12月11日のJPL What'sNewによりますと、Curiosityは、"Point Lake,"を出発して4日間で約79m移動し、 "Yellowknife Bay," のとば口まで来ています。
上記は、Sol120にNavCamにて撮影されたパノラマ写真です。
北北西(左)から南南西(右)を収めています。
Figure 1 Figure 2
上図は、"Yellowknife Bay," の手前の"Shaler." と名付けられた露頭です。
科学チームは、"Shaler." を調べる予定です。
*Figure 1は、地球で見た場合の画像。Figure 2は、火星で実際にカメラで見える画像。
上図は、現在のCuriosityの位置を示しています。
Curiosityは、月曜日(12月10日:Sol120)のドライブ時にソフトウエアが車体の傾斜を検知した為、予定の走行距離の70%で停止しました。
その車体の傾斜は、すぐに危険というわけではないのですが安全を確認する為です。
Curiosityは、着陸以来移動してきた地形と違う地域に入ってきており、少し遅くなっても慎重に進路について検討しているとのことです。
Yellowknife Bayまであと50cmほど下る地点まで接近しています。
Curiosityは、Yellowknife Bayでいよいよドリルを使用して岩を砕く積もりですね。