医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

左右の確認

2017-01-23 06:13:54 | 薬局
楽な業界なのかと思っちゃう。

普段、何気なく支払っているお金は何を根拠に適正だと考えているのか。
例えば、医薬品の購入価格である。
意外に、どことも比較していない様だ。
もちろん企業秘密なのかもしれないが、自社の購入額が安いのか、高いのかさえもわからない。
とある会社の話であるが、医薬品の期限切迫品を大量に安く買いたたくそうだ。
もちろんその薬が薬局で使われる。
期限切迫ゆえに期限までに使いきれるのかどうかは定かではない。
きっとそんな薬局がハーボニ―偽造品みたいなのを引いちゃうんじゃないだろうか
今回の話ではないと思うけど。

その他にも知りたい費用はいくらでもある。
会計事務所の顧問料はどうだろうか。
相場が見えていない。
もちろん労務の量にもよる。
丸投げでは高くても仕方がない。
会計事務所が勧める会計ソフトが割高だったりする。
毎月、会社に訪問してくれるが資格のない担当者ってことも多い。
だから何を聞いてもチンプンカンのトンチンカンだったりする。
また、税理士等は基本的に節税対策など自ら言わない。
良かれと思って節税対策を勧めると、素人は勘違いして思わぬ方向に進んでしまうことがある。
結果として節税ではなく脱税まがいに発展する可能性がある。
そうなると税理士は脱税ほう助として免許のはく奪になることもある。
誰しも危ない橋は渡れない。
税理士の上手な使い方は、自分から勉強してプロの知恵を授けてもらうことだ。
これが面倒なのでなかなかやらない。
同じ様に社会保険労務士の顧問料もバラバラである。
普段はほとんど活用しないにもかかわらず高い報酬を払っていることも多い。

意外なのはセキュリティーの会社もたまに見積もりを取ると下がることがある。
もちろん相場など知らないと思う。
でも、見積もりを取られると、誰しも”ヤバイ“と思うんじゃないだろうか。

見積もりで思い出したが、薬袋や分包紙、コピー用紙なども…が有効だ。
何だかいやらしい奴だと思うかもしれないが、これも大事な仕事の一環だ。
その他にも建築コストも坪単価くらいはベンチマークしておきたい。

私のコンサル料は極めて単純である。
比較の仕様がない。
基本的に薬局のコンサルタントが少ないからかもしれない。
だから言い値だ。
しかも極めて良心的である。
さらに契約期間は6ヶ月ごとの見直しである。
成果が出ないと思ったらすっぱり切ることが出来る。

指導の仕方がかなり厳しいので耐えられない人には向いていない。
若手の経営者には”おやじ”のつもりで叱る。
でも、とことん面倒は見る覚悟で臨んでいる。
何といっても”むすこ”のつもりで接しているからだ。

要は、他との比較が大事だってことである。

以上!







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