今日も「勝地ブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。
弘法大師が修行された室戸岬パワースポットから臨むだるま夕日。
screenshot
高野山真言宗総本山金剛峯寺から参与会員に送られて来た資料集の中から、わが身に言い聞かせる意味で転載します。
(ここから)
「大晦日とお正月」
「それ見たか 常が大事ぢゃ 大晦日」
これは歳末のころ、ある寺の掲示板に記してあった少し耳が痛い伝道句(でんどうく)です。ああ面倒くさい、今、しなくてもあとでなどと思いながら毎日を精一杯生きず、怠惰(たいだ)な日々を送っていますと、そのツケが大晦日にくるという戒(いまし)めの言葉です。
大晦日には自分のこの一年間はどうであったかと反省し、振り返ってみることが肝要(かんよう)でしょう。そして新しい年を迎えます。
正月にはその年の年神さまが来られますので新しい年の無事や幸せを願い鏡餅などをお供えいたします。また一年間の健康を願い、滋養強壮(じようきようそう)の漢方薬・屠蘇散(とそさん)を清酒に浸(ひた)して「おとそ」としていただきます。さらには寺社へ初詣をし、一年間の家内安全、無病息災などを祈ります。
しかし、ただお祭りし祈るだけではだめでしょう。すべてを神仏にお願いしたからもう、大丈夫ではいけません。
「一年間の計は元旦にあり」という諺(ことわざ)があります。
新しい年を迎えるにあたり、心新たに一年の目標を立て、精進努力(しょうじんどりょく)し、日々の生活のなかで暴飲暴食を控え、健康に十分留意してこそ、神仏もその決意に答えて願いも聞き届けて下さるのです。
真言宗の信仰生活は、仏前で合掌する「身密(しんみつ)」と、お経や真言をお唱えする「口密(くみつ)」と、心で仏さまを念(ねん)ずる「意密(いみつ)」の三密修行(さんみつしゅぎょう)です。
お大師さまは、この三密修行により、自らの生活を正しく整え、生命の尊さを知ることができるとお説きになっています。
私達人間は節目、節目に自らを反省し、そして決意を新たにすることができます。その最も重要な節目が大晦日であり正月であると言えるでしょう。
合掌
南無大師遍照金剛
(ここまで)
大晦日まであと二日。新年を迎えると3月には68歳に。日々日々「先勝」の気概を持ち、やりたい事をやっていくなかで点から線、そして面へと「縁」を繋げ広げていきたいですね。
*誤変換及び文章の瑕疵は後ほど推敲します。
弘法大師が修行された室戸岬パワースポットから臨むだるま夕日。
screenshot
高野山真言宗総本山金剛峯寺から参与会員に送られて来た資料集の中から、わが身に言い聞かせる意味で転載します。
(ここから)
「大晦日とお正月」
「それ見たか 常が大事ぢゃ 大晦日」
これは歳末のころ、ある寺の掲示板に記してあった少し耳が痛い伝道句(でんどうく)です。ああ面倒くさい、今、しなくてもあとでなどと思いながら毎日を精一杯生きず、怠惰(たいだ)な日々を送っていますと、そのツケが大晦日にくるという戒(いまし)めの言葉です。
大晦日には自分のこの一年間はどうであったかと反省し、振り返ってみることが肝要(かんよう)でしょう。そして新しい年を迎えます。
正月にはその年の年神さまが来られますので新しい年の無事や幸せを願い鏡餅などをお供えいたします。また一年間の健康を願い、滋養強壮(じようきようそう)の漢方薬・屠蘇散(とそさん)を清酒に浸(ひた)して「おとそ」としていただきます。さらには寺社へ初詣をし、一年間の家内安全、無病息災などを祈ります。
しかし、ただお祭りし祈るだけではだめでしょう。すべてを神仏にお願いしたからもう、大丈夫ではいけません。
「一年間の計は元旦にあり」という諺(ことわざ)があります。
新しい年を迎えるにあたり、心新たに一年の目標を立て、精進努力(しょうじんどりょく)し、日々の生活のなかで暴飲暴食を控え、健康に十分留意してこそ、神仏もその決意に答えて願いも聞き届けて下さるのです。
真言宗の信仰生活は、仏前で合掌する「身密(しんみつ)」と、お経や真言をお唱えする「口密(くみつ)」と、心で仏さまを念(ねん)ずる「意密(いみつ)」の三密修行(さんみつしゅぎょう)です。
お大師さまは、この三密修行により、自らの生活を正しく整え、生命の尊さを知ることができるとお説きになっています。
私達人間は節目、節目に自らを反省し、そして決意を新たにすることができます。その最も重要な節目が大晦日であり正月であると言えるでしょう。
合掌
南無大師遍照金剛
(ここまで)
大晦日まであと二日。新年を迎えると3月には68歳に。日々日々「先勝」の気概を持ち、やりたい事をやっていくなかで点から線、そして面へと「縁」を繋げ広げていきたいですね。
*誤変換及び文章の瑕疵は後ほど推敲します。