「諷刺画って面白い?」と「小野忠重コレクション展 ―近代日本版画―」 於:町田国際版画美術館
昨日「町田市民文学館」の後に行ったのが、当初の目的地である「町田国際版画美術館」。
ここでは「諷刺画って面白い?」と「小野忠重コレクション展 ―近代日本版画―」をやっていた。
まず「諷刺画って面白い?」は、海外三人の作品とフランスの『ラ・カリカチュール』紙掲載の作品などを中心に諷刺画100点を展示。
まずウィリアム・ホーガスとオノレ・ドーミエの作品は面白いのだが、ホーガスは教訓的・ドーミエは父子の愛情物で諷刺画と言えるかどうか疑問だし、フランシス・ゴヤの作品はほとんど諷刺の内容がわからない。唯一新聞『ラ・カリカチュール』の作品から言論の自由や為政者への諷刺が読み取れ、絵もきれいで共感できた。
同時開催の「「小野忠重コレクション展 ―近代日本版画―」は国内作家中心の版画作品や資料約180点を展示。全般的には印象の暗い作品が多いと感じたが、中で竹下夢二、藤田嗣治、梅原龍三郎などの作品に目をひかれた。
これは私が有名人病に毒されているせいかもしれない。
会期は2016年9月22日(Thu)まで。
帰りは町田駅周辺で遅い昼食。なじみの『富士そば』の天ぷらそばですませた。
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