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達磨の開眼

 受験シーズンに突入する前、教室の黒板の上に立てかけておいた絵馬に描かれている達磨、昨日公立高校の発表があって、やっと両目を入れることができた。


 娘が買ってきてくれた絵馬掛けに2か月以上掛けてあった。その間中、塾生を見つめ続けてくれた達磨さんに感謝の気持ちを込めて目を入れた。
 力を十分に発揮できない生徒もいて、「満願成就」とまではいかなかったが、長い長い受験シーズンの間、パイナップルに食あたりはしたものの、インフルエンザには罹らず、風邪も引かずに、塾生たちに迷惑をかけることなく、何とか乗り切れただけでも受験の神様に感謝せねばならない。
 
 毎年のことながら、私立中入試、高校入試、大学入試と休む暇もなく、走り続けてくると、最後にはヘトヘトになる。もうイヤだ!!と何度も弱音を吐きながらも、最後まで走り続けると、達成感よりも疲労感の方がまさる。と、同時に、もっと頑張ることができなかったか、という苦い思いが募るのも毎年のことだ。成功した子のことよりも、失敗した子のことの方が気にかかる。完璧など不可能だと思いながらも、少しでも完璧に近づきたいという思いで、必死にやって来たつもりだが、それでも叶わないことはどうしてもある・・、残念ながら。

 少しゆっくりして英気を養いたい、と思いはするが、すぐにまた新学期の準備に取りかからねばならない。休む暇がないんだよね、レゴで遊んでばかりに見える私でも・・。
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