Yoshi Veggie & Salon de Topinambour

自然な暮らしとナチュラルフード、地球の多様な食文化を愛する、旅する植物料理研究家YOSHIのつれづれ

Vege a Table CAFE TOPINAMBOUR→Salon de TOPINAMBOUR→秩父へ旅は続く

旅する植物料理研究家YOSHIは、食文化と風土の多様性を愛し、ベジタブルを愛し、そのきらめきとときめきを料理に、レシピに、食卓へとつなげていきます。

2018年春、国立→秩父へ拠点移動中 タミパン&料理ワークショップ・料理制作等々、プライベートグループへの出張も随時行っています。 お問い合わせください。

Yoshi Veggie Workshopのご案内

2007-05-22 | About Workshop
 ベジタリアン料理をベースとしたクッキングクラス「ベジワークショップ」と、ベジ料理とともに楽しむ愉快なテーマイベントを行っています。


●ベジワークショップ
VEGGIE WORKSHOPS


季節の素材に合わせたベジ料理の実習とお食事

参加費◎4000円/回
定員◎6名(お申込み先着順)
持ち物◎エプロン、筆記道具持参

◆開催日以外のプライベートワークショップも3名様以上のお申込みにて随時行っています。


●ごはんの会
DINNER EVENTS WITH RECIPE “GOHAN-NO-KAI”


テーマのあるお食事と料理の解説・レシピのお持ち帰り

参加費◎3000円~/回
(内容・レシピ数に合わせて変わります)
定員◎6名(お申込み先着順)

 
Yoshi Veggieは、穀物菜食料理の基本的な手法と、さまざまな食文化のなかで培われてきた知恵そして、素材から伝わるインスピレーションから生まれる料理です。

フレッシュなオーガニック野菜、未精製穀物・雑穀・豆・海草などの各種乾物、伝統的手法による天然の調味料や加工食品など、からだと地球を思いやり育まれた食材を使用。化学添加物が入った食品・遺伝子組み換え食品は使用しません。

基本的に肉類・魚介類・乳製品・卵・白砂糖を使用しないで調理します。ただしテーマや内容によっては予めお知らせの上で一部使用する場合がありますので、制限のある方は事前にご確認・お問い合わせください。

Yoshi Veggieは、ベジタリアンもノンベジタリアンも同じテーブルを囲んで、「おいしい」笑顔を分かち合える、バリアフリーなベジ料理の輪が広がることを目指しています。


場所●東京都武蔵村山市 よしハウス
(JR青梅線昭島駅・西武拝島線武蔵砂川駅または西武立川駅よりバス10~20分)
行き方の詳細は、メール・ファクス・郵送等にてお知らせいたします。

お申込み●下記のいづれかの方法で希望日・氏名・人数・ご連絡先を明記の上、お申込みください。

メール ◎ kashinomori@gmail.com 
携帯電話 ◎ 090-4810-6399
電話とファクス ◎ 042-531-4825

各種ワークショップ・イベントは毎回テーマを変えて行います。
スケジュール・メニューなど、最新情報はVeggie Workshopカテゴリー内でご確認ください。

Yoshi Veggieでは、ご要望やご予算、サイズに合わせた出前ワークショップ、出張料理、パーティ料理仕出し、レシピ制作等も随時行っています。お気軽にお問い合わせください。


ワークショップなど お知らせ

2007-05-22 | ベジタリアン料理・タミパン・クッキングクラス
ヨシベジワークショップ@スタジオ凛、6月3日の分に2名様分キャンセルが出ました。
参加ご希望の方は、大急ぎでお申込みください。
お待ちしていまーす!!


また、
5月25、26日に予定していました
ヨシベジワークショップ
 
「初夏のパスタとクイック&シンプルなおかず」
ヨシハウス(東京都武蔵村山市)にて
は、定員に満たないため今回の開催を見送ります。ご了承くださいませ。
同テーマにて、開催日以外のプライベートワークショップ(ヨシハウスまたは出前にて)が可能です。
メニューは以下の通りです。
希望される方はお気軽に詳細お問い合わせください。


「初夏のパスタとクイック&シンプルなおかず」 メニュー

1.焼きナスソースの冷製カッペリーニ
2.根菜ラタトゥイユのスパゲティ
3.人参のラペ
4.ポテトとレンティルのサラダ、ディル風味
5.アボガドのスイートカスタード

(メニューは材料の都合で変更になる場合もあります)


今とっても素敵なヨシベジワークショップパンフレットの準備が着々と進んでいます。
旅友のグラフィックデザイナー、ゆうきくんの抜群のセンスで、私の料理も美しく表現されています。
外国の方々にもベジの面白さをということで、英語も併記しました。
6月の初旬には完成の予定。楽しみにしていてくださいねー!!

