勝地(かつち)ブログ

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NO.437 過疎法延長

2010年01月30日 23時49分31秒 | Weblog
今日も「かつちブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。

鳩山総理の新年度施政方針演説がなされました。その評価は別におこなうとして、養父市の新年度の施策が非常に気になります。経済対策を第一に、という言質はとっていますが、具体的にどうするのか、それは実効性があるのか。
目標人口規模にしても下方見直しをする市が出てきている今、3万人人口への期待や希望はいいが現実の市民生活に「活」を入れる施策を示さないと、それこそ集落は疲弊してしまう。人口増に現実味がないことは市民はとうに見透かしており、その議論はほとんど意味をなさない。22年度施策と配分予算が、あと跡になって市の自主自立の分岐点になるような気がしており、その意味で正念場です。

過疎地域自立促進特別措置法の一部を改正する法律案要綱(案)コピー資料が手元にあります。現行法の失効期限は3月末ですが、6年間の延長が与野党合意されていることは先日の谷公一衆議院議員国政報告で聞いてました。
新たに拡充される特別措置の内容で養父市が使えそうな対象は、
1.過疎対策事業債の対象となる施設に、認定子ども園、図書館、自然エレルギー利用施設の追加と小中学校の校舎等について統合要件を撤廃する。
2.地域医療の確保、交通手段の確保、集落の維持及び活性化その他住民が将来にわたり安全に安心して暮らすことのできる地域社会の実現を図るため特別に地方債を財源として行うことが必要と認められる事業として市町村計画に定めるものの実施に要する経費について、人口、面積、財政状況その他の条件を考慮して定める額の範囲内で、過疎事業債の対象とする。
これら事業の7割が交付税措置されます。起爆剤としてどう活用するのか、全域過疎指定養父市にとって、大きなチャレンジ・チャンスです。

この時期、議会はどうか。1年間の議論を総括しながら新年度の在るべき姿にむけて議員間で意見・議論交換をするんだろうな、喧々囂々とはいかなくても、と思いながら日々が過ぎていきます。

今日は、前々から気になっていた新温泉町のある会社を見に行ったり、物置スチール棚を組み立てたりで、それなりの土曜日でした。夕方には地元の若い衆から鍋会をするからという誘いもありましたが、理由を告げて断りました。
というのも、今日は結婚記念日なので外食に出かけました。
振り返ると互いによくもった歳月です。3人の子どもたちはすこぶる元気に育ってくれ有難かったのですが、肝心の私がその5年後に進行性胃がんに罹り切除、今風に言うとレベル3/4です。あれから33年、上り坂・下り坂・ま坂の歳月を積み重ね、その間周囲に助けられて今日があります。

湯割り焼酎が殊のほか美味い。

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NO.436 救急の概要

2010年01月28日 23時40分06秒 | Weblog
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朝から午後3時までデスクワーク。安心して医療が受けられる体制を確保し続けるために、市、市民、医療機関それぞれの責務をうたった条例がつくれないか、そして月末間近で提出が迫っている書類の作成でした。おまけにPC・Cドライブ容量不足の注意メッセージがしつこいほどに画面に現れ、いやになっちゃいます。その間にもあちこちから携帯が入ってくるんですが、この用務はそれぞれこなせて落着です。

養父市消防本部で平成21年中の火災・救急・救助の概要が纏められていますので、そのまた概要をお知らせします。
◆火災 
八鹿方面6件、養父方面3件、大屋方面5件、関宮方面2件 計16件。
火災による死者は、応急消火義務者が2名死亡(八鹿、関宮)、負傷者は3名(大屋)、損害額は総額で78,979千円。
出動状況は、消防本部車両台数34台・人員144人、消防団車両台数128台・人員996人。
◆救急 
八鹿方面529件、養父方面261件、大屋方面174件、関宮方面198件 計1,162件。
うち急病582件、転院222件、一般負傷191件、交通事故129件。
(※救急現場への医師搬送10件)
◆救助
八鹿方面15件、養父方面11件、大屋方面3件、関宮方面6件 計35件.。
救出人員21人、うち死者2人、重症3人、中等症13人、軽傷3人。

丁度今このブログを書いている時間にも救急車の音が聞こえてきました。自宅から消防本部と国道が近いので、救急車、消防車の出動時のサイレンがよう聞こえます。深夜の救急車のピーポーピーポー・・・これって不安。具合が悪いのはどこの誰なのか、救急車を待ちうける不安な状況を思い描くもので、何となく心が騒ぎます。

