毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
2年経って・・
3月10日の朝刊は、「東海初の夏日-北日本は猛吹雪」という見出しで、南北に細長い日本列島の気候の多様さを伝えていた。
『9日の東海地方は移動性高気圧に広く覆われて朝から気温が上昇し、三重県松阪市粥見で25.6度を記録、東海3県で今年初めての夏日となった。岐阜県では、最高気温が20度を今年初めて突破した。名古屋地方気象台によると、4月上旬から5月下旬並みの陽気で、名古屋市中区では半袖シャツで歩く人の姿が見られた。
発達した低気圧の影響で、9日の北海道は日本海側を中心に暴風雪となり、交通事故や公共交通機関の運休などが相次いだ。暴風雪は同日午後に収まったが、札幌管区気象台は、10日に別の低気圧が近づき、9日より大荒れになるとして、警戒を呼びかけている』
もうスタッドレスタイヤをノーマルに替えようと思っている私は、吹雪の地区が同じ日本にあるなんて思いもしなかったが、それだけ日本は気候の違いが大きいんだな、と改めて知った記事だったが、同じ面に、「脱原発集会1万5000人」という見出しがあったのを読んで、別の意味で日本の「多様さ」というものを実感した。
『東日本大震災から2年を前に、東京都新宿区の明治公園で9日、脱原発を訴える大規模な集会が開かれた。昨年夏のピーク時に比べ、「下火になった」といわれる運動だが、主催者発表で約1万5000人が集まった。初参加の人もおり、脱原発を求める声が根強いことを示した。
主催は「さようなら原発一千万署名市民の会」。呼びかけ人の一人で作家の大江健三郎さんは「(運動が)色あせたという声もあったが、今日はその反証になる」と話した』
これに対して、安倍ちゃんの一週間ほど前の施政方針演説に冠する報道。
『首相は「原子力規制委員会の下で、新たな安全文化を創り上げ、安全が確認された原発は再稼働する」と明言。「原発の再稼働は、原子力規制委の専門的知見の判断による」との自公連立政権合意から一歩踏み込んだ』
この2つの報道は、もう多様性などという次元ではなく、真っ向から相反する所信の表明である。こうした政治と民意の乖離は歴史上繰り返されてきたものであり、自民党に政権が復帰してしまった今当然のことかもしれないが、それでも安倍ちゃんの方針には、「NO!」を突きつけねばならない。昨夜9時からのNHKスペシアル「メルトダウン」を見ただけでも、安全な原発などありえないことが痛感できる。この番組を政府関係者に見せ、それでもあえて「原発再稼働」を主張するなら、想像力が余程欠如していると談ぜざるを得ないほどの内容だった。安倍ちゃんの言う「新しい国」とは概念だけの「国」であり、その中に人はいないとしか思えない・・。
震災によって犠牲になった方々のご冥福を祈ると共に、今なお困難な生活に耐えていらっしゃる方々に一日も早く平穏な日が訪れんことを祈る。
『9日の東海地方は移動性高気圧に広く覆われて朝から気温が上昇し、三重県松阪市粥見で25.6度を記録、東海3県で今年初めての夏日となった。岐阜県では、最高気温が20度を今年初めて突破した。名古屋地方気象台によると、4月上旬から5月下旬並みの陽気で、名古屋市中区では半袖シャツで歩く人の姿が見られた。
発達した低気圧の影響で、9日の北海道は日本海側を中心に暴風雪となり、交通事故や公共交通機関の運休などが相次いだ。暴風雪は同日午後に収まったが、札幌管区気象台は、10日に別の低気圧が近づき、9日より大荒れになるとして、警戒を呼びかけている』
もうスタッドレスタイヤをノーマルに替えようと思っている私は、吹雪の地区が同じ日本にあるなんて思いもしなかったが、それだけ日本は気候の違いが大きいんだな、と改めて知った記事だったが、同じ面に、「脱原発集会1万5000人」という見出しがあったのを読んで、別の意味で日本の「多様さ」というものを実感した。
『東日本大震災から2年を前に、東京都新宿区の明治公園で9日、脱原発を訴える大規模な集会が開かれた。昨年夏のピーク時に比べ、「下火になった」といわれる運動だが、主催者発表で約1万5000人が集まった。初参加の人もおり、脱原発を求める声が根強いことを示した。
主催は「さようなら原発一千万署名市民の会」。呼びかけ人の一人で作家の大江健三郎さんは「(運動が)色あせたという声もあったが、今日はその反証になる」と話した』
これに対して、安倍ちゃんの一週間ほど前の施政方針演説に冠する報道。
『首相は「原子力規制委員会の下で、新たな安全文化を創り上げ、安全が確認された原発は再稼働する」と明言。「原発の再稼働は、原子力規制委の専門的知見の判断による」との自公連立政権合意から一歩踏み込んだ』
この2つの報道は、もう多様性などという次元ではなく、真っ向から相反する所信の表明である。こうした政治と民意の乖離は歴史上繰り返されてきたものであり、自民党に政権が復帰してしまった今当然のことかもしれないが、それでも安倍ちゃんの方針には、「NO!」を突きつけねばならない。昨夜9時からのNHKスペシアル「メルトダウン」を見ただけでも、安全な原発などありえないことが痛感できる。この番組を政府関係者に見せ、それでもあえて「原発再稼働」を主張するなら、想像力が余程欠如していると談ぜざるを得ないほどの内容だった。安倍ちゃんの言う「新しい国」とは概念だけの「国」であり、その中に人はいないとしか思えない・・。
震災によって犠牲になった方々のご冥福を祈ると共に、今なお困難な生活に耐えていらっしゃる方々に一日も早く平穏な日が訪れんことを祈る。
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