ブログを見やすく、ホームページ作成も含めて、ヨシベジやワークショップの内容をわかりやすくする計画も少しずつ、進めていきたいと思っています。
まだまだ見苦しく、わかりにくいかと思いますが、ご意見などお聞かせいただければ嬉しいです。コメントでも、メールでも大歓迎。
参考にさせていただきたいと思います。

その他、ワークショップ情報は
こちら
をご覧ください。
ご参加、お問い合わせ、お待ちしています。よし。


ヨシベジワークショップについてのお問い合わせはこちらまで。
電話&ファクス 042-531-4825
携帯 090-4810-6399
kashinomori@gmail.com
http://blog.goo.ne.jp/kashinomori/


緑豆スプラウトと季節野菜のタイカレー風炒め

2007-05-22 | Cafe Topinambour
緑豆スプラウトと季節野菜のタイカレー風炒め

レモングラスやこぶみかんもあしらって、レッドカレーペーストで調味した本場風のソテーには、やっぱりたっぷりのココナッツクリームをかけてリッチにいきましょう。
そして、ナッツのような味と食感の緑豆スプラウトが影の主役です。
下記の材料にこだわらず、季節の身近な野菜でつくってみてください。
夏向きの、食欲をそそるお料理。ご飯や、冷やしたおそうめんと一緒に。


材料(4人分)

ナス 中2本
じゃがいも 中1個
パプリカ 1/2個
しいたけ 4個
ベビーコーン 4本
アスパラガス 4本
コブミカンの葉(あれば) 2枚
レモングラスの株元(あれば) 1本
緑豆のスプラウト(発芽直後) 150cc
レッドカレーペースト 大さじ2(35g)
キャノーラ油 大さじ2
ココナツミルク(缶) 300cc
ヤシ砂糖または砂糖(好みで) 大さじ1

つくりかた

1.ナスはひと口大の乱切りにして、塩小さじ1/2をまぶして20分ほどおいて水気をきる。
フライパンに分量の半量の油を熱して、ナスを軽く色づくまで焼き、キッチンペーパーなどにとって油をきっておく。
2.パプリカ、しいたけ、ベビーコーン、アスパラガスもそれぞれひと口大に切る。
3.じゃがいもは蒸して、ひと口大に切る。
4.レモングラスは株元をすりこ木などでたたいて軽く繊維をこわす。
5.ココナツミルクの缶を開けトッピング用にクリームの部分50ccを分けておく。
6.フライパンに残りの半量の油を熱し、2、3、4の野菜を加えて中火から強火で表面に火が入るまで炒める。
7.レッドカレーペースト、ココナツミルク250cc、コブミカンの葉、必要があれば砂糖を加えてよく混ぜ、強火で炒め煮にする。
8.緑豆のスプラウトを加えてひと混ぜしたら火からおろし器に盛る。
9.ココナツミルクのクリーム部分50ccをトッピングする。

※今回のこのお料理はヴィーガンではありません。
本場タイエキスがたっぷりです。
ほとんどのレッドカレーペーストにはエビペーストが入っています。
甲殻類アレルギーの方は注意してください。
(日本語の原材料にはそう書いていなくてもオリジナルの原材料表示を見ると入っていた!ということだってあるので、なおさら注意。アミノ酸が入っていると書いてあって原語表示を読むと入っていなかったり、と結構いい加減なものです。)




このたび、タウンペーパー「国立TOPI!vol16」
(5月26日発行)のコラム「エディブルガーデニングの楽しみ」で紹介させていただいた内容にちなんだメニューです。

料理や材料についての質問も歓迎受付中でーす!!

