曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

冬の今、我が家の蝶はどうしてる

2019年01月17日 | 日記

今日の花

バラ  昔はバラが好きだったことがあります。中学3年頃のことだったかな。庭にたくさん植えて育てていました。

 


 今朝アサギマダラが部屋の中で羽化していました。無事に羽化したことは嬉しいのですが、「少し早すぎる」と困っています。今の気温では南の方の島まで自分で飛んで行くのは無理に決まっています。家で飼うとしても春になるまでの70~80日はこれも無理です。以前2月の下旬に羽化したアサギマダラは3月中家の中で飼育して、4月の初めに外へ出すと自分の力で飛んで行きました。仕方がないのでしばらくは家の中で飼育して様子をみましょう。

実は、1月の7日までは家の外の飼育小屋で秋に生まれた南方の蝶が生きていたのですが、寒さと飢えで最後の1頭が死んでしまい、その後は蝶のいない日々が続いていました。今日アサギマダラが生まれたのでまた世話をしなければなりません。今年の冬は暖かいのでその他の幼虫も生育が進み蛹になっているものが多いのです。すでに蛹になっているものが多いのでこれから冬の間に羽化が続いて起こるかもしれません。

 


今朝生まれたアサギマダラ♀

 

 

正月すぎて死んだマダラチョウ

気温が低い日が続くと飛ぶことが出来なくて、餌がとれなくて死んでしまいます。

 

庭のキジョランには幼虫と蛹がたくさんついています。ほとんどの葉が食べ尽くされて丸裸寸前です。

ツルモウリンカの葉にも

 

 

トウワタの葉にはカバマダラの幼虫が寒さに負けず頑張っています。

 

 

 

椿の花


薄寒桜がもう咲いていました

2019年01月15日 | 日記

今日の花

先日いただいた薔薇です。いただいた時には固い蕾だったのに寒さに負けず開いて来ました。

 


 毎日、ほとんどの時間をみかん畑にいるか作業場でみかんの選別や荷造りをしているわたしですが、今朝は用事があって街の方へ出かけました。元の教会だったところへ差しかかると、ずっと前に私の植えた薄寒桜がちらほらと咲いているのが見えました。今日は1月の15日ですよ、薄寒桜がこんなに早くから開花するのは初めてのことです。この桜は例年ですと1月の終わりごろか2月の初めに咲き始める桜なのです。やはり今年は暖かいのでしょうか。

桜の花を撮りに庭の中に入ると花壇にはいろんな花が咲いていて、この一角はもう春なのではないかと思わせるほどでした。我が家の庭には花と言えば椿くらいしか咲いていないのに花壇の手入れが良いのでしょうね。花の名前は分かりませんがたくさんの写真を撮らせてもらいました。桜の隣には私の植えたミモザの木もあります。こちらはまだ咲いていませんでしたが蕾が膨らんで黄色い色が見えています。咲くのはもうすぐですね。

でもこのまま春になるわけはないですよね。本当の春が来るのはまだまだ2か月以上先のことです。私たちはゆっくり春の来るのを待ちましょう。

 


薄寒桜

 

 

 

菜の花

 

名前を知らない花たち

 

 

 

 

 

寒に入ったばかりですが、正直なところ 春は待ち遠しいですね!

 

 


ハウスのビニール張り

2019年01月07日 | 日記

今日の花

椿  友人からもらった椿ですが、風鈴と言う名だそうです。初めて咲きました。

 


 昨日1月6日は小寒です。12月中にビニール張りを終えておきたかったのですが、みかんの出荷が忙しくてできませんでした。寒に入ったことだしもう待てません。朝から準備をしてビニール張りを始めました。そんなに難しいことではありません。棟の上に巻き上げてあるビニールをくるくると回して降ろして行きます。ハウスの骨組みパイプの肩の所にビニールの端を止めるための金具が着けてあってビニールが風で持ち上がらないように端っこを金属のバネで止めるのです。そしてビニール全体はバンドで押えます。ただそれだけのことですが、ハウスの周りを何度もあちこちと歩き回らねばならないので結構くたびれます。もともと施設栽培はあまり好きではありませんが、果実が樹上で越冬する南津海を寒さから守るためには仕方がありません。この1棟だけハウス栽培をおこなっています。作物はできることなら自然のまま作りたいですね。

 


ハウスのビニール被覆作業

 

