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こんにゃく番所

楢下宿の丹野蒟蒻 の、こんにゃく番所へ行って来ました。 場所は山形県の上山市ですね。

門構えが実に立派な、板張りと漆喰が美しいまるで武家屋敷みたいな風情です。 で、番所ってのは関所のことですね。 丹野蒟蒻自体は昭和初期の開業のようで然程旧くもないんですが、もともとは江戸時代の造り酒屋にそのルーツがあるようです。 と、他人様のことなんで別にどうでもいいんですがね。 それよりも11時半、ちょうど昼時です。

さっそく食事処に入ってみれば、「こんにゃく懐石」ってのがあって1,050円から3,150円まで500円刻みで5通り、さらには要予約の4,200円なんてコースまであるんですが、懐石料理って言ったって中身はこんにゃくですからねぇ~ とりあえず品書きを見て一番無難そうな、て言うか、昼飯の量として食べ切れそうな1,575円のコースにしてみました。

ラ・フランス風のこんにゃくゼリーから始まり、最後のこんにゃく蕎麦に至るまで、お通し、煮物、酢の物、盛合せ、お造り、揚げ物と続きます。 もちろんすべてが蒟蒻の入った料理で、中には素材そのものが全部こんにゃくで出来てるイミテーション食材もあったりで、視覚的にも楽しませてくれて面白いです。 味はどうあれ、話のネタとして1度は食べてみたらいいかも知れない。

それなりに美味しくいただいたのですが、正直、こんにゃくだらけで最後の方は飽きてきました(笑) それでも何とか完食ですね。 なので、高いコースだったらさらに品数が増えるんで食べ切れなかったと思われ、結局1,575円のコースで正解でしたね。 で、料理の味、内容からすると、1,575円は納得、て言うか、むしろお安く感じる満足のものだと思う。

お通し、煮物、酢の物、盛合せ、このあたりまで出てくると酒の肴って感じでして、ついつい飲みたくなってしまいます(笑)

定番の刺身こんにゃくですね。 舌触りがざらざらしたタイプのこんにゃくです。 酢味噌でいただくのですが、個人的にはわさび醤油がイイです(笑)

左が牛肉とこんにゃくの揚げ物で、これは美味かった。 右のこんにゃくうどんは飽きる、て言うか、ぐにゃぐにゃして噛み切れない食感だし、個人的には要らない、やっと食べきったって感じです。

同じこんにゃくでも温かいこんにゃく蕎麦はまぁ美味いです。 普通に噛み切れるしね(笑)

ねぎ間、やきとり風の串こんにゃくです。 これと玉こんにゃくはサービスでいただきました。

ここは売店、こんにゃくのお土産品がずらりと並びます。 試食もたくさんあったんですが、すでにたっぷりとこんにゃくを満喫したあとだったので、もう食べる気にもならなくて試食は素通りですね(笑)

土産物を一通りながめてみると、何かに似せたイミテーション系がいろいろ売っていてオモシロイです。 少しずつ何種類かを詰め合わせた珍味パックみたいなやつ1,050円をお土産に買いました。



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いつも駄文にお付合いありがとーございます。
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