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NO.435 いろんな意見

2010年01月27日 23時32分09秒 | Weblog
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議会報告会を昨年11月に実施してきましたが、その際に参加者から意見及び要望がなされていたことについて、議長から市長に3点の対応方を依頼しています。
その内容です。
1.八鹿病院を管轄する専門職を市役所内に配置することについて
  病院経営が市財政に大きく影響須する。財政、経営収支、経営戦略等を市長直轄で市役所内に専属チームを立ち上げてはどうか。
2.南但広域ごみ処理施設建設について
  (1)建設に関連して市に要望書を提出しているが未だに回答が無い。早急に回答願いたい。
  (2)建設に対して周辺地域から反対があるが、当局の説明は十分出来ているのか。
3.下水道処理施設統合後の考え方について
  現在、市内にある下水道処理施設の統廃合を進めようとしているが、跡地をどのように考えているのか。住宅地の建設をしていただきたい箇所もあるが、将来展望はあるのか。

午前11時、議会事務局に出向いて一室を借り、待ち合わせ予定をしていた建設労組の松田さんと1時間ばかり会って現状の話を聞きました。朝からネット検索で総連サイトから資料はダウンロードしていたのですが、過去ブログNO.383公契約条例で書いてきたことに関連しています。公共工事における賃金等確保法(仮称)の制定など公共工事における建設労働者の適切な労働条件の確保に関する意見書の採択・提出についてです。1/25現在、兵庫県下41市町のうち30市町の議会が既に意見書を採択し内閣府等に提出しています。但馬はゼロ。会派と協議をし、さらに会派間での意見統一をはかるべく努力していくこととしました。

2月24日には日程がハッキリしますが、新年度予算審査がメインとなる3月定例議会が始まります。日程を想定して会派での予算説明・勉強会を早々とセットしました。初めての昨年は他会派に日程を抑えられてきたので、その反省からです。

議会基本条例素案に対する私の最終意見を会派から選出して策定委員になってもらっている同僚議員にメールをしたところです。
視点の多くが議員目線ではないか、「ザル法」にはならないか、という点です。二元代表のすぐ後ろには住民がいることを意識すべきで、住民目線からみて住民が議会を監視する条例に今一歩及んでいないように私には映るんです。で、あえて最終の気付きの6点です。

TVでおなじみの評論家・金 美齢(きん びれい)女史の講演会に参加の申し込みをしました。2月9日(火)神戸ポートピアホテルです。演題は「これからの日本の進路」。
金 美齢ホームページ http://www.kin-birei.com/

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NO.434 みたいな作戦

2010年01月26日 22時27分05秒 | Weblog
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区老人会の新年会に案内いただき、11時前から出席してきました。高柳ふれあい倶楽部で約40人くらいでしたか、都合で来賓が高柳郵便局長・中島さんと私の二人と例年の半分だったもんですから、老人会長・福田さんの挨拶に続いて長めに挨拶をさせていただきました。老人会の人たちは、なかなか世間の情報話を聴く機会がないということを踏まえての話です。
65歳以上が会員資格で、4月から新たに3人の加入者が有るようで何よりです。前向きに前向きに気持ちを切り替えて生活していくことが大事です。昨日のことは済んだ日のことですから、今生きている自分にとって今日が一番若い日です。内田さんの乾杯音頭で和やかに会食、私も食事をいただきました。

時計の針は12時45分、あわてて中座させてもらい、次の会議場へ車を走らせました。


午後1時半から日高農村環境改善センターで但馬3市議会合同での研修会です。講師は、元全国都道府県議会議長会議事調査部長・野村稔氏です。なかなか勉強になり参考になり面白かったです。60名くらい集まったのかな。
「議員は民間人であるから行政改革案を提言すること」、というくだりでは「行政改革は行政府を改革するもので三権分立の一方を務める立法府の議会議員報酬まで削る話にはならない。財政規模的にも95%を占める当局部局を改革するものである。行政部局が自らの行政改革案を手前味噌でつくるのではなく、立法府の議会が行政改革案をつくるべきである」というような調子です。全国都道府県議長会40年勤務の経験はさすがですね。以前から胸の内では、行革大綱は議会サイドでも案をつくるべきだと考えていたのでピッタリでした。ICレコーダーを録っていたので、聴くことに専念できた講演でした。


