岩黒島・櫃石島移動運用報告①

計画編
9/26（土）に香川県坂出市（JCC 3603）岩黒島・櫃石島に移動運用に行ってきましたのでご報告します。

瀬戸大橋の橋脚の島である岩黒島・櫃石島は島民用の出入口があるものの一般の車は島に入ることができません。現在一般的な方法はJR児島駅前からの下電バス（下津井電鉄）・瀬戸大橋線を利用する方法です。櫃石島・岩黒島を経由し与島で坂出から来た琴参バスと連絡しています。

これらの島へはかつて定期船が通っていましたが瀬戸大橋の開通に伴い廃止、以後30年以上バスが運転されてきました。ところが下電バスは新型コロナウイルスの影響で収益の柱であった高速バスが運転できなくなり会社は苦境に立たされることになりました。

下電バスの路線は大半が自治体から赤字補助を受けている状態で、補助を受けても高速バスの収益が見込めないため大幅な赤字が避けられない状態に陥りました。このため下津井線・由加山線の２路線を９月末で廃止、瀬戸大橋線も来年３月末での廃止を決めました。瀬戸大橋線では廃止に先立ち10月から１日６往復を３往復に減便、岩黒島・櫃石島への渡島が非常に難しくなります。６往復ある今のうちということで出かけることにしました。

本来なら高松にでも宿泊してシャムロックでスコッチ･･･じゃなかった２島を２日間回ればいいのでしょうが次の週に福岡移動を入れていたこと、27日にJLRS・福岡・全国高校と３つのコンテストが重なるため26日のみの日帰り移動とします。


島にいられる時間は下電バスの時刻で決まりますから互いの時間をバランスさせ以下の通りとしました。

岩黒島08:16着　10:02発（在島時間1時間46分）
櫃石島10:10着　12:39発（在島時間2時間29分）

帰りは櫃石島から与島に行き、与島で接続している琴参バスで坂出駅に抜けて高松から高速バスで神戸に戻ることにします。