かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

おくのほそ道2007 その4 中尊寺

2007年09月26日 | Tohoku ( Japan )


今日は、またまたドームに行った。まさに天王山。最初いきなり4点とられたが、結局、見事逆転勝ち。監督も選手も全力投球のゲームだったと思う。ナイスゲーム。巨人は、セリーグ優勝に大きく前進した。



中尊寺は、あまりにも有名。平安時代の人々が描いた浄土の世界が、この5m四方の金色堂に濃縮されている。本当にここまで、平安時代の浄土思想が濃縮されている寺院があるだろうか。正面から、ガラス越しにはなるが、じっくり見ることができる。
このお堂の下に、平泉の地で栄華を誇り、最後に義経をかくまって頼朝に滅ぼされた藤原4代のご遺体が安置されている。



芭蕉さんは、ここで、

五月雨の 降のこしてや 光堂

という句を残した。これまた完璧。



芭蕉さんが訪れた当時は、旧覆堂(おおいどう)が、金色堂を覆っていたので、様子は、少し違っていたかもしれない。今は、旧覆堂は奥に移築され、金色堂は、コンクリート製の覆堂に守られている。

讃衡蔵(さんこうぞう)は、宝物館だが、これますばらしい。平安時代に、京と全く同レベル(もしくは、それ以上)の文化が、この平泉に花開いていたという事実には、驚くしかない。

山全体にお堂が立ち並んでいて、時が経つのを忘れる。
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