毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
金木犀から
今頃になると、金木犀も盛りを過ぎたようで花弁が落ち始めている。近くに行ってもあの独特な芳香は漂ってこない。
ブログ上でに写真を貼り付ければ色んな物のあるがままの姿を伝えることはできる。ビデオクリップさえも貼れるようになったから、音声を伝達することも可能である。しかし、金木犀の香りをコンピュータを通して伝えることは現在の科学ではできない。五感のうち、視覚・聴覚を伝達することは可能だが、触覚・味覚・嗅覚はこれから先も伝えるのは難しいように思う。物質そのものを電送できたりする時代が来るかもしれないが、私の生きている間にはとても無理だろう。
したがって、香りを伝えるには今のところ、言葉という手段しかない。だが、これがなかなか難しい。辞書で金木犀を引いてみたら、「秋に赤黄色の花をひらくモクセイ。あまいかおりが強くただよう」とあった。たしかに金木犀に「甘い香り」という表現はよく使われる。しかし、「甘い香り」っていったいどんなものなのだろう。金木犀の香りを十分に表している表現なのだろうか。さらに辞書で「あまい」を調べてみた。すると、「におい、音などの感じが砂糖や蜜の味を思わせるようで、気持ちがいい。(例)あまいかおり、あまい声」とあった。なんだかしっくりこない。金木犀の香りから、砂糖や蜜の甘さを思い浮かべる人はあまりいないだろうし、どちらかといえば濃い香りだろう。さほど気持ちがいいかおりとも思えない。だからといって、「甘い香り」という表現以外にぴったりくる形容は見つからない・・。なんだか混乱してくる。
などと思い悩んでいると、辞書には「白い花のモクセイは、ギンモクセイといい、かおりがうすい」と追記されていた。金だから銀か・・、とちょっとお手軽すぎるような命名だが、私は今までそんな木があることはまったく知らなかった。検索してみたら、写真も載っていた。
金木犀の母種ということで花の色が違うだけでよく似ている。花が咲いてない時の見分け方は、葉の縁の切れ込みがあるほうが「銀木犀」で、ほとんどない方が「金木犀」なのだそうだ。ともに9月から10月にかけて咲くが、銀木犀は1年に何回か咲くらしい。知らなかった・・。
そういえば、1週間ほど前にも新しい発見をしていた。車で走っていたら、妻が突然「白い彼岸花!」と叫んだ。「何言ってるんだ、彼岸花っていえば赤に決まってるだろう」「そうだけど、あの花の形は彼岸花だったよ」「見間違いなんじゃないの」と私は一蹴したのだが、しばらくして信号待ちしている時に右側の歩道を見て驚いた。「あれか?本当に白い彼岸花だ・・」「そうでしょう、彼岸花だよね、あれは」
家に帰って調べたら、妻が言うとおりに白い彼岸花は存在した。妻に教えてやると「やっぱりね」と誇らしげに答えた。ちょっと悔しかったが妻の言うとおりだったから仕方ない。そのときは写真を撮り損ねたので、昨日改めてその場所に行ってみたが、もう枯れていた。やむを得ずネット上で写真を探してきた。
すると、この白い彼岸花は、赤い彼岸花と黄色い彼岸花(ショウキズイセン 鍾馗水仙)との間から生まれた雑種だということが分かった。なるほどと思っていたら、うまい具合に赤・黄・白の3種類が一緒に写った写真を見つけた。まるで仲のいい家族みたいだ。
ブログ上でに写真を貼り付ければ色んな物のあるがままの姿を伝えることはできる。ビデオクリップさえも貼れるようになったから、音声を伝達することも可能である。しかし、金木犀の香りをコンピュータを通して伝えることは現在の科学ではできない。五感のうち、視覚・聴覚を伝達することは可能だが、触覚・味覚・嗅覚はこれから先も伝えるのは難しいように思う。物質そのものを電送できたりする時代が来るかもしれないが、私の生きている間にはとても無理だろう。
したがって、香りを伝えるには今のところ、言葉という手段しかない。だが、これがなかなか難しい。辞書で金木犀を引いてみたら、「秋に赤黄色の花をひらくモクセイ。あまいかおりが強くただよう」とあった。たしかに金木犀に「甘い香り」という表現はよく使われる。しかし、「甘い香り」っていったいどんなものなのだろう。金木犀の香りを十分に表している表現なのだろうか。さらに辞書で「あまい」を調べてみた。すると、「におい、音などの感じが砂糖や蜜の味を思わせるようで、気持ちがいい。(例)あまいかおり、あまい声」とあった。なんだかしっくりこない。金木犀の香りから、砂糖や蜜の甘さを思い浮かべる人はあまりいないだろうし、どちらかといえば濃い香りだろう。さほど気持ちがいいかおりとも思えない。だからといって、「甘い香り」という表現以外にぴったりくる形容は見つからない・・。なんだか混乱してくる。
などと思い悩んでいると、辞書には「白い花のモクセイは、ギンモクセイといい、かおりがうすい」と追記されていた。金だから銀か・・、とちょっとお手軽すぎるような命名だが、私は今までそんな木があることはまったく知らなかった。検索してみたら、写真も載っていた。
金木犀の母種ということで花の色が違うだけでよく似ている。花が咲いてない時の見分け方は、葉の縁の切れ込みがあるほうが「銀木犀」で、ほとんどない方が「金木犀」なのだそうだ。ともに9月から10月にかけて咲くが、銀木犀は1年に何回か咲くらしい。知らなかった・・。
そういえば、1週間ほど前にも新しい発見をしていた。車で走っていたら、妻が突然「白い彼岸花!」と叫んだ。「何言ってるんだ、彼岸花っていえば赤に決まってるだろう」「そうだけど、あの花の形は彼岸花だったよ」「見間違いなんじゃないの」と私は一蹴したのだが、しばらくして信号待ちしている時に右側の歩道を見て驚いた。「あれか?本当に白い彼岸花だ・・」「そうでしょう、彼岸花だよね、あれは」
家に帰って調べたら、妻が言うとおりに白い彼岸花は存在した。妻に教えてやると「やっぱりね」と誇らしげに答えた。ちょっと悔しかったが妻の言うとおりだったから仕方ない。そのときは写真を撮り損ねたので、昨日改めてその場所に行ってみたが、もう枯れていた。やむを得ずネット上で写真を探してきた。
すると、この白い彼岸花は、赤い彼岸花と黄色い彼岸花(ショウキズイセン 鍾馗水仙)との間から生まれた雑種だということが分かった。なるほどと思っていたら、うまい具合に赤・黄・白の3種類が一緒に写った写真を見つけた。まるで仲のいい家族みたいだ。
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