映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ダラス・バイヤーズクラブ」 & 「ロボコップ」

2014年03月28日 | 日記

   

     「ダラス・バイヤーズクラブ」
     セクシー俳優と言われていたマシュー・マコノヒーが、エイズ患者を演じるため
     21キロ減量し、まるで別人のような姿で役作りに挑んだ結果、第86回アカデミ
     ー賞で主演男優賞を受賞した実録ドラマです。

     1985年、派手な性交渉を繰り広げていたテキサス・カウボーイのロン・ウッドル
     ーフは、HIV陽性と診断され、余命30日と宣告されます。
     それでもなんとかしたい一心でエイズについて猛勉強、アメリカには認可された
     治療薬が少ないことを知り、彼は代替薬を求めてメキシコに向かいます。

     そこで偶然に出会った女装ゲイのレイヨンとともに、同じように最新薬を必要とす
     る人々のために米国への薬の密輸を思いつき、無認可の薬やサプリメントを売
     る「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立。会員たちは安い月額料金で新しい薬を入
     手することができ、クラブはアングラ組織として勢いづきますが、そこに司法の手
     が迫ります・・・。

     とにかく大減量してこの役にチャレンジしたマシュー・マコノヒーの演技がみもの
     で、アカデミー賞主演男優賞は納得の熱演ですし、もう一人、18キロ減量して挑
     んだ女装ゲイ役を演じたジャレッド・レトも、アカデミー助演男優賞を受賞していて、
     このW受賞した二人の演技を見ているだけでも楽しい作品です。
     物語も面白いし、脚本・演出ともに良しで必見の一本です。



   

     「ロボコップ」
     1987~1993にかけて3本作られた近未来SFアクションをベースに、ポール・バー
     ホーベン監督によるリメイク作品です。

     今回の舞台となるのは2028年、巨大企業オムニコープ社がロボット技術を一手に
     にぎる世界です。
     デトロイトで愛する家族と暮らす勤勉な警察官アレックス・マーフィーは、勤務中に
     瀕死の重傷を負いますが、オムニコープ社の技術によりロボコップとして新たな命
     を得ます。

     強大な力を身に付けたアレックスでしたが、そのことから愛する家族までを巻き込
     んだ、予想外の事態に直面することとなり・・・。

     監督にはメキシコ出身の新人ジョゼ・パジーリャが当り、アレックス役はスウェーデ
     ン出身のジョエル・キナマンが抜擢されています。
     この映画の中で一番活躍するのはVFX技術ということになりますから、久し振りの
     ロボコップものですが、脚本・演出ともに冴えないため騒々しいだけで、新味を感じ
     ない普通の出来でした。

コメント (2)
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