昨夜、支援者の方からテレビの議会中継で質疑を観たと長電話をもらいました。議会が変わっていきそな予感がしたと。予感、直感の伝わり様は、時空を超えたデジタル一方通行無線通信です。感想返事がアナログ有線で返ってきました。どちらも大切です。
今日は、政策総務常任員会で付託議案、定住促進条例(案)を審査しました。現行条例が来年3月末で失効するため、新たに制定するものです。曰くつきの制度で、現行条例が時代に合わない、初期の目的を達した、として過去に廃棄提案がなされましたが議会で否決されてきた経過があります。新条例案は、結婚、出産の祝金的な内容は盛り込まれず、定住支援のほかに集落支援として高齢化率に応じて傾斜配分される奨励金となっています。
国においても過疎法が来年度末に失効しますが、いまだ少子高齢化の影響で過疎進行に歯止めがかからず、水源環境にも大きな影響が出始めています。新法制定をも含めて集落機能の維持問題が今大きくクローズアップされています。
先頭を切って養父市が集落機能維持に踏み込んだ定住条例をつくること、但馬では話題の的になるでしょう。しかし、これでI・Uターンが生まれ定住に結び付くとは考えにくい、側面支援という役割です。
制度もさることながら、まちづくりを熱く語る村人がいる、その姿にほだされて移住の決断をする、以後運命共同体として扶助し合い暮らし合うのでしょう。