右半分はもうビニールが下りています。

左側のビニールをくるくる回して降ろして行きます。

地上からパイプに付いたハンドルを回して巻き上げてあったビニールを広げます。

ビニールで覆われて外界と遮られました。

中の温度が上がり過ぎないようにハウスの横はまだ開いたままです。寒さの厳しい時にはサイドのビニールも降ろして密閉します。それでも内部の温度が下がると暖房機が働き始めて0℃以下にならないようになっています。南津海の果実は-4℃くらいまでは絶えられますが普段暖かい大島でも-4℃以上に低温になることもあります。

強い風対策として端は補強します。

このハウスは奥行きが約60mあります。

修理などで棟の上に上がることもありますが上を歩くのはやはり怖いですね。

 

2月の終わりか3月の初めにビニール被覆は取り除きます。できるだけ太陽の光のもと、自然の状態に戻してやりたいからです。現代の農業はハウス栽培抜きには成り立たないようですが、贅沢な世の中ですよね。冬にイチゴを食べることは今では当たり前のことですし、きゅうり・茄子・トマトなどの野菜は一年中食べていることが不思議でない世の中ですね。

このパイプハウスはほとんど私一人で建てました。一月くらいかかりましたが、プラモデルを作るみたいで結構楽しみました。物を作るのはなぜだかとても楽しいのです。

 


いろんな柑橘が美味しい季節になりました。

2019年01月07日 | 日記

今日の花

 

 スミレ

 


今日の音楽

Wiener Cello Ensemble 5+1

 

久し振りで「今日の音楽」を載せることにしました。良かったら上の画面をクリックして音楽を聴きながらご覧になってください。


 12月にある雑誌から取材の依頼が来ました。12月にはみかんの発送に追われていて30分どころか10分の取材でも受けたくない気持ちです。今はとても無理であると丁寧にお断りし、年が明けてからならいくらでも時間が取れますとお伝えしたところ、それでも良いとのご返事でした。それで今日が約束の日でした。

私は今日は朝からゆっくりしていて、朝食の後一人でいろんな柑橘の試食会をしていました。この時期になると温州みかん以外のいろんな柑橘が食べごろを迎えます。新しい品種も加わって来ますので食べ比べは楽しいものです。食後のんびりとそんなことをしていると約束の方が来られましたので、あわてて片付けて出かけました。

取材の目的は雑誌の中の1ページに各地の農家を紹介するところがあってそこでみかんの話を紹介させてほしいとのことでした。私は世間ではあまり知られていない柑橘をいろいろ作っていますが、そのようなページにマイナーな柑橘を紹介していただけるのであればありがたいことだと思い一生懸命説明させていただきました。果物は口でいくら詳しく説明しても食べてみないことには始まりません。取材の方にもいろんな品種をたくさん試食していただき、一消費者としての感想を聞かせていただきました。私が朝から一人試食会をやっていましたが、柑橘の味や品質に対して作る側の見方と消費者側の見方には違いがあることがよくあります。こんな時、柑橘業界以外の方の意見が聴けるのは嬉しいですね。

 


知るほどに奥の深い 柑橘の世界

 

どれもあまり見かけない柑橘でしょう。?????

 

山本柑橘園で今食べごろを迎えている品種です

お客様との試食会    やはり糖度18度の越冬完熟みかんが一番人気でした。

 

朝食後の一人試食会。 この食べた跡はひどいですね。カミさんに見られないよう片付けておかないと。

 

柑橘の取材風景

 

私たちの試食会を覗いていたヒヨドリ。 「美味しそー。私も試食会に加わりたいな !」なんて。

知らんぷりをしていますが、私たちのすきを狙っているのです。

 

 


周防大島 山頂からの日の出

2019年01月03日 | 日記

今日の花

椿  これだけの花を集めるのは大変でした。

 


 昨年は周防大島のことが何度も全国版のニュースで流されずいぶん有名になりましたね。明るい話題もありましたが有ってはならないような事件もありました。

もともと日本は島国であって最も大きい本州を初めとしてすべてが島で出来ています。島と言うのは周りがすべて海である陸地のことを言うそうですがオーストリア大陸は島と言いませんので、それより小さい陸地のことを島と呼びます。世界で最も大きい島はグリーンランドです。それでは世界中に島はいくつあるかと言われると、数えるのは不可能ではないかもしれませんが難しいことでしょうね。でも日本に島がいくつあるかと言うのは調査されていますので分かります。周囲が100m以上の島は6852あるそうです。その中の一つが周防大島ですが、ナントか大島と呼ばれる島は全国に沢山ありますので、その中の一つである周防大島のことをよく知っている日本人は以前はとても少なかったことと思います。テレビや新聞であれだけ何度も報道されると全国のかなりの人たちに周防大島の名前を知ってもらうことができたと思います。この機会に周防大島の自然や景色をもっと知っていただけるよう私のブログも大した役には立ちそうもありませんがその日の題名に周防大島の名を付けて見ようかと思います。

