火星への道

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新しい分析法!

2010-01-09 21:53:12 | MSL
1月5日のMarsTodayによるとNASA のGoddard Space Flight Centerの科学者のJennifer Eigenbrodeさんが大きい炭素化合物を分析する新しい提案をしてNASAのMars Science Laboratory搭載のthe Sample Analysis at Mars (SAM) に採用されたとのことです。

Jennifer Eigenbrodeさんです。


SAMには、潜在的に生命の成分かマーカーであるかもしれない炭素含有化合物がないかどうかチェックする重要な役割があります。
SAMは、別の惑星に着陸する今までで最も複雑な機器であるとのことです。
SAMは、ガス・クロマトグラフ、質量分析計、およびレーザー分光計を備えています。
探査車のロボットアームが土のサンプルや岩石のサンプルを採取して、それを分析する為の74個の受け皿があります。
その74のカップのうちの10は、遊離アミノ酸(タンパク質の素材)を分析する"wet chemistry"のために予約されていましたが、Eigenbrodeさんの分析法を評価して10個のうちの2個を提供することになりました。
その方法は、メタノールにtetramethylammonium hydroxide(TMAH)を溶解したものでサンプルを調整することで有機化合物をなるべく本来の姿で分析するとのことです。

tetramethylammonium hydroxide(TMAH)の構造式は、下記の通りです。


詳細は、下記にて
http://www.nasa.gov/centers/goddard/news/topstory/2010/sam-breakthrough.html

MSLは、2012年に火星着陸予定です。着々と準備が進んでいるようで楽しみなことです。

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