3時半終了、その後市役所に戻って午後4時から全員議員協議会。当局から職員交通事故2件の状況報告と、先般、明延に来られていた歌手の島倉千代子さんに養父市大使をお願いしていたところ、このたび快諾の返事をいただいた旨の報告がなされました。
お千代さんの公演先々での大使のスピーカー効果は相当なものでしょう。私たちは全国からの問い合わせに応える準備が即刻求められます。失礼かもしれませんが「養父市」の宣伝・露出度を費用効果で測ると、とんでもない額になることは間違いありません。「行ってみたいな」「食べてみたいな」という「みたいな作戦」を官民一体でつくることです。まず養父市ホームページにアクセスが来るので、もっと元気な熱っぽいトップページにすることが緊急課題です。

その後、議会基本条例素案条文整理の報告を受けました。2月22日(月)にビバホールで議会主催の「市民フォーラム」を開催、250人程度の参加者を集めたいので各議員も声かけをすることになりました。
続いて会派代表者会議で当面課題を協議して5時半に終わり。今日の活動はここまで、です。

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NO.433 八鹿支部新年会Ⅱ

2010年01月25日 21時54分52秒 | Weblog
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ブログアクセス 1/17~1/23 623件
          1/10~1/16 562件
          1/ 3~1/ 9 681件
当面目標の100件/日にはなかなか届かない。毎日更新してないから勝手な話ですね。


支部での谷代議士国政報告の概略は次のような内容です。

新政権のハネムーン期間は終わり、年明けからマスコミも冷静になってきた。景気は良くなったか、将来への期待はどうか、そうも言えない問題点が見えてきた。
何が問題か。5つの「K」に象徴。
①基地問題 
普天間基地移設は総理・外務・防衛の各大臣意見バラバラで社民党がイチャモンつける。北朝鮮は歓迎、韓国は懸念、アメリカは嫌気。防衛費5兆円はGDP1%に相当するが日米同盟があるからこそ5兆円そこそこで安全保障されている。 
②献金問題 
首相は毎月1500万円、日に50万円お母さんから6~7年間もらっていた。知らなかったで通用するのか、見つかれば贈与税払えば済むのか、国を引っ張る資格はない。(小沢幹事長のカネ問題もあり) 
③経済問題 
自民党麻生内閣で14兆円の一次補正、うち3兆円を執行停止し景気への影響は無いと言ったが後にGDPをマイナス0.2%下げると訂正。何故マイナス予算か。
④憲法問題 
中国要人を陛下と会見させた。首相・幹事長は「喜ばれた」から良かったと。憲法上からみて天皇は政治利用はできない、日本国の象徴。政権党は何をやっても許されるの考え。
⑤公約問題 
日本郵政公社社長人事=官僚、暫定税率も後期高齢者医療もそのまま。無駄がいっぱいあり来年度7兆1千億円の新規財源を生み出すとした。事業仕分けで6千億円しか達成できず全てムダかは議論あるところ。最終1兆円で遥か及ばす。新年度予算92兆2992億円で借金44兆円・30%増。子ども手当は有りがたいが借金だから将来子どもが大きくなったら子どもが利息を付けて返すだけのこと。

※民主党政権が但馬の地域にどういう現象をもたらすのか大変心配。
北近畿豊岡自動車道は八鹿まで間違いない。来年度は日高八鹿の用地買収予定が危うい状況。八鹿まで来たらまあまあいいじゃないという考えは危険で甘い。地方の道路・河川・砂防にどれだけ目配りして投資していくのかの象徴例がこの道路だから。

※過疎地域は養父市全域。八鹿病院建設も過疎地域ならではの財政措置。
自民党過疎対策事務局長として法案作成。民主党マニフェストには過疎法は何も書いてない。全党協議で民主は3年延長の考え、それを5年とさせ更に6年延長の新たな法律で決着。目玉はハードだけではなく医師確保、集落再生、若者定住、バス路線確保などのソフトも可能。養父市は6年間で10億円程度使って欲しい。これからチエの比べどころ。

