今回の支部大会のMVPがいるとすればakaneだと思います。個人種目とリレーを合わせて5冠、そのうち3つは大会新です。これは非常に大きい。支部大会は学校対抗ですからやはり「チーム」として取り組んでいるうちとしてはできるだけの努力をしていかなければいけません。その中心となりフル稼働したというのは以前のakaneとは違ってきていると思います。本人がその気になれば人は変わるという良い例だと思います。もちろん、まだまだですし浮かれないようにこちらから色々と話をしてかなければいけないと思っていますが。ここに来るまで何度激怒したことか・・・。最近は他校の先生からも表情が違うことをよく言われます。
今回は全て褒めらるわけではありません。4継でのミスは致命的でした。かなり動いていたのもあったと思いますが、またもバトンミス。これまでまともに渡ったことがありません。この部分を克服しなければいけません。基本的に待ち切れず少しタイミングが早くなってしまうのだと思います。加えてレースの時の集中力が増してきましたから練習の時よりも加速段階が良くなるのだと。今回の4継3-4走で完全に止まりました。減速したところからの再加速ですからかなりのロスをしています。何とか勝てたという感じですから。50秒9はもちろん、チームベストですしこれまで「4継のスピードがない」と言われていたチームとしては十分かもしれません。しかし、1走に1年生を使いこれまでと比べ0.5秒以上は速くなっているはずです。それで50秒9というのは良くありません。4継でも表彰台を狙うためには今のままでは4継で勝負しようとしているチームには絶対に勝てません。そのことを全員が危機感を持って考えていかなければいけないのです。
私も選手も女子は「マイルチーム」だと自負しています。マイルで戦う。そのためにこれまで何年もかけてチームを作ってきました。何度も書きますが中学時代に特別強かった選手はいません。エースrinaは1度だけ64秒9を出したことがありますがそれ以外は67秒台という選手でした。他の選手も同様。ほとんどの選手が長距離選手に近い状態でしたからスピードがありません。昨年、マイルでインターハイに出場した6チーム中5チームが4継でもインターハイに出場しています。そのスピードを生かしてのマイルなのです。もちろん持続系のマイルチームもいますが、それは圧倒的な持久力を持っています。インターハイで入賞するレベルの選手を抱えているなら可能かもしれませんが、うちのような普通のチームには到底到達できないレベルです。
だからこそ1年間、スピードを上げるための努力をしてきました。スピードを生み出すのは基本的な技術と基礎筋力だと考えていますからそれを繰り返し繰り返し地道にやってきました。そのスピードの中心にいるのがakaneです。唯一といっても良いほどのショートスプリンターでした。武器は最大スピードの高さです。身長があるので加速段階が上手くいきませんがスピードに乗れば簡単には負けません。しかし、今のミスが続けば4継での活躍は期待できません。生かされないのです。4継でも戦うためにもう一度考えていこうと思っています。このままでは勝てない。
持っている力を最大限に引き出せるか?大きな問題だと思います。いつも選手には「心」だと話し続けてきました。「心」が変わっていけば自然とやるべきことが見えてきます。今の上級生でsakiが力を出し切れるようになればチームのインターハイはかなり近づいてくると思っています。akaneにできたのだからsakiにもできると思っています。かなり労力がかかりますが、それでも手をかけるだけの意味はあると思っています。3年生がいるから強いと思われています。それでは非常に面白くない。他の選手も力を発揮していけば今の3年生には簡単には負けない選手ばかりです。ここがチームとして戦っていくためのうちの大きな課題だと思います。
男子は「想い」が強すぎる。絶対に強くなりたいという「想い」があります。一切の妥協を許さないotani、今回のレースは全く納得ができないと思います。マイナスに考えてしまう危険性があります。ここは何度も本人に話をしていかなければいけないと感じています。男子もかなりの力があります。取り組む意識も本当に高いと考えています。だからこそ「結果」という自信につながるものを出させたい。女子が力を発揮できるようになってきたということは男子も同じように出せるはずなのです。ここに大きな課題があります。私自身もっと多くのことを考えていかなければいけないと感じています。こちらは4継チームです。スピードを生かしてもっともっと戦える状態に持っていかないといけないと思います。アンカーに1年生を使わなければいけないチーム事情です。だからこそ上級生の3人が逃げ切れるだけの差を作り出してこなければいけない。プレッシャーを感じるのか、自分たちの力を示すのか。大きな差だと思います。
戦うためには様々な部分が不足しています。そのことを今回の支部大会で改めて気付かされました。選手に日誌、「心」が動いている者が多い。1年生とは温度差がかなりあります。仕方ない部分だとは思います。「感動した」と書いている1年生がいました。これは伸びる可能性があると思っています。自分が「走れた」「走れなかった」という自己評価ではなく、チームの取り組む姿勢を見て「心」が動いたのですから。上級生がどこまで自分の「心」を動かし、他者の「心」を動かせる選手になれるか。私自身も選手の「想い」に応えられるだけの「力」を身につけていきたいと思います。