私は毎年のように正月3が日の間に嵩山に登ります。嵩山は周防大島の中央部にあり標高619mでとても見晴らしの良い山です。そして山頂まで車で登れる道路があるので足の弱い方でも登ることができます。とても手軽な山です。今日は山頂からの日の出と早朝の眺めを紹介いたしましょう。

 


山頂近くにある展望台からの眺めはとても素晴らしいです

 

 

この眺めを写真に撮るためにここを訪れる人は結構多いです。

この展望台は山頂から南側に少し下ったところにあります。

大阪から来られた方もいました。

 

山頂にはいろいろな建築物があり面白くないのですが私たちみんなお世話になっているので仕方がありません。テレビなどの中継所が何か所もあり、またハンググライダーなどのランチャーも作られています。

上の写真の中央部の最も高いところが周防大島の最高峰の嘉納山で標高695mです。周防大島の北側に米軍の岩国基地や自衛隊基地がありますので、嘉納山にはレーダーや飛行機の誘導施設などがあります。

 

山の斜面を縫うように道路がつくられていますが、私がよく紹介する大島オレンジロードです。

嘉納山には深い谷が何本もあり、沢沿いにはアサギマダラの育つキジョランが沢山自生しています。

 

山頂から北の方角を見ると広島県です。

 

広島の少し手前に岩国の米軍基地や工場群が見えます。米軍岩国基地は厚木基地などに駐留していた飛行機などが移転してきて今や極東一の大空軍基地になりました。

岩国基地の滑走路に入る飛行機はすべてここの山頂のすぐ上を通ります。

 

山頂から南の方を眺めると愛媛県ですが、今日は南側は視界が良くなかったので紹介できませんでした。周防大島の位置が少しわかっていただけましたでしょうか。

 

 


1月2日の夕日と アオサギ

2019年01月02日 | 日記

今日の花

椿  今年も椿の花をよろしく

 


 今日は正月の二日です。

今日はみんな少しづつ活動を始めたようですね。元日のような静けさは無くなりました。私はといえば元日に書き始めた年賀状を今日のお昼までかかって書き上げました。新年の初仕事が一つかたずいたと喜びました。お昼過ぎに郵便局へ年賀状の投函に行き、そのままいつもの港の公園に行きました。普段はほとんど人影もなくひっそりとした公園ですがさすがにお正月ですね、子供たちの笑い声が聞こえてきました。サッカーボールでお父さんと遊んでいる子供、滑り台で遊ぶ子供、バドミントンの羽を追いかけている子供、みんな正月なのでおじいちゃんやおばあちゃんの所へやって来た子供たちなのでしょう。のどかな光景です。

今日は午後になって良く晴れてきました。夕日でも見に行こうかなと出かけたのですが、日没までにあまり時間がなかったので遠くまで行くと間に合いません。最も近くの竜崎へ行って日の沈むのを待ちました。普段仕事帰りによく寄るところです。今の時期には太陽の沈むところが最も南によっているので山の低い位置に沈みます。瀬戸内海でもこの辺りは島が多いので水平線に太陽が沈むところはなかなか見ることができません。安下庄湾での夕景色は海と言うより湖のように見えますね。

写真を撮る時風景の中には何かいきものが欲しいところです。見るとラッキーなことにアオサギが小さな岩の上に立っていました。シメシメとばかり堤防の陰に隠れながら近づくことができました。

 


今年初めての夕日

 

黄金の液体 

 

 

アオサギを見つけました

 

 

沖に向かって飛び立ちました。   いつ飛び立つかと待っていたのですが気が付くと既に飛んでいました。

 

日が沈み、新年の2日目が終りました。

 

私たちにとって今のこの時は一日の終わりですが、ずっとずっと西の方では今ちょうど朝を迎えている人たちもいるのですね。

 


新年のご挨拶

2019年01月01日 | 日記

今日の花

和水仙  周防大島では12月の初めごろから咲き始めます。

 


           新しい年を迎えました。

     本年も よろしくお願いいたします。

 

 


 

 

 今年は十二支の最後の年となり、平成の時代も終わろうとしています。そして今年はこれから新しい時代に入って行く一つの節目となる年になるのかもしれません。

過度な繁栄や豊かさを求めず平和で静かな暮らしのできる日本になってほしいものです。