松村武宏さんが6月24日付けのSoraeでドイツ火星協会のプロジェクト「ARCHIMEDES」について記事を書いてます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cfe65b5fb62a33c238a5d6362e63546a0cae7d2
最初は、いよいよ「ARCHIMEDES」が現実化するのかと思いましたが、でも何らかの進展があったのでしょうね!
今後、要注目です!
ドイツ火星協会のもともとのアイデアでは、直径16mと10mのバルーンがありましたが、Soraeの記事では、10mのバルーンに絞られたようです。
このバルーンに観測機器を乗せて上層から地上までの大気の観測をじっくり時間をかけて行うということですね。
それにしても、いろいろなアイデアがあるものですね~
周回機は、火星の周回軌道に入るために火星の大気を減速に利用することがあります。
また、着陸機は、火星大気に突入して高温に耐えながら減速して、数分で地表に降り立ちます。でも、どちらも大気を上層から地表まで詳しく観測することは出来ないのです。
そこが、「ARCHIMEDES」のアイデアですね。
10mのバルーンだと大気突入から地上まで30分から1時間かけて降りてきて、火星大気を観測できるとのことです。
16mのバルーンだと数時間かけて地上まで降りてくるようです。
ドイツ火星協会の「ARCHIMEDES」に関するサイトは、こちらです。
https://www.marssociety.de/en/the-archimedes-mars-mission.html
ドイツ火星協会の「ARCHIMEDES」プロジェクトは、2001年から始まっているんですね。
私自身も以前聞いたことがあったのですが、すっかり忘れていました。