かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

江ノ電 のりおりくんの旅 その2

2007年09月24日 | Kamakura ( Japan )
一気に、のりおりくんの旅をアップロードしたら、はねられてしまった。2500文字制限があったのね。そこまでは、いいけど、書いたのが消えてしまって、ここからは、二度手間になっている。まあいいけど。

☆稲村ヶ崎は、”稲村ジェーン”でも有名。確かに、サーファーも多い。元々は、新田義貞の鎌倉攻めの際、太刀と海に投げて、潮が引いたところで、攻め入ったということで、有名。単なる引き潮だったのではなどと勘ぐってもしょうがない。ここから、七里ヶ浜越しに眺める江ノ島はいい。

☆満福寺は、義経ブームで脚光を浴びた。功績を挙げすぎた義経が、頼朝のねたみを買い、その許しを乞うための侘び状(いわゆる腰越状)を書いた寺だ。義経は、結局鎌倉に入れてもらえず、平泉に落ち延びて、頼朝に追われて自害した。腰越状の草稿が展示されている。義経の生涯を描いた鎌倉彫りの襖絵も珍しい。何故、襖に鎌倉彫りなのか?

☆小動神社は、腰越の鎮守様。普通の神社だが、奥にある展望台から、間近に江ノ島を臨むことができる。



☆常立寺は、元の使者の5人を祀っていることで有名。5つの五輪塔があるが、青い布で覆われていて、よく見えなかった。それにしても、元の使者を、問答無用で、処刑してしまうとは、北条時宗も無謀なことをしたものだ。元寇で、勝ったからいいものの、負けていたら、日本人が皆殺しになっていたかもしれない(それが、元のやり方だったはず)。このお寺は、元々隣の龍ノ口の処刑場で、処刑された人々の霊を慰めるために建立されたという。



☆龍口寺は、今日訪れた寺社の中では、一番大きい。大本堂、五重塔など、訪れる人は多くはないが、見事である。入口近くに、法華経を布教した日蓮聖人が捕らえられていた土牢がある。聖人の教えが、反政府的ととらえられ処刑になるところであったが、処刑をするための刀が三つに折れ、処刑を免れ、佐渡に流され、三年後赦免となったと伝えられる。大きな仏塔もあり、そこから江ノ島が臨めるとあるが、木々の元気がよくて、そんなによくは見えない。仏塔によじ登れば別だが、流石にそんなに罰当たりなことをする人は、いないだろう。

☆新江ノ島水族館には、前々から行きたいと思っていた。噂に違わず、館長(最近まで、某新聞で、自伝が連載されていた)の心のこもった(大きくはないが)すばらしい水族館だった。ペンギンコーナー、海獣コーナー、イルカショーなどは、他の水族館でも見られるが、ここならではのところが気に入った。



①鰯の大群(真ん中の下方に見える塊)→3次元の世界を、縦横無尽に、膨れたり、縮まったり、千切れたり、つながったり、まさにアートの世界。



②海月(クラゲ)ファンタジーコーナー→まさに癒しの世界。しかも、こんなに色とりどり、変幻自在とは。奇想天外とはこのことか。思わず、”クラゲファンタジーワールド”なるオリジナルDVDを買ってしまった。



③深海コーナー→見たこともないような深海生物が、見れる。目玉は、大王具足虫(ダイオウグソクムシ)。名前の通り、庭に無数にいるダンゴ虫の王様みたいな生物だ。35cm、1.3kg もあるという。実は、こののりおりくんの旅、この不思議なグロテスクな生物を見たいというのが、そもそもの始まりだった。
大王具足虫君ありがとう。
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江ノ電 のりおりくんの旅 その1

2007年09月24日 | Kamakura ( Japan )
今日は、2週連続の3連休の最終日。ということで?江ノ電のりおりくんの旅に出た?
何せ、580円で、江ノ電乗り放題。お金がない時には、ぴったり。
鎌倉には、結構行っているので、最近、行っていないところを中心に。
万歩計は、22700歩ということで、それでも結構歩いた。昼は、生しらす定食で、大満足これは、江ノ島方面に行ったら絶対食すべし(天気によっては、ないこともあるけど)。

まず、ルートの紹介。
鎌倉駅和田塚駅和田塚和田塚駅由比ガ浜鎌倉文学館甘縄神明宮御霊(ごりょう)神社星月の井・虚空蔵(こくぞう)堂成就院極楽寺極楽寺駅稲村ヶ崎駅稲村ヶ崎公園稲村ヶ崎駅腰越駅満福寺小動(こゆるぎ)神社腰越駅湘南江ノ島駅常立(じょうりゅう)寺龍口(りゅうこう)寺新江ノ島水族館湘南江ノ島駅藤沢駅

我ながらすごい!
以下一言コメント。



☆江ノ電は、いつ乗っても楽しい。車両もバラエティに富んでいて楽しい(ばらばら)。民家の横をすれすれに走ったり、急に道路の上を走っていたり、民家を抜けたら江ノ島が急に見えたり。通勤で使っている人には、かったるいかもしれないが。

☆和田塚は、北条家と戦って敗れた和田一族を葬ったとされるが、石碑と、多くの五輪塔があるのみ。鎌倉時代の歴史に興味のある人向け。



☆鎌倉文学館は、鎌倉に縁のあった文人達の資料を展示してある博物館だが、よかった。鎌倉に文人が多くいたのは、知っていたが、これほどどは。夏目漱石や、島崎藤村や、有島武郎は、円覚寺に滞在したことがあるという。三島由紀夫は、近くの川端康成の家に行った際、この洋館に感銘を受け、”春の雪”のモデルとした。この建物は、前田家別邸だったのを、昭和初期に移築したものだという。

☆甘縄神明宮は、途中にあったので寄った。ここには、川端康成もよく訪れた。実は、川端康成邸に行こうと思ったのだが、わからなかった。鎌倉在住時代に、ノーベル賞を受賞され(約40年前)、その時、家を見に行ったことがあったのだが。

☆御霊神社も普通の神社だが、変なお面をつけた人が練り歩く面轄s列で有名。

☆星月の井は、鎌倉十井の一つ。虚空蔵は、日本三虚蔵の一つという。確かに、小振りながら、落ち着いた、美しいお姿だった。

☆成就院も普通のお寺だが、お寺への階段(極楽寺の切り通し沿い)から眺める由比ガ浜がいい。紫陽花の季節は最高だという。



☆極楽寺は、”俺たちの旅”で、有名。お寺自体は、(昔は、大きかったらしいが)小振りだが、宝物館にある十大弟子の像はよかった。開山した忍性さんの巨大なお墓の(子供の頃の)印象が深くて、行こうと思ったが、稲村ヶ崎小学校に阻まれて行けなかった。後から、パンフを見たら4/8にのみ公開されているらしい。子供の頃に見たのは、4/8だったのか。もっと暑かったような気もするが。
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