2/28(土) 鹿児島市内→新島→鹿児島市内
本日のお天気は夕方から雨。何とか持ちそうな感じで予定通り新島に行けそうです。
行政連絡船の時刻は昨年と同じですから、午前10時5分発の船で新島に渡り、15時20分の船で帰ることになります。1日2往復のためこのパターンでしか島に渡ることはできません。
鹿児島市内から桜島フェリーで桜島港に渡り、そこからバスで渡船場のある浦之前まで向かいます。浦之前からは行政連絡船で新島に渡ることができます。9時の桜島フェリーに乗れば新島行きの連絡船に間に合います。
朝の「マッサン」を見てから新島に向けて出発しましょう。エマ役の優希美青ちゃんが体調不良で仕事を休んでいるニュースがありました。「あまちゃん」の小野寺ちゃんの時とはまるで違うげっそりやせた感じだったので気にはなっていましたが、事務所が仕事を入れすぎたことが原因だそうです。まだ10代半ばなんだから無理させないよう配慮して欲しいですね。
市電で水族館口まで行き、徒歩で桜島桟橋を目指します。もちろん市電は1日乗車券で乗っています。
フェリー乗り場に到着。船は「プリンセスマリン」の第十八桜島丸です。
桜島フェリーは大型の新船を入れるそうで、これに伴い昼間の便数を減らすことが決まっています。その方が合理化になるのでしょうが利便性は落ちてしまいますね。
入れ替えで引退するのがこの第五桜島丸。既に売船の公示がされています。長い間お疲れ様でした。
15分で桜島港に到着です。往復とも桜島港の改札口で船賃を支払うシステムです。桜島フェリーは市営交通の1日乗車券では無料にはならないものの30円割引となります。
新島行きの発着する浦之前港に直接行くバスはなく、60番の東白浜行きに乗り終点で70番に乗り換えとなります。どちらも1日乗車券が使えますから追加費用がかかりません。
桜島港から60番に乗車。バスは北回りで海岸線を進みます。ほとんどのお客さんは白浜の温泉センターで降りてゆきました。20分くらいで東白浜に到着。ここで70番のバスに乗り換えです。
70番のバスは乗客が私一人です。発車前に運転手に新島行きの連絡船に乗りたい旨言っておきました。乗客が見込めないのかバス停が近づいてもスピードを落とすことなく通過してゆきます。
バスは西浦之前で停車。ここで降りて港に急ぎ、少し沖合に泊まっている連絡船「しんじま丸」に手を振ります。波で防波堤に衝突しないように沖に泊めているようです。
船長は去年と同じ蟹江敬三さんみたいなおじいさんでした。「あまちゃん」でも存在感のあった蟹江さんは昨年亡くなられてしまい残念な限りです。乗船名簿代わりのノートに名前を記入しておきました。今日は1人ぼっちのようです。ノートによると25日に女性が1人利用しており3日ぶりの乗船客みたいです。
今日は少し波がありローリングしながら進んでゆきます。
10分弱で新島に到着。港に舳先付けで下船です。下船したらすぐに浦之前へと引き上げてゆきました。前回同様港にある公民館付近でQRVしましょう。
伸縮ポールを立て、7MHzのダイポールを展開します。フルサイズダイポールなのでRD-S106より飛びますから昨年QSOできなかった局ともQSOできるかも知れません。
今日は運用時間が長いため補助バッテリも持ち込んでいます。補助バッテリがあると長時間安定して出力を確保できるので重宝しています。
怖いのは桜島の爆発です。桜島は休むことなく噴火を続けていますが、100年前にあった大正の大噴火以降大きな噴火はなく地下にエネルギーが溜まっているとも言われています。1月には何年かに一度クラスの大きな噴煙が上がったそうです。このため公民館の軒先に設営し雨除け兼灰除けができる環境でQRVします。この島には私1人だけしかいませんから誰に迷惑をかけることもありません。
準備ができましたので10時30分にスタートです。早速コールをいただけます。既に10時を回っていますので7MHzは近距離中心です。それでも昨年より3エリアの局から多く呼ばれますし、昨年はカスカスだった2エリアの局からも呼ばれます。フルサイズダイポールはゲインがあるのでSが強くなります。7MHzが飛ばないとお悩みの方、アンテナを見直してみませんか?