以上の文責は勝地です。

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NO.432 Outlook不具合

2010年01月24日 23時35分35秒 | Weblog
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正副区長、会計、組長の役員のほかに顧問、隣保長、婦人部、文化委員、農業委員、自主防災組織なども含んだ新年度初顔合わせの区役員会がもたれました。私は顧問役ですが、何の役に立ってる訳でもなく、毎年のことながら食事も出る席なので少々恐縮気味で参加させてもらっています。話題は高速道路インターチェンジ工事の進み具合のこともありましたが、民主党のトップ二人による政治とカネの話題がほとんどでした。誰が見てもおカネの流れ方がおかしいと思ってます。「あんなもん、今度はアカンな、よう入れんで」と、ご老人もキッパリ。検察の判断がどうのこうのではなくこのまま党首と幹事長が居座り続けることで、どんどん党が壊されていくのでしょう。前楽天イーグルス監督の野村氏がいう「負けに不思議なし、勝ちに不思議なし、勝つと反省しない」という言葉にあるように、「選挙に勝ったんだから、問題ない」と言ってるようですが、「おカネの流れの疑惑に不思議なし」ともいえます。政治生命が絶たれるから最後の最後ギリギリまで、どちらも辞めないと思いますけどね。

日中、かなりの時間をかけて、マイパソコンの不具合をITドクターにチェックしてもらいました。Outlookを消すと再びアクセス出来なくなる状態はまだ解決できません。申し訳ないほど懸命に修復にあたって頂いているのですが。インターネット上でそれらの情報を調べてもらうと同様の実例が他にもあるようですが、まだ解決には至ってないようです。

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NO.431 八鹿支部新年会

2010年01月23日 23時55分10秒 | Weblog
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よく「思っていることの半分も言えなかった」という。それは多分正確な言い方ではなく、半分以上は言えたけれど完璧ではなかったことへの自分に対する内向きな慰めと、他人に対する控えめな言い訳だと、そう思う。そう思ってはいるが、反対に「いい挨拶だった」と、そう言ってもらえた今夜があった。

午後6時から自民党八鹿支部新年賀詞交歓会を開催しました。集まっていただいた党員、党友、支持者は開会時点で45人くらいか。その後も三々五々参加していただきました。
久保幹事長の進行、副支部長・西田市会議員の開会あいさつで始まりました。
早速、初の支部長挨拶をさせていただきました。「政権交代で日々不安、日々不満のフラストレーションが溜まっている。裏返せば自民党が立党精神に立ち戻って党を再生し日本をしっかり導いて欲しい声だ。但馬を言い現わすと過疎につきる。しかしこの資源を必要とする時代が目の前に来た。新過疎法を使いこなすことが重要。次代を引き継ぐ若者が要る。過疎地に軸足を置く国政議員の必要度は絶対で但馬の明暗を分ける。但馬がもつ宿命だ。今を生きる我々の責任でもある。過疎地域に対する自民党政策を再度検証見直しし、自民党しかできない新しい施策の展開をみせ但馬の行く末明るい方向に導いていくべきだ。党員100名運動を提起するので2年以内に成し遂げよう」という内容です。

続いて、藤田県議会議員、廣瀬養父市長、末松信介参議院議員代理中西秘書と挨拶をいただき、谷公一衆議院議員から国政報告を30分間していただきました。この内容は、次の機会にでもブログに書きます。

副支部長・寺田市会議員の乾杯発声で食事をしながら歓談、ここからみんな賑やかになり華やかな会話があちこちのテーブルで盛んです。
そして党歴20年以上党員15名に第5選挙区支部長・谷衆議院議員から感謝状の贈呈、そして6年間務められた前支部長西村氏、前幹事長田原氏にも感謝の記念品贈呈がありました。両名はそれぞれ顧問、相談役として今後もお世話になります。
中締めは副支部長・圓山市会議員、最後の閉会挨拶は田原相談役に務めていただきました。
今日から新生八鹿支部のスタートです。

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NO.430 条例理解

2010年01月22日 00時41分24秒 | Weblog
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午前9時から議会広報特別委員会。最近委員の欠席が目立ち、担当ページを受け持つ委員しか集まらないようでは責任意識の有り様に緩みが出てきていると感じざるを得ません。全20ページ、正午までビッシリの編集会議でした。

そして昼。議会に出た日の昼食はいつも決まって庁舎近場の「めし八」で昆布うどん定食。胃摘出手術を経験している私には、マイ胃袋に合う食事が唯一ここの昆布うどんなのです。そして座るテーブル椅子も15年前から定位置です。


午後1時から4時まで会派での意見交換会。議題は、議会基本条例素案です。前文に続き23条で構成されていますが、いちいちもっともなことばかりです。

最高規範性という高いところを規定している部分、そもそもの初手論をあえて述べている部分、さらに既存条例を再度規定して屋上屋を重ねている部分、これらが寄せ鍋状態になって長時間煮込んできたので食べる段になって味付けが難しくなっている感がします。30数回にわたる委員会検討でここまで纏め上げてきた努力は御苦労ですが。

