冥王星から驚きの知らせが・・・
2015年7月14日に探査機New Horizonsが冥王星に最接近して取得した膨大なデーターの中に科学者たちを悩ませるものがあったそうです。
いろいろ調査した結果、それが地球でも見ることができるペニテンテスと同じものであるという結論に至りました。
ただ、地球上で見られるものは高さ数cm~5m程度で水の氷でできています。
一方、冥王星のペニテンテスは、メタンと窒素の氷でできていて、高さが約500mもありました。
ペニテンテスのでき方は、地球も冥王星も同じで、個体が液体にならずに昇華して気体になることで形成されるとのこと。
*鍾乳石の生成とは、逆な感じですね。
生成条件は、大気があることです。
冥王星は、表面温度が-220℃で、薄い大気があります。
Credits: NASA/JHUAPL/SwRI
発見された場所は、 冥王星のタルタロス・ドルサ領域(東経200~250度、北緯0~20度)です。
間隔が3000~5000 mで深さが約500 mのペニテンテスに似た形態の規則定な尾根が観測されました。
NASAの発表は、こちら https://www.nasa.gov/feature/scientists-offer-sharper-insight-into-pluto-s-bladed-terrain
Natureの概要は、こちら http://www.nature.com/nature/journal/v541/n7636/full/nature20779.html
日本語のニュース、TOCANAは、こちら http://tocana.jp/2017/01/post_12038_entry.html
地球上のペニテンテスは、こちら https://matome.naver.jp/odai/2141830808539965001
出典:「Wikipedia」アルゼンチンのペニテンテス
*とにかく驚きの光景です。