地元鹿児島の局からもコールをいただきますが「珍しいところですね」とのことです。
目の前に見える桜島は強弱を繰り返しながら噴煙を上げ続けています。今日は鹿児島市内方向に風が吹いており新島には灰が降ってこないのでありがたいです。こんだけの迫力ある桜島は鹿児島市内では見ることができませんよね。
スタート1時間で50局となったところで呼ばれなくなりましたので18MHzにQSYしてみます。南九州からですと7・8エリアはチャンスが多いはずです。が・・・ほとんど呼ばれません。7・8エリアから少し呼ばれてコールが途切れました。
お昼は鹿児島市内で買ってきた黒豚弁当です。食べていたら猫が2匹やってきました。島に取り残された猫らしく、見るからにお腹をすかせている様子で朝食で食べ切れなかったパンをちぎって投げてやると争うように食べていました。
食後7MHzに戻ったもののペースは鈍く、1時間で23局です。呼ばれないことも多かったです。バンド内が一杯でQRMもありうまく届いていないのかも知れません。
これでタイムアップかな、と思ったらJF1CKLさんが「18MHzが開いている」と教えてくれました。急いでアンテナを張り替えてQSYすると1エリアが開いています。オープンはかなり強力でその後少し呼ばれましたが帰りの船があるため予定通り15時前に終了です。
連絡船はダイヤ上新島15時20分発ですが実際には到着後乗下船が終わればすぐ出航しますから早めに切り上げないといけません。
機材を片付けている途中で船が浦之前を出航したのが見えました。大急ぎで片付け完了。帰りの行政連絡船が到着しました。新島を離れます。
これからも飛行機から新島を見ることはあるでしょうが、もう訪れることはないでしょう。老船長に往復分の200円を払って下船です。
バスを待っているとこんな車が来ました。「ママサン号」とあります。集落を回る移動販売車のようですね。かつて九州にあったスーパー壽屋のテーマ曲を流していました。この車、ガムテープでボディの補修がされています。よくこれで動くなぁと思えるぼろぼろのバスでした。ちなみにママサン号の利用客はゼロでした。
ママサン号が去ってゆくと入れ替わりで帰りのバスが来ました。70番のバスに乗ると雨が降り出しました。このバスも東白浜で乗り換えですが、60番のバスの入り口前にバスを止めてくれ雨で濡れないようにしてくれました。有り難い対応でした。
桜島港から桜島フェリーに乗船。帰りはやぶ金うどんを食べながら鹿児島市内に戻ります。
昨年は戻ってきた足で熊本まで行きましたが、今年は鹿児島空港から帰る予定ですから今夜も鹿児島宿泊です。
宿に荷物を下ろして出かけましょう。1日乗車券を持っているので市電でドルフィンポートに行きます。金生町で降りて海に向かって歩けば到着します。その道路の正体がこれ。
あの国道58号線なのです。「かりゆし58」など沖縄ではなじみ深い国道ですが鹿児島市内では僅か数百mしかない短い国道です。種子島の国道58号よりは賑やかですHi
ドルフィンポートの焼酎屋さんで「礎」のマスターにアドバイスしてもらった焼酎を調達しておきます。ここは百貨店の山形屋がやっており、対応がよく比較的珍しい品もあって使えるお店です。鹿児島の焼酎は種類が多く手当たり次第に試飲してもなかなか自分に合った銘柄にたどり着けません。好みを話すとセレクトしてくれる「礎」のマスターは有り難いです。
発送を頼んだら山形屋の本店に行ってみましょう。
このクラシック感満載の建物です。名物の「金生饅頭」を地下の食料品売り場で買ってみました。本店は1号館と2号館が複雑につながっており、お互いの建物でフロアの高さが違います。しかも天井が低くフロアを見渡せないので迷路のような感じです。お目当ての金生饅頭は買えたものの店を出たら天文館のアーケードに出てしまいました。
ちなみに大丸の「大丸饅頭」みたいな饅頭で焼き印が○に岩でした。
今夜は「八屋」さんが1席空けてくれていましたので滑り込みセーフ。ここは食べログのレビューはないし個人ブログ等でもほとんど紹介されていません。それでも盛況ですからリピーターがついているのでしょう。兄さんは昨日入店できなかったことをしきりに謝っていましたが、お客さんが多いことはお店にとって良いことなので問題なしです。ただ人気が出すぎて一人では手一杯のようです。1人雇うとオペレーションが楽になるでしょうけど人件費がかかるので難しい判断でしょうね。
今夜も「礎」で飲んでみます。新島の別名である「燃島」という焼酎があるのでまずはこれにします。マスターも行かれたことはないそうで「県外の人であの島に行った人は聞いたことがないなぁ」と笑いながら燃島を出してくれました。黒麹のパンチの効いた焼酎でした。
