ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

2024-2-26(月)、浅野大輔さんの「立春大吉」 🌞

2024年02月27日 05時54分26秒 | 本と雑誌
室温は、6.8度(6:00)。
お天気はいいのに、冷たい北風が吹き荒れて、冬が舞い戻ったような1日となった。

麦ちゃんの丸ーい背中が可愛くて思わず写真を撮りました。

7時に富吉駅宣伝に自転車で出掛けて、そのままゴミ出しボランティアに出掛けると、もうゴミ集積所には収集されて失くなっていた。

自転車にゴミを載せたまま、呼び鈴を押して、北側のガラス窓を叩くと、台所のテーブルでテレビを見ていた。

「いつもありがとう。時間があったら上がらない」と声がかかり、1時間ほどお喋りしました。

86年の人生色々あって、80歳までミシンを踏んで仕立て物をしていたとのこと。

2年前に夫を亡くし、一人息子もお似合いの人と再婚して、幸せになってホッとしたと写真を見せてくれました。

私の悩みも聞いてもらって、「まだ歩けるだけ幸せ。これからもよろくしね」といわれてしまった。

「月に一度はお喋りに来ますね」と言って帰ってくる。

午後から散歩がてらコンビニ行こうとしたが、風強くて寒そうだったので、図書館で借りた浅野大輔さんの「立春大吉」を読み上げる。

夫が仕事に疲れ、ウツになって、医者に転地治療を勧められ、共産党員の若い夫婦が愛知県奥三河のながしの町に引っ越しをしてきた。

引っ越しの挨拶に近所を回りながら、女性の高齢者から「町立病院の透析を中止し、入院ベットを全廃してしまう」と聞いて、これは許せないと町会選挙に立候補する決意をする友川あさひは、高齢女性や患者たちの応援で、当選してしまう。

高齢の女性を中心に「ながしの町医療を守る会」が結成され、請願署名が取り組まれたが、議会で否決されてしまう。

住民投票に取り組み、1000人以上の署名を集め、町長達の取り崩しや代筆の無効署名、怪文書や反共ビラを配布して圧力をかけるが、「町長リコールの是非を問う住民投票」へと発展。

小さな町の民主主義を旗印に老いも若きも燎原の火のように広がっていく様子は胸が踊るようです。

久し振りに心踊る本を手にした思いで、100年の共産党を振り返りながら、歴史を紐解いた本でもあり、一人でも多くの人に読んで欲しいものです。

今日の万歩計は、9,208歩でした
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