JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

【中止】3/7 岡山県備前市[大多府島]移動

2015-03-06 | 移動運用予定
以下の日程で岡山県備前市の大多府島(JCC:3113 JIA:31-114)に移動運用に行ってきますのでご案内させて頂きます。
本日残念ながら雨のため中止いたします。天気予報にだまされました。
 
日時:3/7(土)11:15頃~14:00頃
場所:大多府島からQRVの予定です。
バンド:7MHz帯(SSB)


[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。
 担ぎ上げで電鍵を持って行けないためCWの運用はありません。

・雨の場合は中止もしくは途中で切り上げることがあります。

・現地からのご連絡はtwitterで行います。IDは[@jf4cad]です。

・今回をもちまして大多府島からの移動運用は一区切りとする予定です。
 ありがとうございました。
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鹿児島新島移動運用報告④

2015-03-05 | 移動運用結果報告
3/1(日) 鹿児島市内→姶良市→鹿児島空港→伊丹
本日は最終日です。14時発のJAL2406便で伊丹に戻る予定です。昨日の新島だけではもったいないのでどこかに行ってみます。

鹿児島市近辺で行けそうなのは姶良市や空港のある霧島市あたりでしょう。姶良市ですとJR加治木駅から、霧島市ですとJR国分駅から路線バスがあり、鹿児島市内に戻らなくても直接空港に行くことができます。

姶良市へはJRが便利です。8時9分発の国分行き電車に乗りましょう。

確かにQRVできそうな場所でしたが風が強いです。アンテナを設営することが危険なので少し待ってみましたが風は収まりません。アンテナを設営できないのでQRVは断念しました。


鹿児島市内に戻るのは面倒なため姶良市の加治木駅からバスで空港に向かいます。南国交通のバスで空港に向かいます。20分弱で着くそうです。


12時前に鹿児島空港に到着しました。まだ風があり霧島市からのQRVは断念です。

空港でお土産を購入しましょう。1Fにミネラルウオーターの自販機があります。これは霧島市営の関平鉱泉の水で、礎でも割水で使っています(チェイサーとしても出してくれます)。温泉臭さはなくすごくまろやかで焼酎を割るには最高の水だとのこと。500mlの水を1本買っておきました。これで自宅の水割りがグレードアップしそうです。あとは薩摩揚げとかるかん饅頭を買いました。

荷物を預けて空港で昼食にします。2Fの山形屋レストランを覗いたら名物の焼きそばがあったので頼んでみることにしました。金生町の本店には今もファミリーレストランがあり、ここの名物として長年親しまれているのがこの焼きそばだそうです。

ご覧の通り長崎で言うところの「皿うどん」です。具がたっぷりでボリューム十分。しかも空港価格ではなく本店と同じ700円にしてあるので地元のお客さんは多くが焼きそばを頼んでいました。ちなみに一緒に付いてくるのは三杯酢で、半分くらい食べてから味を変えるのに使います。酢をかけるとさっぱりしておいしいです。これはお勧めしたいです。

・・・というか今回山形屋でいくら使ったんだろうHi


JAL2406便で帰宅します。疲れたので寝ていたら「あと10分でベルト着用サインが点灯」のアナウンスがありました。


皆さまありがとうございました。予告通り新島からのQRVはこれで最後となります。新島は遠からずJIAのリストから削除されるでしょうから印象深い移動運用でした。鹿児島県では大雨でほとんど行動できなかった種子島にもう一度行きたいと思っています。
こちらは来年以降の構想になりそうです。プロ野球みたいに春のキャンプとして定番化してもよさそうですね。
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鹿児島新島移動運用報告③

2015-03-04 | 移動運用結果報告
2/28(土) 鹿児島市内→新島→鹿児島市内
本日のお天気は夕方から雨。何とか持ちそうな感じで予定通り新島に行けそうです。

行政連絡船の時刻は昨年と同じですから、午前10時5分発の船で新島に渡り、15時20分の船で帰ることになります。1日2往復のためこのパターンでしか島に渡ることはできません。

鹿児島市内から桜島フェリーで桜島港に渡り、そこからバスで渡船場のある浦之前まで向かいます。浦之前からは行政連絡船で新島に渡ることができます。9時の桜島フェリーに乗れば新島行きの連絡船に間に合います。


朝の「マッサン」を見てから新島に向けて出発しましょう。エマ役の優希美青ちゃんが体調不良で仕事を休んでいるニュースがありました。「あまちゃん」の小野寺ちゃんの時とはまるで違うげっそりやせた感じだったので気にはなっていましたが、事務所が仕事を入れすぎたことが原因だそうです。まだ10代半ばなんだから無理させないよう配慮して欲しいですね。