今回は奄美の黒糖焼酎も挑戦してみました。原田酒造の「昇龍」で5年熟成だそうです。コクがあっておいしかったです。今夜はお客が多いのでこの辺でお店を出ましょう。
本日は7MHzで86局、18MHzで19局の計105局でした。皆さまありがとうございました。
本日のお天気は夕方から雨。何とか持ちそうな感じで予定通り新島に行けそうです。
行政連絡船の時刻は昨年と同じですから、午前10時5分発の船で新島に渡り、15時20分の船で帰ることになります。1日2往復のためこのパターンでしか島に渡ることはできません。
鹿児島市内から桜島フェリーで桜島港に渡り、そこからバスで渡船場のある浦之前まで向かいます。浦之前からは行政連絡船で新島に渡ることができます。9時の桜島フェリーに乗れば新島行きの連絡船に間に合います。
朝の「マッサン」を見てから新島に向けて出発しましょう。エマ役の優希美青ちゃんが体調不良で仕事を休んでいるニュースがありました。「あまちゃん」の小野寺ちゃんの時とはまるで違うげっそりやせた感じだったので気にはなっていましたが、事務所が仕事を入れすぎたことが原因だそうです。まだ10代半ばなんだから無理させないよう配慮して欲しいですね。
市電で水族館口まで行き、徒歩で桜島桟橋を目指します。もちろん市電は1日乗車券で乗っています。
フェリー乗り場に到着。船は「プリンセスマリン」の第十八桜島丸です。
桜島フェリーは大型の新船を入れるそうで、これに伴い昼間の便数を減らすことが決まっています。その方が合理化になるのでしょうが利便性は落ちてしまいますね。
入れ替えで引退するのがこの第五桜島丸。既に売船の公示がされています。長い間お疲れ様でした。
15分で桜島港に到着です。往復とも桜島港の改札口で船賃を支払うシステムです。桜島フェリーは市営交通の1日乗車券では無料にはならないものの30円割引となります。
新島行きの発着する浦之前港に直接行くバスはなく、60番の東白浜行きに乗り終点で70番に乗り換えとなります。どちらも1日乗車券が使えますから追加費用がかかりません。
桜島港から60番に乗車。バスは北回りで海岸線を進みます。ほとんどのお客さんは白浜の温泉センターで降りてゆきました。20分くらいで東白浜に到着。ここで70番のバスに乗り換えです。
70番のバスは乗客が私一人です。発車前に運転手に新島行きの連絡船に乗りたい旨言っておきました。乗客が見込めないのかバス停が近づいてもスピードを落とすことなく通過してゆきます。
バスは西浦之前で停車。ここで降りて港に急ぎ、少し沖合に泊まっている連絡船「しんじま丸」に手を振ります。波で防波堤に衝突しないように沖に泊めているようです。
船長は去年と同じ蟹江敬三さんみたいなおじいさんでした。「あまちゃん」でも存在感のあった蟹江さんは昨年亡くなられてしまい残念な限りです。乗船名簿代わりのノートに名前を記入しておきました。今日は1人ぼっちのようです。ノートによると25日に女性が1人利用しており3日ぶりの乗船客みたいです。
今日は少し波がありローリングしながら進んでゆきます。
10分弱で新島に到着。港に舳先付けで下船です。下船したらすぐに浦之前へと引き上げてゆきました。前回同様港にある公民館付近でQRVしましょう。
伸縮ポールを立て、7MHzのダイポールを展開します。フルサイズダイポールなのでRD-S106より飛びますから昨年QSOできなかった局ともQSOできるかも知れません。
今日は運用時間が長いため補助バッテリも持ち込んでいます。補助バッテリがあると長時間安定して出力を確保できるので重宝しています。
怖いのは桜島の爆発です。桜島は休むことなく噴火を続けていますが、100年前にあった大正の大噴火以降大きな噴火はなく地下にエネルギーが溜まっているとも言われています。1月には何年かに一度クラスの大きな噴煙が上がったそうです。このため公民館の軒先に設営し雨除け兼灰除けができる環境でQRVします。この島には私1人だけしかいませんから誰に迷惑をかけることもありません。
準備ができましたので10時30分にスタートです。早速コールをいただけます。既に10時を回っていますので7MHzは近距離中心です。それでも昨年より3エリアの局から多く呼ばれますし、昨年はカスカスだった2エリアの局からも呼ばれます。フルサイズダイポールはゲインがあるのでSが強くなります。7MHzが飛ばないとお悩みの方、アンテナを見直してみませんか?