法制事務は特に専門性が必要とされる分野です。現職公務員であっても及第点がとれる条例を作れる職員はそうはいないもので、市長の多くは法制執務専門担当を養成し身近に配置しようとします。

条例を作るのが目的ではなく、条例に議会として議員としてどんな魂を盛り込むのか。そのことで存在感のある議会となり信用される議員となり、それが市民アンケートや意見交換会での指摘の応えになる、そこんところの心構えを全議員しっかり固めようやと。これが共通認識として合意されていれば、条文そのもののイロハは議会事務局に素案をつくってもらう。地方議会が抱える課題は大なり小なり同じようなもの、類似団体の模範条例に養父市議員固有の魂を付け加えるだけで十分用はこなせるのでしょう。市民が議員に望んでいるのは条例が有ろうが無かろうが、やるべきことをやってくれと聞こえてきます。

条例制定されると地元区民の皆さんにはこう説明しようかと思っています。
4月1日からさっそく何が変わるのか。議会が変わる、議員の資質が変わる、そんなわけではありません。ただ、①議会報告会の開催、②議会モニターの設置、③問に文書回答をもらう、④重要施策計画は6項目説明資料をもらう、⑤市民参加の研修会を開催する、この5点が条例で担保されることが最大の効果です。その結果、この条例は一言で言うと「議員の選び方と議員の選ばれ方」が分かり易くなる条例と理解ください。これは非常に大きなことです。

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NO.429 蔵

2010年01月20日 22時20分58秒 | Weblog
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議会基本条例素案、策定委員会サイドでほとんど最終形になるものを纏めたということなので、26日の議員協議会に諮るまでに会派新政議員団として意見交換することとしました。明日午前9時から議会広報委員会があり、そのあと午後1時から会派協議行うことを携帯電話で連絡を取り合いました。

還暦同窓会の後始末報告が出来てなく今日片づけました。昨年暮れには記念写真をプリントアウトしてたのですが、乾燥を十分せずに重ねて保管していたためか色が褪せ滲み状態となり、結局またやり直し、これはもったいないことしました。その写真と会計報告を午後に郵送、市内は手配り。出席いただいた恩師先生・某女史を訪ねるといつもように元気な声で「暦は大寒だから礼状を出そうと思ってたとこ、通じたんだわ、きっと」なんて先に言われちゃいました。話をきくと楽しい同窓会だったこと、元気なクラスだったことは毎違いなかったようです。前を見ていいようにいいように考えること、そんなこんなで、還暦組の第二の人生がいまスタートしています。

あんまり暖かいんで、3時頃から土蔵の片づけを始めました。大人の隠れ家風にするために中を空っぽにしないといけないのです。鍵を開けて入ると100年前にタイムスリップしたようで、100年間のいろんな形見がそうさせるのでしょう。いや匂いも100年前だ。自分史のルーツで捨てがたいものばかりです。でもそうとばかりは言ってられないので、一つ一つ確認していくのですが、自分の薄っぺらさが無性に恥ずかしくなり、申し訳なくなる。従軍日記、農事日記、養蚕日記、家計簿、村の出来事、我が家の祝い事、先祖の記録、忘備録・・・大学ノートによくここまで書いてきたな。親父の生き様にはとても敵わない。亡き母も親父が交通事故で急逝してから、日々の辛く頑張った百姓生活を短くではあるが書き綴っている。自分なんか、こんなんでえーんだろうか、とても、か細いもんです。蔵の保存物に負けている、100年間の蔵の歴史に圧倒される。やはり小さくても蔵はあったほうがいい・・・が、蔵に還暦の自分は何を入れるのかいま入れるものが見当たらない。

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NO.428 政治とカネ

2010年01月19日 23時00分48秒 | Weblog
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3日前からパソコンパフォーマンスがすこぶる悪い、遅いんです。それにOutlook2007も立ち上がり時のみ反応するけど、一端閉じると×マークで接続不可になってしまうお手上げ状態です。いつも困ったときのITドクターさん頼みですが、今回は少し難解そうで時間をかけての修復作業をお願いしました。