市電で水族館口まで行き、徒歩で桜島桟橋を目指します。もちろん市電は1日乗車券で乗っています。

フェリー乗り場に到着。船は「プリンセスマリン」の第十八桜島丸です。

桜島フェリーは大型の新船を入れるそうで、これに伴い昼間の便数を減らすことが決まっています。その方が合理化になるのでしょうが利便性は落ちてしまいますね。

入れ替えで引退するのがこの第五桜島丸。既に売船の公示がされています。長い間お疲れ様でした。

15分で桜島港に到着です。往復とも桜島港の改札口で船賃を支払うシステムです。桜島フェリーは市営交通の1日乗車券では無料にはならないものの30円割引となります。


新島行きの発着する浦之前港に直接行くバスはなく、60番の東白浜行きに乗り終点で70番に乗り換えとなります。どちらも1日乗車券が使えますから追加費用がかかりません。

桜島港から60番に乗車。バスは北回りで海岸線を進みます。ほとんどのお客さんは白浜の温泉センターで降りてゆきました。20分くらいで東白浜に到着。ここで70番のバスに乗り換えです。

70番のバスは乗客が私一人です。発車前に運転手に新島行きの連絡船に乗りたい旨言っておきました。乗客が見込めないのかバス停が近づいてもスピードを落とすことなく通過してゆきます。

バスは西浦之前で停車。ここで降りて港に急ぎ、少し沖合に泊まっている連絡船「しんじま丸」に手を振ります。波で防波堤に衝突しないように沖に泊めているようです。


船長は去年と同じ蟹江敬三さんみたいなおじいさんでした。「あまちゃん」でも存在感のあった蟹江さんは昨年亡くなられてしまい残念な限りです。乗船名簿代わりのノートに名前を記入しておきました。今日は1人ぼっちのようです。ノートによると25日に女性が1人利用しており3日ぶりの乗船客みたいです。

今日は少し波がありローリングしながら進んでゆきます。

10分弱で新島に到着。港に舳先付けで下船です。下船したらすぐに浦之前へと引き上げてゆきました。前回同様港にある公民館付近でQRVしましょう。

伸縮ポールを立て、7MHzのダイポールを展開します。フルサイズダイポールなのでRD-S106より飛びますから昨年QSOできなかった局ともQSOできるかも知れません。

今日は運用時間が長いため補助バッテリも持ち込んでいます。補助バッテリがあると長時間安定して出力を確保できるので重宝しています。


怖いのは桜島の爆発です。桜島は休むことなく噴火を続けていますが、100年前にあった大正の大噴火以降大きな噴火はなく地下にエネルギーが溜まっているとも言われています。1月には何年かに一度クラスの大きな噴煙が上がったそうです。このため公民館の軒先に設営し雨除け兼灰除けができる環境でQRVします。この島には私1人だけしかいませんから誰に迷惑をかけることもありません。

準備ができましたので10時30分にスタートです。早速コールをいただけます。既に10時を回っていますので7MHzは近距離中心です。それでも昨年より3エリアの局から多く呼ばれますし、昨年はカスカスだった2エリアの局からも呼ばれます。フルサイズダイポールはゲインがあるのでSが強くなります。7MHzが飛ばないとお悩みの方、アンテナを見直してみませんか?

地元鹿児島の局からもコールをいただきますが「珍しいところですね」とのことです。

目の前に見える桜島は強弱を繰り返しながら噴煙を上げ続けています。今日は鹿児島市内方向に風が吹いており新島には灰が降ってこないのでありがたいです。こんだけの迫力ある桜島は鹿児島市内では見ることができませんよね。


スタート1時間で50局となったところで呼ばれなくなりましたので18MHzにQSYしてみます。南九州からですと7・8エリアはチャンスが多いはずです。が・・・ほとんど呼ばれません。7・8エリアから少し呼ばれてコールが途切れました。

お昼は鹿児島市内で買ってきた黒豚弁当です。食べていたら猫が2匹やってきました。島に取り残された猫らしく、見るからにお腹をすかせている様子で朝食で食べ切れなかったパンをちぎって投げてやると争うように食べていました。


食後7MHzに戻ったもののペースは鈍く、1時間で23局です。呼ばれないことも多かったです。バンド内が一杯でQRMもありうまく届いていないのかも知れません。

これでタイムアップかな、と思ったらJF1CKLさんが「18MHzが開いている」と教えてくれました。急いでアンテナを張り替えてQSYすると1エリアが開いています。オープンはかなり強力でその後少し呼ばれましたが帰りの船があるため予定通り15時前に終了です。


