もう時期外れだけど…
名残りの紅葉。
某日、午後のひと時。
小春日和の陽気に誘われて散歩に出かけた。
区立塚山公園。
水の流れていない「じゃぶじゃぶ池」のほとりに佇むと、
名も知れぬ京都の寺の庭を思いだした。
「いいですねえ~」
何気に、缶を手にした先客の女性へ声をかけたら、
「一本空けちゃいました」
気恥かしげに、そう言った。
缶では、紅葉酒とはいかないだろう。
が、これ以上話しかけるのも野暮というもの。
カメラ爺は、ひたすらファインダーをのぞいてシャッターを切った。
名残りの紅葉。
某日、午後のひと時。
小春日和の陽気に誘われて散歩に出かけた。
区立塚山公園。
水の流れていない「じゃぶじゃぶ池」のほとりに佇むと、
名も知れぬ京都の寺の庭を思いだした。
「いいですねえ~」
何気に、缶を手にした先客の女性へ声をかけたら、
「一本空けちゃいました」
気恥かしげに、そう言った。
缶では、紅葉酒とはいかないだろう。
が、これ以上話しかけるのも野暮というもの。
カメラ爺は、ひたすらファインダーをのぞいてシャッターを切った。