曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

飼育小屋のマダラチョウたちが羽化し始めました。

2019年07月21日 | 日記

今日の花

先日いただいた百合カサブランカが良く咲いて来ました。

 


 今日は3年ぶりの参議院議員の投票日でしたね。国民がどのような審判を下したのか結果が楽しみです。

朝早くに投票所に行って投票を済ませましたが、天気が良くなかったせいか投票者の来場はまばらでした。今でも選挙に行く度に、昔学生だったとき20歳になって初めて選挙ができるようになった時のことを思い出します。わくわくしながら地域の小学校にあった投票所に入ると、なんと下宿のオジサンがにこやかにこちらを向いて座っていたのです。もちろんその時が何の選挙だったかは今ではまったく記憶にありませんか、下宿のオジサンが立会人だったことが意外だったのでその記憶だけがくっきりと残っています。

選挙の結果は明日の朝を待つとして、今日の話はまた蝶のことです。午前中飼育小屋に入ると、昨日まで幼虫と蛹ばかりで静かだった小屋の中の雰囲気が変わっていました。色鮮やかな蝶が沢山天井の方を舞っているのです。静が急に動に変わったのです。羽化が始るのはもう少し後かなと思っていたのですが、意外に早かったですね。6月26日に我が家にやって来たマダラチョウたちがその日のうちに産卵を始めたことは以前書きましたが、こんなにも早く次の世代が生まれようとは予想していませんでした。たった25日で次の世代が生まれたことになります。確かにこのひと月の間、幼虫たちのお世話は大変でしたが、マダラチョウのお母さんから預かった卵の一部はこれで無事に育てることが出来たことになりホッとしています。でも、これで子育ては終わりではありません。生き物はまた次の世代を産みます。そしてその次も・・・・・。どこまで面倒を見るのか悩むところです。今回の飼育で蝶と食草との関係がいいろいろわかりました。嬉しいことです。明日以降毎日羽化が進み小屋の中は蝶で過密になって行くことでしょう。

 


今日羽化したカバマダラ・スジグロカバマダラ、ツマムラサキマダラ

 

 

スジグロカバマダラ

 

ツマムラサキマダラ

 

先月送っていただいた蝶の中でリュウキュウアサギマダラがまだ元気でいます。

よく生きていますね。

 

 

蝶たちの夜の状態

 

沢山の幼虫を過密状態で飼育すると思わぬ事故があります。

 

こうして、食草の植物の葉裏で蛹になると後で育つ幼虫がこの葉にやって来て蛹の付いた葉を食べてしまうことがあります。他の幼虫が葉を全て食べてしまうと着いていた蛹は地面に落ちてしまいます。

落ちた蛹はそのままでは正常な羽化ができませんから、拾って竹串に接着剤でくっつけて羽化するのを待ちます。

 

この蛹の中で蝶の体が少しづつ作られています。

 

寄生虫のため蛹のまま死んでしまう個体もいます。

 

本日の羽化は、カバマダラ7頭・スジグロカバマダラ2頭・ツマムラサキマダラ1頭でした。

 


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