今朝はTBS「朝ズバッ!」の討論コーナー、午後は国会中継を観ました。立場変われば云うこと変わる政治家のコメントには呆れるばかりです。しかし現段階で何が本当なのか我々は判らないのも確かで、成り行きを見守るしかありません。
事実と真実は違うという人がいます。禅問答のようですがカネが動いたことは事実で目の前で起きている事象のことを云い、真実はその事象を起こしている根本原因のことを指している? 表が事実で裏が真実、ややこしいですがそういうことでしょう。裏の真実を明らかにすべきです。

今国会ではこの政治とカネの問題追及と同時に、景気と経済の課題に一刻も早く取り組むために補正予算・新年度予算の成立を望んでいます。
カネ疑惑の追及はそこそこで予算成立を優先する声もあるようですが、予算を成立させるためにカネ疑惑を早く解明するという動きにならない限り、疑惑は推定無罪のままで終わってしまうのでしょう。過去に自民党政権が犯してきた過ちの政治手法に先祖帰りしてきた感さえするのは私だけでしょうか。政権与党は嵐が通り過ぎるのを待つかのように静まりかえり、政権交代したのに何でこうなるの? 政治倫理への期待は永久不可能なことか。23日(土)谷衆議院議員による国政報告でその辺のところを詳しく聞かせてもらいます。

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NO.427 1.17

2010年01月17日 23時59分26秒 | Weblog
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午前10時、高速道西紀SAで休憩中に会派同僚議員から携帯電話をもらった。議会基本条例素案について、過日の広報委員会での原稿を見たなかで、私がメールで意見を出していたことについてであった。議会基本条例策定委員会で、メール意見について協議のテーブルに乗せたという知らせであった。それはそれはと恐縮の返事をした。正直、意見を反映してもらいたいという期待感は無い。ただ、そういう角度からの意見について委員会で協議をしたという事実結果があれば、どう条例が纏まっても規範として遵守に努めるだけだ。

正午前、淡路島高速道を走りながらカーラジオを聴いていた。アナウンサーが正午に阪神淡路大震災の犠牲者に黙とうをと促していた。運転しながら、その間、流れていたレクイエムBGMを黙祷がわりに聴き入っていた。

午後5時半、1.17の集い会場である神戸の東遊園地に居た。あの日から15年、どうしても来たかった場所。15年前は但馬の祭典事務局に出向していてその日を迎えた。阪神から但馬の地に祭典スタッフとして赴任していた仲間、その身内の方も犠牲になった。今日までの15年間は長くもあり、そして短かくもあり。改めて、犠牲になられたすべての方々のご冥福をお祈りいたします。

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NO.426 10年先への準備

2010年01月17日 00時13分06秒 | Weblog
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今日から暖かくなるという予報だったので今朝の雪は想定外でした。午前9時半から菩提寺・高照寺の新年度役員総会がもたれ、役員総勢19名が参加して会計決算・予算・1年間の行事計画等を決めていただきました。
昨年は檀家の方がたくさん亡くなられ、新年のあいさつを交わすことがはばかれるようなことです。加えて、少子高齢化、限界集落、景気低迷、政治不安定、相も変わらず政治家と金の疑惑、ほんとうに時代が美しくなくなりました。が、少しずつ少しずつでも良いと思われることをやっていけば明けない闇は無いのでしょう。

なすべき協議も一通り終り、懇談の席を設けていただきました。膝を崩し、杯を重ねながら、自席を移しながらの四方山話は、それはそれは愉快なものです。
こうした日があるのも、15~16年前から少子高齢化社会を予期して「関西花の寺巡り」を地道につくりあげてきた賜物でもあるのです。檀家だけで護持の隆盛を続けていくのは非常に難しい社会になりつつあります。檀家さんでない一般参拝客さんに如何に参っていただくのかが一つのポイントであり、昨年お越しいただいた観光バス96台という数をみても努力の跡が伺われます。「檀家力」「護持力」と云えるかもしれませんが、たぶんにこれは云い過ぎで、先を見て歩いてきた住職の企画実践力の賜物です。
これから10年先の社会、どう予想して何を準備していくのか、これも楽しみです。

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NO.425 どんど

2010年01月14日 23時21分54秒 | Weblog
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森羅万象には八百万の神々が住んでいると、子どものころから村の行事をとおして何となく教えられてきたような気がします。
今朝は村内で「どんど」行事を行い、一年間の健康を祈りながら新年気分とも一応の区切りをつけました。人間の都合で祭日が日曜日変更になるケーズが多く見られますが、このどんど行事は14日を守り通しています。

