kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

幸せ家族 七・五・三

2010年11月05日 | 祭り
この季節、神社・寺に行くと、こんなほほえましい光景に会いますね。
ご存知、七・五・三。

近世以前、日本は疫病や栄養失調で乳幼児の死亡率が高かったため、7歳ぐらいまでは「あの世とこの世の境にある」とされていたそうだ。この行事、子供が元気でいられたことを祝うものだが、三歳=言葉、五歳=知恵、七歳=歯、を神から授かったことを感謝する地方もある。数字が奇数なのは、中国で縁起が良いとされていたからだという。

我が家はキリスト教だったから、この行事に縁はなかった。しかし、第二次大戦開始から敗戦までの間、七・五・三に近いような年齢差で兄弟が生まれ、戦後しばらくして妹が誕生した。みんな丈夫に育ったのは、信仰に支えられた両親のおかげとあらためて思うのである。