インターハイへの道、スタートを切ったばかりです。絶対に届くと信じて戦っていきます。
今回は全て褒めらるわけではありません。4継でのミスは致命的でした。かなり動いていたのもあったと思いますが、またもバトンミス。これまでまともに渡ったことがありません。この部分を克服しなければいけません。基本的に待ち切れず少しタイミングが早くなってしまうのだと思います。加えてレースの時の集中力が増してきましたから練習の時よりも加速段階が良くなるのだと。今回の4継3-4走で完全に止まりました。減速したところからの再加速ですからかなりのロスをしています。何とか勝てたという感じですから。50秒9はもちろん、チームベストですしこれまで「4継のスピードがない」と言われていたチームとしては十分かもしれません。しかし、1走に1年生を使いこれまでと比べ0.5秒以上は速くなっているはずです。それで50秒9というのは良くありません。4継でも表彰台を狙うためには今のままでは4継で勝負しようとしているチームには絶対に勝てません。そのことを全員が危機感を持って考えていかなければいけないのです。
私も選手も女子は「マイルチーム」だと自負しています。マイルで戦う。そのためにこれまで何年もかけてチームを作ってきました。何度も書きますが中学時代に特別強かった選手はいません。エースrinaは1度だけ64秒9を出したことがありますがそれ以外は67秒台という選手でした。他の選手も同様。ほとんどの選手が長距離選手に近い状態でしたからスピードがありません。昨年、マイルでインターハイに出場した6チーム中5チームが4継でもインターハイに出場しています。そのスピードを生かしてのマイルなのです。もちろん持続系のマイルチームもいますが、それは圧倒的な持久力を持っています。インターハイで入賞するレベルの選手を抱えているなら可能かもしれませんが、うちのような普通のチームには到底到達できないレベルです。
だからこそ1年間、スピードを上げるための努力をしてきました。スピードを生み出すのは基本的な技術と基礎筋力だと考えていますからそれを繰り返し繰り返し地道にやってきました。そのスピードの中心にいるのがakaneです。唯一といっても良いほどのショートスプリンターでした。武器は最大スピードの高さです。身長があるので加速段階が上手くいきませんがスピードに乗れば簡単には負けません。しかし、今のミスが続けば4継での活躍は期待できません。生かされないのです。4継でも戦うためにもう一度考えていこうと思っています。このままでは勝てない。
持っている力を最大限に引き出せるか?大きな問題だと思います。いつも選手には「心」だと話し続けてきました。「心」が変わっていけば自然とやるべきことが見えてきます。今の上級生でsakiが力を出し切れるようになればチームのインターハイはかなり近づいてくると思っています。akaneにできたのだからsakiにもできると思っています。かなり労力がかかりますが、それでも手をかけるだけの意味はあると思っています。3年生がいるから強いと思われています。それでは非常に面白くない。他の選手も力を発揮していけば今の3年生には簡単には負けない選手ばかりです。ここがチームとして戦っていくためのうちの大きな課題だと思います。
男子は「想い」が強すぎる。絶対に強くなりたいという「想い」があります。一切の妥協を許さないotani、今回のレースは全く納得ができないと思います。マイナスに考えてしまう危険性があります。ここは何度も本人に話をしていかなければいけないと感じています。男子もかなりの力があります。取り組む意識も本当に高いと考えています。だからこそ「結果」という自信につながるものを出させたい。女子が力を発揮できるようになってきたということは男子も同じように出せるはずなのです。ここに大きな課題があります。私自身もっと多くのことを考えていかなければいけないと感じています。こちらは4継チームです。スピードを生かしてもっともっと戦える状態に持っていかないといけないと思います。アンカーに1年生を使わなければいけないチーム事情です。だからこそ上級生の3人が逃げ切れるだけの差を作り出してこなければいけない。プレッシャーを感じるのか、自分たちの力を示すのか。大きな差だと思います。
戦うためには様々な部分が不足しています。そのことを今回の支部大会で改めて気付かされました。選手に日誌、「心」が動いている者が多い。1年生とは温度差がかなりあります。仕方ない部分だとは思います。「感動した」と書いている1年生がいました。これは伸びる可能性があると思っています。自分が「走れた」「走れなかった」という自己評価ではなく、チームの取り組む姿勢を見て「心」が動いたのですから。上級生がどこまで自分の「心」を動かし、他者の「心」を動かせる選手になれるか。私自身も選手の「想い」に応えられるだけの「力」を身につけていきたいと思います。
インターハイへの道、スタートを切ったばかりです。絶対に届くと信じて戦っていきます。