連絡船はダイヤ上新島15時20分発ですが実際には到着後乗下船が終わればすぐ出航しますから早めに切り上げないといけません。

機材を片付けている途中で船が浦之前を出航したのが見えました。大急ぎで片付け完了。帰りの行政連絡船が到着しました。新島を離れます。

これからも飛行機から新島を見ることはあるでしょうが、もう訪れることはないでしょう。老船長に往復分の200円を払って下船です。


バスを待っているとこんな車が来ました。「ママサン号」とあります。集落を回る移動販売車のようですね。かつて九州にあったスーパー壽屋のテーマ曲を流していました。この車、ガムテープでボディの補修がされています。よくこれで動くなぁと思えるぼろぼろのバスでした。ちなみにママサン号の利用客はゼロでした。

ママサン号が去ってゆくと入れ替わりで帰りのバスが来ました。70番のバスに乗ると雨が降り出しました。このバスも東白浜で乗り換えですが、60番のバスの入り口前にバスを止めてくれ雨で濡れないようにしてくれました。有り難い対応でした。

桜島港から桜島フェリーに乗船。帰りはやぶ金うどんを食べながら鹿児島市内に戻ります。



昨年は戻ってきた足で熊本まで行きましたが、今年は鹿児島空港から帰る予定ですから今夜も鹿児島宿泊です。

宿に荷物を下ろして出かけましょう。1日乗車券を持っているので市電でドルフィンポートに行きます。金生町で降りて海に向かって歩けば到着します。その道路の正体がこれ。

あの国道58号線なのです。「かりゆし58」など沖縄ではなじみ深い国道ですが鹿児島市内では僅か数百mしかない短い国道です。種子島の国道58号よりは賑やかですHi

ドルフィンポートの焼酎屋さんで「礎」のマスターにアドバイスしてもらった焼酎を調達しておきます。ここは百貨店の山形屋がやっており、対応がよく比較的珍しい品もあって使えるお店です。鹿児島の焼酎は種類が多く手当たり次第に試飲してもなかなか自分に合った銘柄にたどり着けません。好みを話すとセレクトしてくれる「礎」のマスターは有り難いです。

発送を頼んだら山形屋の本店に行ってみましょう。

このクラシック感満載の建物です。名物の「金生饅頭」を地下の食料品売り場で買ってみました。本店は1号館と2号館が複雑につながっており、お互いの建物でフロアの高さが違います。しかも天井が低くフロアを見渡せないので迷路のような感じです。お目当ての金生饅頭は買えたものの店を出たら天文館のアーケードに出てしまいました。

ちなみに大丸の「大丸饅頭」みたいな饅頭で焼き印が○に岩でした。


今夜は「八屋」さんが1席空けてくれていましたので滑り込みセーフ。ここは食べログのレビューはないし個人ブログ等でもほとんど紹介されていません。それでも盛況ですからリピーターがついているのでしょう。兄さんは昨日入店できなかったことをしきりに謝っていましたが、お客さんが多いことはお店にとって良いことなので問題なしです。ただ人気が出すぎて一人では手一杯のようです。1人雇うとオペレーションが楽になるでしょうけど人件費がかかるので難しい判断でしょうね。

今夜も「礎」で飲んでみます。新島の別名である「燃島」という焼酎があるのでまずはこれにします。マスターも行かれたことはないそうで「県外の人であの島に行った人は聞いたことがないなぁ」と笑いながら燃島を出してくれました。黒麹のパンチの効いた焼酎でした。

今回は奄美の黒糖焼酎も挑戦してみました。原田酒造の「昇龍」で5年熟成だそうです。コクがあっておいしかったです。今夜はお客が多いのでこの辺でお店を出ましょう。


本日は7MHzで86局、18MHzで19局の計105局でした。皆さまありがとうございました。
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鹿児島新島移動運用報告②

2015-03-03 | 移動運用結果報告
2/27(金) 伊丹→鹿児島空港→鹿児島市内
新島に渡るには浦之前港朝10時5分発の行政連絡船に乗るしか方法がありません。日曜は運休日ですから土曜日のみとなりますし、出航時刻上前日から鹿児島市内に泊まっておく必要があります。

今回も金曜午後の飛行機で鹿児島入りすることにしました。伊丹14時発のJAL2409便で鹿児島に向かいます。昨年E70に変わりましたので快適です。急いで空港に着いたら・・・これ。


14時の出発が30分遅れだそうです。サクララウンジで待つことにします。サクララウンジでは出発の遅れる便を待つ際に係員に予めその旨を伝えておくと搭乗開始時刻などを案内してくれます。予定よりもさらに遅れ結局14時30分に搭乗開始となりました。