地元鹿児島の局からもコールをいただきますが「珍しいところですね」とのことです。
目の前に見える桜島は強弱を繰り返しながら噴煙を上げ続けています。今日は鹿児島市内方向に風が吹いており新島には灰が降ってこないのでありがたいです。こんだけの迫力ある桜島は鹿児島市内では見ることができませんよね。
スタート1時間で50局となったところで呼ばれなくなりましたので18MHzにQSYしてみます。南九州からですと7・8エリアはチャンスが多いはずです。が・・・ほとんど呼ばれません。7・8エリアから少し呼ばれてコールが途切れました。
お昼は鹿児島市内で買ってきた黒豚弁当です。食べていたら猫が2匹やってきました。島に取り残された猫らしく、見るからにお腹をすかせている様子で朝食で食べ切れなかったパンをちぎって投げてやると争うように食べていました。
食後7MHzに戻ったもののペースは鈍く、1時間で23局です。呼ばれないことも多かったです。バンド内が一杯でQRMもありうまく届いていないのかも知れません。
これでタイムアップかな、と思ったらJF1CKLさんが「18MHzが開いている」と教えてくれました。急いでアンテナを張り替えてQSYすると1エリアが開いています。オープンはかなり強力でその後少し呼ばれましたが帰りの船があるため予定通り15時前に終了です。
連絡船はダイヤ上新島15時20分発ですが実際には到着後乗下船が終わればすぐ出航しますから早めに切り上げないといけません。
機材を片付けている途中で船が浦之前を出航したのが見えました。大急ぎで片付け完了。帰りの行政連絡船が到着しました。新島を離れます。
これからも飛行機から新島を見ることはあるでしょうが、もう訪れることはないでしょう。老船長に往復分の200円を払って下船です。
バスを待っているとこんな車が来ました。「ママサン号」とあります。集落を回る移動販売車のようですね。かつて九州にあったスーパー壽屋のテーマ曲を流していました。この車、ガムテープでボディの補修がされています。よくこれで動くなぁと思えるぼろぼろのバスでした。ちなみにママサン号の利用客はゼロでした。
ママサン号が去ってゆくと入れ替わりで帰りのバスが来ました。70番のバスに乗ると雨が降り出しました。このバスも東白浜で乗り換えですが、60番のバスの入り口前にバスを止めてくれ雨で濡れないようにしてくれました。有り難い対応でした。
桜島港から桜島フェリーに乗船。帰りはやぶ金うどんを食べながら鹿児島市内に戻ります。
昨年は戻ってきた足で熊本まで行きましたが、今年は鹿児島空港から帰る予定ですから今夜も鹿児島宿泊です。
宿に荷物を下ろして出かけましょう。1日乗車券を持っているので市電でドルフィンポートに行きます。金生町で降りて海に向かって歩けば到着します。その道路の正体がこれ。
あの国道58号線なのです。「かりゆし58」など沖縄ではなじみ深い国道ですが鹿児島市内では僅か数百mしかない短い国道です。種子島の国道58号よりは賑やかですHi
ドルフィンポートの焼酎屋さんで「礎」のマスターにアドバイスしてもらった焼酎を調達しておきます。ここは百貨店の山形屋がやっており、対応がよく比較的珍しい品もあって使えるお店です。鹿児島の焼酎は種類が多く手当たり次第に試飲してもなかなか自分に合った銘柄にたどり着けません。好みを話すとセレクトしてくれる「礎」のマスターは有り難いです。
発送を頼んだら山形屋の本店に行ってみましょう。
このクラシック感満載の建物です。名物の「金生饅頭」を地下の食料品売り場で買ってみました。本店は1号館と2号館が複雑につながっており、お互いの建物でフロアの高さが違います。しかも天井が低くフロアを見渡せないので迷路のような感じです。お目当ての金生饅頭は買えたものの店を出たら天文館のアーケードに出てしまいました。
ちなみに大丸の「大丸饅頭」みたいな饅頭で焼き印が○に岩でした。
今夜は「八屋」さんが1席空けてくれていましたので滑り込みセーフ。ここは食べログのレビューはないし個人ブログ等でもほとんど紹介されていません。それでも盛況ですからリピーターがついているのでしょう。兄さんは昨日入店できなかったことをしきりに謝っていましたが、お客さんが多いことはお店にとって良いことなので問題なしです。ただ人気が出すぎて一人では手一杯のようです。1人雇うとオペレーションが楽になるでしょうけど人件費がかかるので難しい判断でしょうね。
今夜も「礎」で飲んでみます。新島の別名である「燃島」という焼酎があるのでまずはこれにします。マスターも行かれたことはないそうで「県外の人であの島に行った人は聞いたことがないなぁ」と笑いながら燃島を出してくれました。黒麹のパンチの効いた焼酎でした。
今回は奄美の黒糖焼酎も挑戦してみました。原田酒造の「昇龍」で5年熟成だそうです。コクがあっておいしかったです。今夜はお客が多いのでこの辺でお店を出ましょう。
本日は7MHzで86局、18MHzで19局の計105局でした。皆さまありがとうございました。