Photo par Susumu Tomizawa

スプラウト入り人参ポタージュ

2007-05-22 | Cafe Topinambour
スプラウト入り人参ポタージュ


フェヌグリーク(コロハ)のスプラウトと一緒に食べるポタージュスープです。
ポタージュのとろり感とスプラウトの歯触りのコントラストがなかなかいいんですよね。
ビタミンをたっぷりとりたいときに。

材料(4人分)

人参 1本(200g) 
たまねぎ 1/2個(100g) 
ベイリーフ 1枚
塩 小さじ1
キャノーラ油 小さじ2
昆布だし汁 またはスープストック 200cc
豆乳 200cc
こしょう 適宜
フェヌグリークのスプラウト 適宜

つくりかた

1.たまねぎと人参はそれぞれ薄くスライスする。人参に塩の半量を入れてまぶし、10分ほどおいて水分を出す。
2.厚手の鍋に油を熱し、たまねぎとベイリーフ、塩の半量を入れ中火から弱火で炒める。しんなりとしてたまねぎの甘い香りがしてきたら人参を水分ごと加えて炒める。
人参に火が通り水分がとんだらスープストックを加えて火を強め、沸騰したらふたをして弱火で20分ほど、人参がやわらかくなるまで煮る。
3.ベイリーフを取り出し、ハンドミキサーなどでピュレ状に攪拌する。
4.豆乳を加えて再び火にかけてあたため、こしょうで調味する。
5.器に盛りつけ、熱いうちにスプラウトを加える。


昆布だし汁について

麦茶ポットなどに水600ccに対して出し昆布10センチ角1枚分を入れて冷蔵庫で「水出し昆布だし」をつくっておくと便利です。だしをとった後の昆布は刻んでお味噌汁や炒め物に入れたり佃煮にしておいしく食べられます。だしがないときは、人参を煮るときに昆布1片を加えるか、ブイヨンスープを使います。

スプラウトについて

フェヌグリークがない場合、お好みのスプラウトを入れてみましょう。ブロッコリやアルファルファ、カイワレなど、生食用のスプラウトなら熱々を器に注いだところで盛り付けて。緑豆など大き目のスプラウトなら、一緒に軽く火を通していただくとおいしいです。


このたび、タウンペーパー「国立TOPI!vol16」
(5月26日発行)のコラム「エディブルガーデニングの楽しみ」で紹介させていただいたメニューです。

料理や材料についての質問も歓迎受付中でーす!!

Photo par Susumu Tomizawa

スプラウトを楽しむ

2007-05-22 | Cafe Topinambour

ハッピースプラウト!


スプラウトは三大栄養素の他、ビタミン、ミネラルがいっぱい詰まった、完全栄養食品です。
休眠していた命の粒に水と光を与えて、もっとも成長エネルギーが高まった発芽・新芽となったところをまるごと新鮮なうちにいただくのですからね。
魚でいえば踊り食いってことでしょうか。
スプラウト栽培に適したものとしては、マスタード、ラディッシュ、アルファルファ、ブロッコリ、赤小麦、レッドクローバー、フェヌグリーク、緑豆など、チョイスもいろいろ。
スプラウトづくりは簡単。濡らした不織布(キッチンペーパー)を敷いたお皿にばら撒き、水で日に2回リンスして清潔さを保ちます。
窓辺など、直射日光ではないやさしい光が届くところで清潔さと湿り気を保って栽培します。
収穫時期はお好みで、ちなみに写真のフェヌグリークは3,4日後の双葉が出てきた頃のもの。緑豆は2日目くらいです。
葉緑素も生成されて、種子のもつ栄養が最大になった頃です。
種子は園芸店で、またオーガニックのものがアリサン・テングナチュラルフーズで購入できます。
プラスティック製のスプラウト用トレイも市販されているので、インテリアも兼ねて利用するといいですね。
サラダにはもちろん、レシピのようにスープに、サンドイッチに、メイン料理の付け合せに、と幅広く使えます。
しゃきしゃきとした歯触りがなんともいいんですよね。



フェヌグリークのスプラウト

フェヌグリークはマメ科の植物。和名はコロハ。
ほのかな苦味とメイプルのような甘い香りが食欲を促します。
インドやネパールでは種子が香辛料として、また成長したものは野菜としてふんだんに利用されます。
近年糖尿病に効果があるとして健康補助食品としても注目されているフェヌグリーク。
血糖値を下げ、血管の脂肪を除去する効果があるといわれます。
また、分娩誘発、母乳促進作用があるため、妊娠中の方はもりもり食べるのはよしておきましょう。




緑豆のスプラウト

もやしや春雨の原料でおなじみの豆、緑色のささげです。
これも発芽が早く、とっても作りやすいスプラウト。気温にもよりますが、早ければ2日ほどで収穫できます。
発芽したばかりものをさっと炒めて、塩味をつけると、ナッツのようないいおつまみになります。
先日南インド料理の先生に発芽した緑豆を生でサラダにして食べる方法を教えてもらってから、そのおいしさにはまっています。
ほのかな豆の青臭さに最初少しだけ抵抗があったのですが、食べていると甘みがあって、歯ごたえがしゃきしゃきとして心地いい、生だからこその食べて体が浄化されているような感覚があります。
それに玄米食のお陰でそもそもよかったお通じが輪をかけていいようです。
実際南インドの先生も、消化がよくて、腹持ちもいいから常備しておいて朝食にしているということでした。
インドでは発芽したひよこ豆も生でスパイスソルトをつけて食べますが、私にはちょっと青臭くて上級編に感じました。
生食に抵抗があるなら、スープ、ピラフ、カレーなど、いろんなお料理の仕上げ間際に加えてみましょう。