氏子当番が住吉神社の正月飾りを軽トラックで運び出し、昔からの定めの場所でどんど焼きをします。そこに各家庭からの飾りをめいめいが持ち寄り炎の中に投げ入れます。からだを火で温めたり、煙を被ったりすることで健康を授かるとされています。そして氏子当番が参加者にお神酒を振る舞い、めいめいは先っぽを焼いた青竹の割り箸をもらって帰るのです。この箸は灸(やいと)箸とも云われ、灸をすえるときの火種として使うと効き目が有ると云われています。

午後は来客対応、手紙の返事をしたため、そして夕刻は八鹿の町までウォーキングでした。

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NO.424 100年前の灯り

2010年01月13日 22時13分03秒 | Weblog
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ID=0066 3階建て養蚕農家抜気2か所。平成21年3月市教育委員会編集の養蚕農家分布調査報告書に記されている旧家を昨年末取り壊しました。その際、3階に骨組みだけの古びた行燈があり、昨年秋に生野まちづくり工房で見かけた現役で活用されているものと同型であったため再活用してみようと決めていました。それから、水洗いをし、陰干しをし、ひび割れ箇所を糸で結んでさらに木工ボンドで補修固めをしました。今日その行燈に障子紙を張り付けたのです。菜種油でもロウソクでもいい燭台ですが、今の時代に菜種油とはいかないのでロウソクを灯してみました。100年前の残骸が想像していたとおりの灯りを放ってくれました。少し感激です。

どうでもいいものが残っていく時代ですが、この灯りは違います。闇の一隅を照らしてくれ、点けるのがやみつきになりそうです。

正月飾りを取り外したり、新聞整理をしたり、議会基本条例素案を読み直してみたりの一日でした。そしてランディと久々のデート。

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NO.423 反問の対案

2010年01月12日 23時39分20秒 | Weblog
今日も「かつちブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。


午前9時から議会広報特別委員会でした。私担当の全ての原稿提出は終わっているので余裕の委員会出席です。表紙写真は大晦日の雪が降りしきる中でのプラント完成式、了解されました。今号から一部ページで、「である。」調から「であります。」調に統一した文章にしたく、これも了解されました。更に記事見出しタイトルに「全員賛成で可決」「賛成多数で可決」等のサブタイトルを加えることも了解いただきました。次回委員会は21日です。

議会広報全20ページのうち今回4ページが議会基本条例素案の紹介となっています。
これに関して、条文で規定しようとしている「反問権」について、まだ結論が定まらずにいます。会派内で議論を重ねよとのことです。

「市長等は、本会議、常任委員会及び特別委員会で、議員の質問等に対して、論点をわかりやすくするために、反問することができます」というくだりです。
この解説は「議員の質問の主旨をより明確にするため、市長等が議員に対して問いただすことができる反問を認めます」とされています。
「議員の質問の主旨は、こういう意味合いでしょうか」などのように論点を定めるのが反問権ということの定義ですが、これでは中身は殆ど無いに等しいと私は考えています。

私が想定している反問権とは、質問確認とあわせて「質問議員は廃止すべきとのお考えですが、議員が持っておられる廃止した場合の対案はどうお考えでしょうか」というところまで踏み込んだものです。
その権利を市長等に与えるものでないと反問権と声高にいうほどのことではなく、現状の議会運営で十分なこと、あえて条文化は不要です。
反対、反対の意見は議員でなくとも市民誰でも言えること。議会での議論は、対案を持ち争点や違いを明確にして議論が噛み合うことが重要なことと考えるからです。
反対質問をする議員、反問権を行使する市長等、対案を説明する議員、この一連の議論に議員が持ちこたえれるのか、ここの見極めが条文規定とするかしないかの判断軸です。
これに関してブログ読者の方で私に意見を寄せてやろうと思われる方、トップページ右上のアドレスメールでお願いします。@マークは半角変換してください。

今日午後でやっと全て配布し終えた「議会報告」。そのタイミングを待ってのように、遠く一読者の方からお便りをいただきました。内容は12月定例会での私の一般質問とその答弁に関してのご意見です。市民の一人として市の先行き発展を憂いておられる文面を拝読させていただきました。読み進むほどにかたじけなく有り難く、深謝申し上げます。糧にして明日からの活動も元気にやっていきたいと思います。

この時間、風も吹いて冷え込んできました。明日は雪か。

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