kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

満開の桜に映えるドバトの灰二引

2012年04月09日 | 
昔、子どもの頃、伝書鳩を飼っていた。
それだけに鳩には愛着がある。

群れをつくって空を飛ぶ習性を利用して、
不良の中高生が、鳩を飼い、朝夕に飛ばしては、
よその伝書鳩を、自分の群れに紛れ込ませて、
その鳩を業者に売りつけていた。
足輪にナンバーが入っていて、持ち主がわかるのだが、
それをニッパーで切ってしまうのだ。

ドバトは伝書鳩と違って、あまり賢くはない。
しかし、公園に人がいると、餌をくれると思い、
しっかり監察している。
ひとたび弁当のご飯粒をまいたら、あっというまに群がってくる。
よく、「鳩に餌をやらないでください」という表示を見かけるが、
近隣の住居に糞を撒き散らすからだろう。
一時の可愛さのために、餌をやるのは、いけないことなのかもしれない。