このたび、タウンペーパー「国立TOPI!vol16」
(5月26日発行)のコラム「エディブルガーデニングの楽しみ」で紹介させていただいた関連記事です。

料理や材料についての質問も歓迎受付中でーす!!

Photo par Susumu Tomizawa

ハーブたっぷりのアジアン米麺

2007-05-22 | Cafe Topinambour
ハーブたっぷりのアジアン米麺

ジャージャー麺風のベジミート味噌と、テンペのフリット、そして香りの葉っぱ、ハーブをたっぷり使った、ごちそう米麺です。
まぜまぜして食べましょう。
テンペとは、インドネシアの大豆発酵食品。
カマンベールチーズのように白いカビが大豆を覆って固めています。
納豆のようなクセの強さがないので、いろんな料理に使えて便利な食品です。
ベジミート味噌だけで食べても十分いけますが、テンペが手に入ったらぜひお供してみてもらいたいです。
トッピングの香りの葉っぱでおすすめなのは・・・レタス、ルッコラ、シソ、バジル、わけぎ、スープセロリ、ミツバ、イタリアンパセリ、香菜、ディル、ミント、レモンバーム、そしてどくだみなどです。
身近にあるものを好きなだけ、たっぷりとお供してください。
米麺はタイのセンレクという細めの平麺を使用しましたが、普通の細いビーフンでもいいですし、お家に余っているおうどんでもOK。
麺は冷たく冷やしても、温かいままでもお好みでどうぞ。

材料(2~3人分)

ベジミート味噌:
にんにく ひとかけ・たまねぎ 1個(200g)・セロリ 1/3本(30g)・エリンギ 1本(60g)長ネギ 10センチ(20g)・塩 小さじ2/3・キャノーラ油 大さじ1
調味液>
八丁味噌 大さじ1・水と酒(同量を合わせて)150cc・みりん 大さじ2・コチュジャン 小さじ1/2・くず粉または片栗粉 小さじ1・こしょう 適宜

テンペのソテー:
テンペ 80g・小麦粉 適宜・キャノーラ油 大さじ1
マリネ調味液>
しょうゆ 小さじ1・酒 大さじ1・しょうがおろし 小さじ1/2・こしょう 適宜

タイビーフン(センレク) 95g
ごま油 大さじ1
香りの葉っぱ 適宜

つくりかた

1.ベジミート味噌をつくる。調味液のくず粉は水大さじ1(分量外)と合わせておく。
残りの調味液の材料すべて合わせて溶いておく。
2.にんにくはみじん切りに、その他の野菜はすべて5ミリ角ほどの粗いみじん切りにする。
3.フライパンに油を熱し、にんにくを入れ薄く色づくまで中火で炒める。たまねぎと塩を加えて炒め、しんなりとしてきたらセロリ、エリンギも順次加えて中火から弱火で炒める。
4.野菜の水分がとんだら調味液を加えて、中火から強火で炒め煮にする。
5.水分が半量ほどになったら長ネギと水溶きくず粉を加えながらよく混ぜ、とろみがついたら火からおろす。
6.テンペのソテーをつくる。テンペは7ミリほどの厚さにスライスし、調味液に30分ほど漬ける。
水気を切り、小麦粉をまぶして油を熱したフライパンで両面を色よく焼く。
7.米麺を仕上げる。米麺は熱湯で3-5分もどし湯を切ってごま油で和える。
8.器に盛り、ベジミート味噌とテンペ、香りの葉っぱをのせる。


砂糖を使用しないコチュジャンを見つけました。
製品名:スンチャンムンオクレ コチュジャン
原材料:粉唐辛子・もち米・粉麹・食塩・在来醤油
四谷、妻家房


このたび、タウンペーパー「国立TOPI!vol16」
(5月26日発行)のコラム「エディブルガーデニングの楽しみ」で紹介させていただいたメニューです。

料理や材料についての質問も歓迎受付中でーす!!

Photo par Susumu Tomizawa