気が付くとかなり溜まっている。
上司に言われて、20代の中頃から本を読みだした。
以前にも書いたが、いわゆるビジネス本と呼ばれる類である。
少ない給与から毎月本題として1万円をあてていた。
何を読むかはビジネス本のランキングをネットで調べて上位から選んだ。
内容が難しい本でもお金を無駄にしたくないので最後まで読んだ。
基本的に同じ本は2度読まない。
本に線などは引かない。
気になる部分は手帳に書き出す。
書き出した内容は近々中に実行してみる。
30代は国家試験への挑戦などもあり、かなり読書時間が減った。
でも40代は薬局と介護用品の販売・レンタル業の社長業だったので読書量が増えた。
経営者としての自分磨きが始まった。
ここでも2度読みも線引きもしない。
気になる部分はTo-Doリストとして机の上のメモ用紙に書き写した。
即現場で実践に活かしてみる。
東京に出てきてからはひたすら歴史小説や時代小説にはまっている。
著者はその時代に生きていたように表現する。
かなり面白い。
この歳になるとビジネスの基本は変わらないと思うようになった。
新しいビジネス本が出てきても会社運営や人の動かし方、マーケティング手法などは原則変わらない。
変わったのは時代だけだとわかると、時代を自分なりに追い続けると何とかなる。
人の書いた本のようにはいかない。
沢山の本から学べることは、それぞれに、それぞれのやり方があるってことだ。
そのそれぞれを知ることが大事になる。
一人を尊敬するよりもより多くの人を尊敬した方がそれぞれが分かる。
”独りの賢者から学ぶより百人の賢者から学べ“と言いたい。
東京の本棚には文庫本がかなり増えてきた。
私は本を読むのが遅い。
それでも増え続けている。
要は暇なのだ。
何度か挑戦したんですが挫折しました。
私は語り部が似合っています。