし、私の好きな本格的ミュージカル仕立てでもあり楽しく見ました。
姉妹の目が大き過ぎて気になるとの感想も聞きますが、どんな美女にでも好き
嫌いの評価が行くのと同様で、そのあたりは気にしない方がいいと思います。
同時上映の短編「ミッキーのミニー救出大作戦」(6分)にも触れておきますが、
1920年代の白黒作品に最新のCGを合体させ、ミッキーの声をディズニー自身
が吹き込んでいる珍しい短編でもあります。
「アナと雪の女王」ともども是非ご覧ください。