医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

長いすマーク

2019-06-08 06:56:26 | 薬局

人の振り見て我が振り直せかな。

 

お陰様で四国の巡礼セミナーも終わった。

徳島では四国八十八箇所霊場の1番である「霊山寺」にも行ってきた。

残りの八十七箇所は人生の目標に取っておくとしよう。

 

医療費抑制は全国共通である。

そして、調剤報酬改定も全国共通である。

がしかし、それぞれ地域差があり受け止め方は十人十色だ。

それは自己責任だから私がどうこう言うことではない。

ただ、“狼がくるぞ”と警告を発するのみである。

狼は来ないかもしれない。

狼が来て焦るのと、来ても適切に対応できる準備ができているでは、かなり結果は異なると思っている。

今回の四国巡礼セミナーは、狼は来ないかもしれないが、長い目で考えると大きな生き残りの体制作りになると思っている。

”信じるものは救われる“程度の話かもしれない。

 

地方に来て思うのは、他の地域でどんなことが起きているのかを知らないことに不安を感じる。

「かかりつけ薬剤師指導料」が新たな処方箋獲得に貢献している。

在宅訪問が新しい収益源になりつつある薬局がある。

地域活動から周辺地域の処方箋が増え出している薬局もある。

患者が必要とする配食サービスなどが、事業として軌道に乗りつつあると報告がある。

健康をテーマとした日帰りバスツアーが好評と聞こえてきた。

薬局の空きスペースを利用して図書館を開いた薬局もある。

セミナーで提案したなぞなぞが待ち時間解消になるのではと試しが始まった。

模造紙に書かれたシルバー川柳が処方元の待合室で評判になっている。

夏場の水分補給所として幟を出してみた。

集まった参加者は少ないが健康教室を開催する。

木曜日は診療が休みで患者が来ないので認知症カフェに挑戦してみる。

介護する人の”ケアラーズカフェ“もあると教える。

住宅改修を請け負い、信用できる施工業者とのジョイントが始まる。

などなど、みんな必死でいろいろなことに挑戦している。

そんな姿に刺激され、勇気を持ってやってみる。

 

環境は万人に平等である。その環境を上手に捉え、知恵を絞り対応することが大事になるんじゃないのかな。

 

 

 

 

コメント
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