窓際は空席だったはずなのに個性的なねーちゃんが座っていましたからCAさんに断って空いてる席にQSYしました。2409便は高知から宮崎市上空に達し、そこから南南西に進路をとって鹿児島空港に向かいます。

海に突き出した滑走路が特徴的な宮崎空港です。

この先高度を下げて鹿児島空港にアプローチします。到着直前には錦江湾や桜島、そして新島がよく見えます。

桜島の手前にある小さな島が新島です。ベルト着用サイン点灯中もデジカメの使用が解禁されましたから桜島を撮影しているお客さんが多いのですが、手前にある新島のことを知っているお客さんってどれだけいるでしょうね。


ほぼ30分遅れの15時45分に鹿児島空港到着。とはいえ飛行機なので速いですね。うちの祖父は生前沖縄を除く46都道府県を訪れていますが、新幹線開業前の時代に鹿児島に行くのに乗ったと思われる急行「霧島号」のダイヤを紐解くと岡山21:45発で西鹿児島12:04着。何と14時間以上かかっています。おじいちゃん飛行機で楽して申し訳ない。

荷物を受け取り早速鹿児島市内に向かいましょう。いい具合に16時発の高速経由のノンストップ便が待っていました。鹿児島の市電は終電が早いため飲んでも帰れるよう天文館付近に宿を取っています。なのでバスも天文館までとしました。

今日はQRVする予定がないため宿に荷物を下ろしたら市内見物です。

市電に乗って鹿児島中央駅に行きました。鹿児島中央-金生町間はいつも混雑しています。同じ区間のバスが190円に対し市電は170円なので安いからだそうです。

中央駅アミュプラザの地下にスーパーがあるので鹿児島の醤油(砂糖入りで一般的な醤油よりかなり甘い)や豚味噌、明日のパンなどを買いました。鹿児島の醤油で薩摩揚げを食べるとひときわ美味しいです。


日が暮れましたので今夜も居酒屋の「八屋」→焼酎バー「礎」のリレーにするつもりでしたが何と八屋さんが一杯。ここは兄さんが1人でやっている小さな店ですので致し方無しです。明日は1席確保できそうだというので明日にして近くで黒豚のとんかつにしました。

お腹を満たしたので礎を訪問。今日はお客が少なめでマスターや店員さんとのんびり話しながら飲んでいました。小牧酒造の「小牧」、錦灘酒造の「はかり焼酎」を出してもらいました。「はかり焼酎」は量り売り時代の焼酎の風味を再現したというコンセプトで瓶にラベルがなく、製造者や原材料など法定表示項目が書かれた裏ラベルがあるだけです。錦灘酒造は「河内菌白麹」という代表的な白麹の販売元である河内源一郎商店の関連会社で、ここが無くなると鹿児島では焼酎が作れなくなるらしいです。


飲み過ぎて明日つぶれては元も子もないので程々で引き上げましょう。
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鹿児島新島移動運用報告①

2015-03-02 | 移動運用結果報告
計画編
昨年に訪れた鹿児島の新島は途中で桜島が爆発するなど大変印象深い移動でした。ただ7MHzでのQSOsが今ひとつ伸びておらず心残りになっていたのも事実です。

昨年6月に種子島に行くため鹿児島空港に向かった際に飛行機の窓から見える新島を眺めて「もう一度新島に行ってみたいなぁ」と再チャレンジを考えるようになりました。

調べてみたところ浦之前港からの行政連絡船はまだ出ているようです。ということで昨年十分ではなかった7MHzを中心に再度移動してみることにしました。


バンドは7/18MHzとしました。7MHzは昨年のRD-S106からフルサイズダイポールにグレードアップしています。ただフルサイズダイポールを使用しても7MHzは昼間に飛ばない時間帯がありますからハイバンドも合わせて持ってゆきます。21MHzですとオープンする確率が低いため昨年同様18MHzにしました。


前回もご紹介の通り新島は波の浸食を受けているため住民の移住策を進めておりそう遠くない先に無人島になるため恐らくこれが当方最後の新島移動になると思います。
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鹿児島から帰ってきました

2015-03-01 | シャック便り
先ほど鹿児島から帰ってきました。


何とかもう一度、と思っていた新島に行くことができました。桜島が大迫力で噴煙を上げる様子を見ながらQRVできるのは貴重な体験でした。ただ本日は風が強いためアンテナを上げることができず断念しました。

レポートは明日以降順次アップします。


画像は鹿児島空港のボーディングブリッジです。他の空港ではあまり見ないメッセージですね。
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